記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

生きている

2009年06月01日 20時01分55秒 | Weblog
先週の土曜日の深夜、長島千恵さんのドキュメンタリーを見た。
彼女は余命1ヶ月の花嫁の主人公だ。
映画は見たいとは思わなかったが、CMでほんの少し覗かせた彼女のまっすぐな瞳を見て、もっと千恵さんのことを知りたいと思っていた。
映像から、彼女の純真さが伝わってくる。
病室でビデオカメラをまわす恋人の問い「今日なにしてた?」に対する「生きてた」の一言は、絶句した彼はもちろんのこと、このドキュメンタリー見ている人すべての人の心臓にナイフを突き刺した。
いままで息をすることはあたりまえのことで、どんなに辛い事があっても寝てしまえば必ずあしたは来るものだと思っていた。でもちがっていた。
決してあたりまえなんかじゃないんだと長島千恵さんが教えてくれた。
「みなさんに明日がが来ることは奇跡です」

いちにち、いちにちを、大切に生きたい


写真は長島千恵さんが式を挙げた青山のセントグレース大聖堂



fine ART photographer Masumi
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2 コメント

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私も (nikoniko)
2009-06-06 01:13:18
ドキュメンタリー見ました。
すごくかわいい女性なのね。
同じく『生きてた』の一言は重かったし、今でも心に残っています。

そして当たり前に日々を過ごしている私は『明日が来ることは奇跡』の言葉が一番印象に残っています。

かなり遅い時間だったけど最後までしっかり見ました。そしてたくさんたくさん涙しました。

病気するといつもこう思う。食べれることがうれしい。健康でいることが幸せ。
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見てたの? (mamitan)
2009-06-06 17:30:59
ほんと、かなり遅い時間だったし、たまたまチャンネルまわしたらやってたのよね。

病気して初めて、あたり目である事のありがたさを実感するんだよね。

だから病気にならない人はある意味この感覚を味わえないのかもしれない。そんな不幸せもあるのかも。
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