
「♪カ~ラオケ、フ~ジヤマ、ス~シ、ゲイシャ!」なぁんていう歌もあったように、すでに英語の一部として使われている日本語は多い。
「Bonsai」「Tsunami」「Wasabi」といったややマイナー系な言葉も既に定着している。
でもこの言葉が頻繁に使われることになるなど、夢にも思わなかった。
“Hibachi”
そう、「火鉢」です。
なぜ日本でも本物を見ることがなくなった火鉢が、英語として使われているのか?
どうやらアメリカでは、バーベキュー台よりも小さめの火で焼く道具のことを総称して「Hibachi」と呼んでいるらしい。
なので、七輪みたいな網焼きから鉄板焼きの鉄板ぐらいまでの火器はすべて「Hibachi」になるそうだ。
で、それはいいとして、何で「Hibachi」の話をしているのかというと、最近この言葉を連発しているNBA選手がいるからだ。
再び登場の陽気な点取り屋、アリーナスがその人。
アリーナスは自分の調子が上がってくると、シュートを打つたびに“Hibachi!”と叫んでいるという。
本人による説明はこうだ。
「ほら、ヒバチ・グリルってすんげぇ熱くなるじゃん。それって俺のショットと同じだろ?だからそう呼んでるんだよ。『ヒバチ(・グリル)へようこそ!』ってね。」
チームメイトのカロン・バトラーは、
「アイツはシュートを打つたび毎回ああ叫んでるんだよ。朝っぱらのシュート練習からずっとだよ。ヤツは“on fire”するから、まあ“Hibachi”そのものなんだけどね。」
と半ばあきれつつも納得するしかないといった様子。
冗舌なアリーナスは止まらない。
「俺が敵チームを相手に点を取るのは、まあ“チキンとシュリンプをグリルしてる”ようなもんさ。そんで相手が俺をダブルチームしてこようもんなら、“ついでにヒレステーキも追加してくれ~!”って感じだな(笑)。」
するとこれにマスコミも乗っかり、アリーナスが60点を取って45点だったコービーのレイカーズを破った時などには、『Arenas "hibachied" Kobe(アリーナスがコーベ・ビーフをヒバチ・グリル!)』なんていう見出しも躍った。
日本的に言えば、「巨人、ヤクルト飲む」「西武、ハム食う」てなノリだ。
もしこれが実況アナウンサーや解説者にも広まって、“on fire”や“he's hot”などと言う代わりに“Hibachi”を日常的に使うようになったりしたら、アリーナスは“Hibachi”をアメリカに広めた伝道師(?)になるのかも・・・。
同じgooのblogなので親近感があります。
今後とも宜しくお願いします。
ブログ初心者ですが、これから慣れていこうと思っていますんで、いろいろとお気軽にご意見ください。
mixiでこのブログ宣伝しちゃいましたー笑
そんなことをいっぱい紹介して、NBAをもっと好きになってもらえたらなあと思ってます。