別にキリストを冒涜しようってわけじゃないんです。
これは“フッカツサイ”ではなく、“フッカツマツリ”ですね。
「え、あの人も? アレ、この人も?」という復活パーティーが巻き起こっているようなので。
「ええじゃないか、ええじゃないか! フッカツ、フッカツ!」という“復活マツリ”です。ハイ。
前回のブログで、レジー・ミラーが復帰か?というニュースをお届けしましたが、今度はアラン・ヒューストンやペニー・ハーダウェイといった懐かしい名前の復帰話が次々と紙面を賑わせています。
いいじゃないですか。
「ええじゃないか、ええじゃないか! フッカツ、フッカツ!」です。
ヒューストンはヒザの手術後、以前のような体調を取り戻せず、引退に追い込まれました。
ここ2シーズンプレーしていませんが、まだ36才と若く、ヒザの状態さえ良くなればプレーすることは可能でしょう。
本人的にも、ヒザの具合がいいので、復帰に向けたトレーニングをしているようです。
復帰先としては、まずは古巣のニックスを優先的に考えると言ってはいますが、これはリップサービスでしょう。
実際のところは、優勝に近い強豪でのスポットアップシューター的な役割を狙っているはずです。
候補としては、マブズとキャブズが有力視されていますが、他にもレジーを説得できなかった場合のセルティックスや、サンズ、ヒート、スパーズといった名前が挙げられています。
ペニーの方は、もうヒートとFA契約を結んだようですね。
こちらもヒューストンと同じ36才で、まだ体力的には十分プレーできる年齢です。
ペニーの場合は引退を宣言してはおらず、ただどこのチームとも契約していないFAの状態が続いていただけなのですが、2シーズン前の04-05シーズンに4試合プレーしただけで、ほぼ2年のブランクが空いています。
昨シーズン途中にシアトルと契約寸前という話が出たんですが、結局お流れになっていました。
で、ペニーと言えば、やっぱりマジック時代のシャック&ペニーのコンビを思い出してしまいます。
しかし、あまりにも眩しい輝きを放っていたペニーの才能に嫉妬し、シャックがレイカーズに移籍してしまったという話は有名です。
なので、シャックとペニーの不仲問題は大丈夫なのか?という話題がアメリカではもっぱらです。
シャックにとって“2番目に最もないと思われたコンビの復活”だと報道したところもありました。
1番目はかの有名なLAボーイですね。
まあ何にしても、昔のペニーを知るオールドファンには嬉しい限りです。
今のペニーに昔の姿を見ることはできないのでしょうが、それでも元気な姿が見られるのならOKです。
しかもシャックとのコンビ復活なんて聞いたら、やっぱりグッときますね。
マジックが復帰したバルセロナのドリームチームみたいです。
ま、それは言いすぎですけど。。
ペニーの全盛期を知らない方のために、いくつかビデオを引っ張ってみました。
まあ、“Penny Hardawey”で検索していただければ山ほど出てきますので、気に入ったビデオを見つけて下さい。
これはその一部です。
(ビデオ①/ビデオ②/ビデオ③/ビデオ④)
やっぱ見たいですよ、このコンビは
★超ビッグカップル
ヤオ・ミンの結婚は、日本でもニュースとして報道されました。
でもネットに出た見出しはこんな感じでした。
「NBA229cm巨人が190cmと結婚」
あのさあ・・・・名前ぐらい出そうよ。
完全にモノ扱いというか、世界ビックリ人間大賞みたいなノリですよね。
人間として扱ってない気がします。
ま、そんなところにも日本におけるNBAの知名度の低さを実感してガッカリしていたところですが、ヤオのお相手は中国女子代表チームのイェ・リーさんという方だそうです。
ヤオのご両親も中国代表選手同士だったという話で、だからこそヤオのような、巨大なのに動ける貴重なビッグマンが生まれたわけです。
ということはヤオ夫婦の子供も、ヤオをさらに上回る長身のビッグマンが誕生するかも!?なんていう下世話な期待をかけてしまいます。
このぐらい(ニュース)にはなってくれるんじゃないかなあ・・・・なんて。
このほどギネスに世界一の長身と認定された、ウクライナのレオニド・スタドニクさんですが、身長はなんと257cm(!)だそうです。
ヤオよりも30cmぐらいデカい!
でも・・・・ヤオも、長身の父親(201cm)と母親(188cm)から生まれたサラブレッドで、父親より30cmぐらいデカい(229cm)わけで。
だったら、ヤオJr.がヤオを超える巨人になっても不思議ではないわけで。
ヤオJr.がどこまでデカくなるのかとっても楽しみです。(←結局ビックリ人間扱い)
やっぱ、なんか中国っぽいな・・・・
★続・ポラードレポート
前回、NBA随一の奇人ポラードをご紹介しました。
そこでポラード熱が高まったごく一部のファンのために(いるのか?)、続報をお届けします。
同じ時期に契約を結んだエディ・ハウスと一緒に、セルティックスの入団記者会見に臨んだポラード。
セルティックス入りした感想を聞かれて一言。
「ケビン・ガーネットを獲得したトレードは、まあそれなりに大きかったかもしんないけど・・・・今日ここにいる俺たち2人が加わったことで、このチームがめちゃめちゃ戦力アップしたのは間違いない。セルティックスの歴史を変える主人公になれて嬉しいよ」
と、“BIG3だけじゃ頼りないけど、俺たちが来たからには大丈夫”的なジョークをかまして笑いを取ってました。
さすがポラード。
自虐ギャグもお手の物です。
そして、2年間ペイサーズで一緒にプレーした経験を持つレジーが、同じチームに復帰する可能性を聞かれると、
「(レジーを復帰させるためなら)彼を追っかけてって、捕獲して、説得するつもりだよ」と返し、「もしそのお役に立てるなら喜んで協力したい」と語りました。
それからレジーの印象を、「対戦してた時はスゴク嫌いだったけど、味方になった時はスゴク楽しかった」と語り、「ついでに言うと、KGと対戦する時はいっつも彼が嫌いだった」とまたジョークにしていました。
こんなポラードですけど、プレースタイルは人一倍マジメなんですよね。
味方のためのスクリーンセットやリバウンドのためのボックスアウトで献身的に動き回り、攻守交替でコートを全力疾走するビッグマンは、コーチにとっては嬉しい存在でしょう。
この見た目と中身のギャップという点では、NBAの中でもラシードかポラードかみたいな話です。
外見ではふざけてたり、手に負えなかったりするのに、プレースタイルは誰よりも堅実でマジメなんですよねえ~。
人を見た目で判断してはいけないという好例ですね。
お相撲さん?
「ドスコーイ!」
「ゴッチャンです!」
「どうだ、ウチの部屋に来ないか?」
弥生時代風?
「フッ、昼間は仮の姿さ。真の姿は世の中を救うスーパーヒーロー・・・・」
「レ、レジーさん? ちょっと見えないんですけど・・・・」
「バシッ! なにがスーパーヒーローだっ」
ペニーはどのポジションでプレイするんでしょう?
SFが手薄ですけど、いきなり先発はさすがに…
個人的にはPGして欲しいけど、SFはピッペンとか連れてきて。
とにかく健康第一です。
昨季エディ・ジョーンズがやってた役割です。
PGはJ-ウィル、スマッシュ、クリス・クインと3人キープしてますから。
でもまだFAのジェームズ・ポージーをどうするかとか、先発SF問題が解決していないので、今後の補強によって状況も変わってくるでしょうね。
ただまあ・・・・話題性はありますけど、ヒートが勝てる補強ではないですね。
目立ちたがり屋なシャックさんも体力が衰えてきたし、器も広くなった?と思うし、
ペニーを受け入れてくれることを願います。
それからどうでもいいことですが僕のお気に入りは
これです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=FcDSbJOa-8I
アメイジングパスがないハイライトです。
MJに真っ向勝負してるとこなんか見ると、本当にシビれます。
ペニーが、全盛期のMJと実力的に対等だと見られていた頃を思い出します。
ペニーのスゴさは、実際オンタイムで見ていたものにとっては衝撃的でしたからね。
マジメにこんな選手二度と出ないんじゃないかって思いますよ。
膝の故障に悩まされ、辛い選手生活を送ってましたが、またプレイを見れるだけでも良いです。
全盛期は、能力、人気ともに凄かったですからねぇ!
『スラムダンク』の、山王の沢北はペニーがモデルだろうし。
マジック・ジョンソンが、ドリームチームの練習相手にいたペニーを、「自分の鏡を見ているようだった」と言ってました。さらに「プラス運動能力は自分より格段に上だ」とも付け加えてました。
運動能力は落ちても、まだパス能力は通用するだろうし、頑張って欲しいですね。
シャックもペニーも、年齢的にもベテランだし、うまくやってくれるでしょう。
もともと、自我が強かっただけで、二人のコンビプレーは最高でしたからね!!
度重なった多くのケガさえなければ、今頃得点20000、
アシスト8000、スティール2000を軽く超えていた
でしょう。ヒル以上にかわいそうです。
確か治療方法がよくなかったような...
勝利に導いていたと思います。
ここ数年苦しんだヒザの痛みも、「今はない」と言っています。
本当に痛みがなくプレーできるのだとしたら、年齢は障害ではないと思います。
シャックとペニーの仲も、シャックがペニーの人気をねたんだからで、ペニーの方にシャックを嫌う感情はありません。
今のペニーの状態を見れば、シャックがペニーをねたむ感情なんてあるわけありません。
なので、2人の間の軋轢は心配ないでしょう。
これまで順調に回復できた成功例は、キッドなど少数派でした。
最近では、ザック・ランドルフやアマレなどが順調な回復を見せていますが、ペニーの時代にはまだ成功例が少なかったんですね。
残念ですが、彼のキャリアに少しでも光が当たればなと思います。