記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

本当の意味での強い人とは

2008年12月16日 20時09分08秒 | Weblog
帰りの電車の中で飛び込んで来た本のタイトル「 とんび 父親ってこうだ!!」
ぐっと胸にしまっている、そんなお父さんの声にならない気持ちを聞いてくれと、説明が書いてある。
ひねくれものの私はこのキャッチフレーズを素直に受けとめる事が出来ない。

いつだったか何かのセミナーで、本当に強い人間は自分をさらけ出すことが出来る人だと聞いた。
私の身近な人に真逆のタイプがいる。困っている時は血を分けた兄弟に力を借りてもいいと私は思うが、絶対に困っているそぶりも見せようとはしない。信用がないからではない。自分のプライドが許さないのだ。

父親という立場も同じなのではないだろうか?
よくあるセリフで、「妻や子供に心配をかけたくなかったから言えなかった」と一人難題を抱えていたことを事件が起きた後になって打ち明けることがある。本当にそうだろうかと、いつも思う。なにも自分一人で抱えることを家族が望んではいやしないのだ。お互いを思いやる心があれば打ち明けるべき。それで父親を憎んだり軽蔑したりすることはないのだと、強く言いたい。そもそも、心を割った会話が成り立たない事自体私は家族とは呼びたくない。父親とは、夫とはこうあるべきという根拠のない壁を自ら作り続けた結果ではないだろうか。こんな事を書いたら日本中のお父さんを敵にしてしまうかな。
違うんです。妻や子供たちは、お父さんの素顔が見たいだけなんです。勇気をだして仮面をとってみませんか?


fine ART photographer Masumi
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