かなり忘れてました

プレーオフにうつつをぬかして（？）、大事なことをすっかり忘れていました。
ドラフトです。
いつの間にか、ドラフトのロッタリー抽選会が明日に迫ってたんですね！
これはイカン。。
いつもならプレーオフそっちのけでドラフトとかFA追っかけてんのに（それもどうかと思うが・・・・）

というわけでロッタリーです。
ロッタリー抽選とは、簡単に言えば、ドラフトの順位を決めるための抽選会です。
決め方はガラガラポンで決めます。
ガラガラガラってガラガラをガラガラ回して、ポンって決めるんですね。
簡単ですね！

・・・・・・

ちなみにESPNは、このガラガラポンのシミュレーションマシーンまで作っちゃってます。（ガラガラポン）
スゴイっすねえ～
もう、力の入れ具合からして違います。
日本じゃ何の話題にもならんのに。。

まあ、それは置いといて、今年はどんな感じなんでしょ？
基本的にNBAのドラフトは、弱いチームから順番に良いルーキーを獲得できるように、公平を期して作られたシステムです。
日本のプロ野球のように、一部のチームが有利になるような不公平なシステムとは全然違うんですね。
で、今年弱かった順に並べると・・・・

25.0％　キングス
17.8％　ウィザーズ　
17.7％　クリッパーズ
11.9％　サンダー
7.6％　ウルブス
7.5％　グリズリーズ

という感じで、成績の悪かった方から順番に、より高い確率で1位指名権が取れるようになっています。
ちなみに、このロッタリー抽選には、毎年いろいろなドラマが生まれます。
ほとんど可能性がないだろうと思われていた低い確率のチームが抽選で当たってしまうようなこともあります。
宝くじみたいなもんなんですが、それがそのフランチャイズの運命をも変えてしまうのです。

昨年（ブログ）や、一昨年（ブログ／ブログ）もいろいろなドラマがありました。
今年もどんな悲喜こもごものドラマが生まれるのか、とっても楽しみです。
詳しい話はまた結果が出てからするとして、とりあえず注目選手をチラっと見ておきましょう。
勝手に選んだ僕の注目なんで、必ずしも上位で取られる人から順番に紹介してるわけじゃないですｗ


●ブレイク・グリフィン
6-10（208cm）　PF　オクラホマ大2年

今年最大の目玉選手です。
去年もエントリーすればTOP5と言われていたんですが、大学に残って2年目のシーズンを過ごし、平均22.7点・14.4リバウンド・FG65.4％という文句なしの成績でドラフト1位指名確実と呼ばれています。
サイズも身体能力もNBAレベルで申し分ないんですが、それに加えてフィジカルの強さ、ハードワークを怠らない献身さ、精神的なハートの強さを持ち合わせている点も高く評価されています。
NCAAトーナメントでも、28点・11リバウンド、33点・17リバウンド、30点・14リバウンド、23点・16リバウンドと常にコンスタントにハイレベルな結果を残しました。

（ビデオ）


●リッキー・ルビオ
6-4（193cm）　PG　スペイン

北京オリンピックを見た人にはもうお馴染みでしょう。
17才でスペイン代表に選ばれるだけでもモノスゴイことなんですが、オリンピック決勝の大舞台で先発PGとして出場し、アメリカ代表相手に一歩も引かない堂々たるプレーを披露しました。
NBA選手をも手玉に取るトリッキーなボールさばきやパスセンスは、まさに天才肌。
華のある鮮やかなプレースタイルに、かわいらしいベイビーフェイス。
お客さんを呼べる、ファンに大人気のプレイヤーとして、集客面でも絶大な貢献を果たすでしょう。

（ビデオ）


●ステファン・カリー
6-3（191cm）　SG／PG　デビッドソン大3年

まあ～トンでもないシューターです。
見かけは小さくてヒョロっとしてて、中学生くらいにしか見えないんですが、こんなシューター見たことないっていうぐらいスゴイですね。
ちょっとでも隙間を見つけたら、どの位置からでも、どの距離からでも、即シュートをねじ込んできます。
シュート力だけでなく、スクリーンを使ってマークを外す動きなんかもプロ級で、NBAでもベテランのレベルに入るぐらいの技術があります。
シャーロット時代のホーネッツで活躍した3P職人、デル・カリーの息子ということで天性のものもあるんですが、昔からNBA選手にもまれて技を磨いてきたのも大きいんでしょう。

2年生時ですでに平均25.9点をマーク。
3Pにいたっては369本（！）というものすごい本数を放ち、しかもそれだけ打って43.9％という高確率なんだから驚きです。
36試合で369本ですから、毎試合10本以上打ち続けて、44％で決め続けたということです。
3年生の時は、NBAだとサイズ的にSGは難しいこともあり、PGの訓練を始めました。
しかし、そこでも天性のバスケセンスを発揮してアシストを連発。
前年の2.9本の平均を、一気に5.6本まで伸ばしました。
それでいて得点はさらに伸びて、平均28.6点をマーク・・・・
トンでもないスゴさというのが、伝わるといいんですが。。

（ビデオ）


●ブランドン・ジェニングス
6-2（188cm）　PG　イタリア

素晴らしい身体能力の高さに、ドリブルテクニック、スピード、キラーパスを通すアシスト力などを兼ね備えた、いかにもアメリカ人という感じのPG。
高校のオールスターゲームでも突出した能力の高さを見せていましたが、大学に進学できず、ルール上高校から直接ドラフト入りすることもできなくなってしまったため、1年だけヨーロッパでプレーするという新たな道を選択しました。
でも、ポテンシャルは同世代の選手を寄せ付けないほど頭抜けていた存在だったので、正しくコート上のプレーに生かすことができれば、将来大化けする可能性を十分に秘めた素材でしょう。

（ビデオ）


豊作となった昨年のドラフトに比べると、今年は“不作"と言われています。
でもドラフトはいつだってオモシロイ！
“不作”の中にもキラリと光る有望選手はいっぱいいます。
果たして、どのチームが幸運の当たりくじを引くことができるのか？
どのルーキーがどのチームに指名されるのか？
今からワクワクします。


★オマケ

ルブロンすげえ～

（ビデオ）