
海上自衛隊に試験艦「あすか」という艦があります。
将来的に護衛艦等に載せられる新装備をテストする専用艦で、世界的にもわざわざその為だけに特別仕様の艦を設えるというのはあまり無いそうです。
まぁ、テストや装備改修のごとに護衛艦を警戒配置から外れさせる余裕が無いゆえにとも言えますが……
そのあすかですが、昨日こんな書き込みが海自公式SNSに上がりました。

磁力を使い超超高速で弾丸を撃ち出す期待の新装備レールガンの試験機があすかに積み込まれた報でした。
「#とある」「#レールガン」「#超電磁砲」とアニオタラノベオタ丸出しなタグも大概だけど、驚いたのは「今なら海から見られます」と横須賀軍港めぐり遊覧船に乗ればこの新装備を見れることを海自みずから宣伝し、あげく

「GWはレールガンを見に行こう」って……
いや、万博に展示されている日本の新技術とかじゃ無いのよ?
なんて言うか…………
日本、平和っスね。
レールガンの理論自体は新しいものでも無いし、ちょっとネットで検索をかければいくらでも構造や理論も出て来ます。
砲身の冷却ととんでもなくバカ食いする電力の問題が解決できずなかなか実用化されなかったわけで、それ自体は外から見てもわからないということなのでしょう。
でもそれでも諸外国の軍隊なら一般人の目に触れる入港事にはカバーを被せるだろうなと。
まぁ逆に只のドンガラで、実際には無いものを有るように振る舞っているというのも抑止力のひとつだとも言えますが……
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