記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

ジュエリーリフォーム Part1

2014年11月29日 23時00分12秒 | Weblog
歯科大卒業生なら、7、8割型の人が学生時代に指輪を作ったことがあるはず

私も自分の指輪や友人、知人から頼まれて作った指輪がある。
作り方は、奥歯などに詰めたり被せる金属を作るのと同じ要領だ。
ただ、形が違うだけ。

今回、母の持っているプラチナの指輪と、私のリングとネックレスを溶かして、違うデザインの指輪を作る計画を立てた。実は母の指輪のデザインがどうも気に入らなくて、変えたくて仕方がなかったの。

そこで、同期の友人の歯科医院を訪ねた。友人は歯科医のお父様同様に、金属の被せ物は自ら作っている。歯科大学では、技工士でなくてもきちんと指示を出せるようにと、作り方を学ぶけれど、よっぽど技工が好きでない限り、自分で作る歯科医師はほとんどいない。

卒業以来全く会っていなかったので、しばらくお互いの近況を弾丸トークで話し合った。お互いいろいろあるね!
その後、蝋を用いて指輪の形を作り、無事に埋没まで完了 手作り感満載の指輪が完成する筈だった

プラチナを溶かそうと言う時、「プラチナの融点は何度なんだろうね?」と、友人がつぶやいた
歯科用の金銀パラジウム、20Kや18K、シルバーなどは、1000度前後だ。さして変わりないかと思ったが、念のため調べてみたら1772度もあった
さすがに歯科用のバーナーと埋没材では威力が及ばない。自分でプラチナを溶かして指輪を作ることは出来ないことが判明

そこで、知り合いの技工士さんに何か良い方法はないか尋ねた
技工士さんでもプラチナの被せ物を作ることはない。出来るかどうか解らないけど、かつてジュエリーリフォーム屋さんで指輪を作ったことがあると言う。

早速ネットで探してみた
いろいろあるけれど、地金を溶かして自らデザインした指輪にリフォームしてくれるところはなかなかない。
大体が金属を買い取り、違う物を買うか、デザインをオーダーするタイプが多かった。それも馬鹿高い
私はいまある金属を生かしたかったのだ

そんな時、定期的に入ってくる地域新聞に、リフォームも行っている工房併設のAKIRA jewelry さんを発見

早速メールで問い合わせてみた
手持ちの地金で作ることが可能だと言う
デザイン等の細かい相談は直接相談してみよう!と言うわけで、訪ねてみた。
つづく


これは学生時代、私が作った指輪
実習で作った模型の奥歯の被せものを溶かして作ったよ!




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