1日夜7時頃、金沢に到着。しらさぎは定刻通り。さすが日本！
今回の金沢行き、最初は新幹線で米原まで行き、そこでしらさぎに乗り換えるつもりでした。
でも、接続に10分しかなく、荷物もだんだん増えてきて…
急遽乗り換えなしのしらさぎ1本で行くことに。
金沢までは約3時間。
名古屋駅のみどりの窓口で座席指定を取り、ホームで列車を待ちます。
座席に着くと、私の隣には若い女性が座を取りました。
車内を見渡せば、ほとんどガラガラなのに…。
もっと席に余裕をもたせてくれてもよいのに…。
ちょっと不満、いえ、とってもとっても不満。
車掌さんが切符の拝見に来ました。
その時、隣の彼女は私のチケットを見たのでしょう。
「金沢へお帰りなんですか？」 と話しかけられました。
私もその時、彼女の切符をチラ。
「富山」と書いてありました。
私が金沢人とでも思ってか、近親感から声をかけたんですね。
「いえ、娘が金沢にいるので、ちょっと遊びに…」
「名古屋の方なんですか？」
以後、彼女が名古屋でのコンサートを見に来た帰りであること。
名古屋に来て、どこに泊まって、何を食べて～
名古屋の名物や、見どころなど、
「高島屋の人の多さにびっくりしたんです」
私も、砺波のチューリップの事、立山や黒部の事、おわら風の盆のこと～。
金沢に着くまで本当にいろいろなことを話しました。
もちろん携帯からスマートホンの話も。
若い女性の考えていることなど、とても参考になったなぁ。
「間もなく金沢に到着です」のアナウンスが聞こえてきました。
さっきの不満はどこへやら！名残り惜しい気持ちですが、彼女にお暇を告げ、列車を後にしました。
このような出会いも、また旅の楽しさの一つですね。