幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

使い道の無いブローチ

2021-02-18 08:13:00 | 日記



劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の絵コンテ集を買って読み通しました。

鉛筆で書き進んでいく躍動感が見られて楽しいのですが、それだけに(1ページに4枚収録で)見易いとは言い難くかなり時間がかかります。

そしてこれを読んでもラストシーンの意味はわからなかった。

足元しか見えない暗闇を歩いて行くヴァイオレット嬢の姿は何を表しているのかが分からないのですよ。

でこぼこ道を歩いて行くことで自立を意味しているのかもしれませんが、暗闇である必要は無くなにかこの先を暗示させているのならそれが知りたいんです。

ヴァイオレットさんは少佐と再会でき島に移り、新しい生活で幸せになれたんだろうか?

島の人たちに迎え入れられたのかな?

だって大戦で男たちを失った未亡人だらけの小さな島に若い男がふらりとやってきたんですよ。

片目片手は失ってはいるけれど一本の腕で懸垂できる身体能力(島の子どもが言ってた)があり、方手で葡萄畑の輸送リフトを作ってしまう器用さも持ち合わせていて日常生活にもさほど支障が無さそう。

それどころか不自由な人を庇護する事で亡くなった夫の魂への言い訳にはちょうど良いかもしれない。

性格も良く子どもたちにも優しく人気がある。

そして見た目も良い。

未亡人の方々が久しぶりにメイクをしたり新しい服で着飾ってみたりとしばらく暗かった島が色めき立つなんてことも想像できるじゃないですか。

でもそんなところにヴァイオレット嬢が"正妻です!"とばかりに乗り込んできたわけですよ。

うまくやっていけたのかなー

それが心配だわー

島でも海への祈りとしていた詩が実は彼女が作ったということを知りそこから島民の心が開かれるとかそんな感じかもしれない。

と、相変わらず妄想ばかりしてますが……


で、どうせ送料がかかるからと一緒にグッズも買ったのですが、



「良き自動手記人形の証」

ヴァイオレット嬢が自動手記人形学校での履修を終えた際に先生から授けられた徽章のブローチです。

うーん……これ、どうしょう。

映画に感動してなんか勢いで買ったはいいけどなー

…………………

…………………⁉︎


とりあえず付けてみた。

1/3スケールのM.O.M.O.ちゃんには大きいけど、もともと全身像ではただの丸でしか描かれないほど徽章としてはとても小さな物だし結構合うかも。

ドール繋がりで……?




スッ


「お初にお目にかかります」


「お客様がお望みでしたらどこにでも駆けつけます。

自動手記人形サービス……」


パサッ


「M.O.M.O.です」

"本当にあんたみたいな若い子で大丈夫なのかい?"

「はい。  ファウンデーションに収蔵されている古今東西の膨大な文学データにアクセスして歯の浮くような甘い言葉から心が苛まれる呪いの言葉までありとあらゆる表現手法を取り出す事ができますからお任せください」


………………誰か妄想止めて…………

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