まずお母さんがカレーを仏壇にお供えするシーンで泣いて秘密基地での花火でボロ泣きして、そんなだから当然ラストでどうしようもないほど大泣き。
それは何度も見ても同じなのに……
この実写版では全然泣かなかったなぁ。
ぼくはもうそれなりの年齢で社会にも長らくいるので、なんでも実写化するのは反対!と唱えたりはできません。
商売を考えるとそういう企画もでてくるのは当然だと思えるのですよ。
だから出来がよければちゃんと評価するつもりでもあります。
でも、これは……ないわー
どうせ端折っていかなければならないんだから、説明不足と言われようがワケワカメと書き込まれようが後半だけで映像化したほうがよかったんじゃない?
いっそめんまが映っていなくてじんたんの一人芝居にしてしまっても良かったかもしれない。
ときどきめんまのワンピースの裾がちらりと映るとか、長い髪がさっと画面を横切るだけとか。
まぁこうして”俺ならこうする”ってみんなそれぞれ考えるから今度こそは!って実写化の後が立たないんだろうね。
とりあえず火野正平さんはカッケー。
そして全国でも珍しい西武正丸トンネル信号場をアニメ同様で演出に活かしていることは評価します。
OPEDが「青い栞」「secret base 〜君がくれたもの〜」で、エピローグでも「青い栞」をかけたのはよかった。
でも、その3点だけだったな。
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