いやあ~、ウォリアーズのゲームはいつ見ても楽しませてくれますねぇ~
スパーズ×サンズのシリーズも目が離せませんが、このウォリアーズ×ジャズも違った意味で目が離せません。
前者が“事実上のファイナル”なら、後者は“エンターテイニング・シリーズ”。
ちょっと目を離すとおもしろい場面を見逃してしまいそうです。
アウェイの2戦を惜しくも接戦で落としたウォリアーズは、熱狂的な黄色が埋め尽くす世界、地元ベイエリアに戻ってきました。
マブズとのシリーズの時もそうでしたが、ホームのウォリアーズはまさに火がついたような勢いで、ガンガン走りまくって、ガンガンスリー。
もうどうにも止まらない、見る者も思わず興奮せずにはいられないウォリアーズ・ワールドが繰り広げられました。
ジャズは1Qこそついていったものの、2Qに入るとウォリアーズのスリーの雨が降り注ぎ、前半だけでプレーオフタイ記録となる11本の3ポイントを成功。
なんと2Qに驚異の40点を叩き出し、前半だけで70点、3Qを終わる頃には既に得点が3ケタに乗る(104点)というバスケットの大盤振る舞い。
まるでシュート練習かのように、気持ちよ~くポンポンと決めまくっていました。
そして最後に再び、真打ちバロン様が登場。
終始20~25点差をつけていたことで気が緩んだのか、4Qに入ってちょっと点差を縮められると、バロンがスーパープレー3連発を披露。
最初は高さのあるジャズ守備網に強引に切れ込み、ゴール前でブロックにきたオクールにわざと背中からぶつかって、そこから360°回転してのサーカスショット。
しかも右利きだとリングが見えなくなる逆周りからの、裏手レイアップ。
次は再びリングに切れ込んでいって、また手前でレイアップにいくのかと見せかけてブロックを巧みにかわし、そのままリング逆サイドまで流れていってのアクロバティックなリバースレイアップ。
とどめは、GAME1とGAME2でブロック計13本をマークした鳥人キリレンコが、得意のブロックで止めにきたところを、構わず押さえつけて強烈なワンハンドダンクをお見舞い。
一瞬空中で止まったように見えたほどの抜群のバネと滞空力で、ブロックの名手の頭越しにトマホークをぶち込んだ。
終わってみれば、32点、9アシスト、6スティールと攻守両面で申し分のない成績。
最初の2戦でやられたデロン・ウィリアムズも7ターンオーバーに追いやった。
そのプレーぶりは、是非こちらでチェックしてみてください。
http://www.nba.com/video/
(上段一番右の「Baron's Game 3 Highlights」→既にリンクが外れてる場合はこちらのゲームハイライトをどうぞ)
・・・・というわけで、今日はバロン祭です。
華麗にパ~ス!
そしてスティ~ル!「あ、ボールさん待ってぇ~」
「よしよし、イイ子だ」
最後はキリレンコ越しにぃ~
ダ~ンク!!
「どんなもんじゃいぃぃ~! うおぉぉぉぉぉ~~~」
「ねぇあぁぁぁ~~! オマエすげえよぉぉぉ~~」
「ギャアァァァ~! バロン結婚してぇ~~」
「結婚してというファンの声が聞こえますが」
「ぐぅへへへへへ」
「やあ、みんな。楽しんでくれたかい? おっと、でも俺に触るとヤケドするぜぇ~」
もぐもぐ。。(完)