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WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「女性の品格」

2007-07-25 17:32:56 | 読書感想文
この本を読んでいると、思い出す人がふたりいる。
ひとりは秘書室時代に仕込んでくれた大先輩。旦那様を亡くされてひとりでお嬢様を育て、いまはもう退職されたが、毅然とした素敵な女性。
もうひとりは私の祖父と父の両方の秘書を務めた方で、この方も毅然としていながら優雅さを失わない素晴らしい人だ。


「礼状が書ける」「約束をきちんと守る」「型どおりの挨拶ができる」「姿勢を
正しく保つ」「贅肉をつけない」。

「なーんだあたりまえじゃん」という方は読まないでいいと思う。

私はこういうあたりまえのことが、ぜんぜんできないので、先にあげたおふたりをはじめ、いろんな先輩にしかられながら人生をおくってきたように思う。
もういいかげん叱ってくれる人もいないので、これを読んで自分自身でちゃんとやろうと思った。

「もてはやされている人に擦り寄らない」
は同感だ。権力者に擦り寄る女性は、下品なかんじがするものね。

著者である坂東眞理子さんは、この本を下記のような願いをこめて書いたとのことだ。

1・現代の社会のなかで女性の生き方、役割が大きく変わり、伝統的な道徳が通用しなくなったにもかかわらず、新しい基準が確立せず、混乱がみられるから。

2・男性たちが従来の組織人間、会社人間の枠にどっぷりつかり、お金や権力の魔力からぬけだせないなかで、女性も同じ轍を同じように権力志向、拝金志向になってはならないと思うから。

3・地球環境の問題、途上国の人たちが抱える問題、高齢化、科学や技術の進歩などがもたらす新しい諸問題の中で、私たちの社会がどうあるべきか、どう生きるべきかがあらためて問われているから。自分の家族の幸せだけでなく、地球レベルの女性の品格が問われているから。

全部実行するのは無理だけど、私はとても勉強になったし、心がけているだけでも背筋が伸びそうな気がする。今は机の上に置いて、バイブル状態。



女性の品格 (PHP新書)
坂東 眞理子
PHP研究所

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異常気象リスクマップ

2007-07-25 09:44:07 | 環境全般
昨日、JFSのHPで気象庁の「異常気象リスクマップ(平成18年度版)」公表についての記事を読んだ。
(JFSのHPは個人的にすごく好きだ)

気象庁発表の資料によると、地球温暖化等の気候変動による異常気象の増加が懸念されていることを背景に、地方公共団体等からは、大雨など異常気象の発生頻度に関する空間的・時間的に詳細な情報が求められており、こうした要望に答えるため、過去100年以上にわたる気象庁の観測データを駆使した、異常気象の頻度等の実態やその長期変化傾向に関する情報をわかりやすい図表形式による「異常気象リスクマップ」として提供するものだということ。

第一段階として、過去100年以上の日降水量データがデジタルデータとして整備された全国51地点における大雨の頻度や地域の異常気象の実態に関する情報を提供。
具体的には、51地点それぞれにおける、100年に1回というような稀な頻度で発生する日降水量を推定した「確率降水量」や約1,300か所のアメダス地点毎の大雨の日数等を示すそうだ。

気象庁のHPに詳細が載っています。


「当確」の重み

2007-07-25 09:19:36 | 時事問題
最近、選挙の特別番組に携わっている友達たちと会った。

ひとりは選挙の特別番組の中で「当確」(当選確実)マークをつけるかどうかの判断を行う立場にあって
「プレッシャーだよ~」
といっていた。
ちなみにこの人、優秀で、いっぱい表彰とかされてる超優秀な人なんですよ。
そんな人でも、「当確」の判断は重いのね。

あれって早すぎて間違えちゃったらのちのちまで言われるし、モチロン遅くてもまずくて、凄く神経を使うものなんだよね。
それに、長い時間やるし、技術的にも、いろいろ腕の見せ所があって大変なんですよ。

テレビ局にとっては、まさに報道機関としての力量を問われる場。
選挙っていう日本の国にとって一番大切なことは、しっかりお伝えせねばなのだ。


ところで、私は候補者の孫として、子供時代に身近に選挙を感じていた。
死んだおじいちゃんが衆議院議員だったんだけど、とにかく選挙といえば、大騒ぎ。
かなり前からみんな殺気だっていて、誰もかまってくれなし(私は小学生)いつもはうじゃうじゃ人がいて、うっとしいくらいの我が家(実家)には、私たち子供とお手伝いさんだけになる。

そして本番ののときには、おじいちゃんの当落を報じる放送に釘付けになった。
だいたい早く決まるんだけど、その時々で苦戦することもあって、ハラハラ。
そして、終わるとみんなぐったり。倒れる人も続出。おばあちゃんなんか、声はかれて、手の振りすぎであがらない。死人が出るかと思ったよ。ホントに。

話はそれたが、とにかく、「当確」っていうのは、関係するすべての人にとって重いものなのだ。

それにしても、事務所の方、後援会の方、そして何よりも投票してくれた有権者の方の期待を背負っていたおじいちゃんの責任の重さを、いまになって思う。

天国のおじいちゃん、年金が大変なことになっているんだよ。
それから、おじいちゃんが言っていた通り、環境問題は世界中でみんなが興味を持つようになったんだよ。
少子化もすすんで、いまはちょっと持ち直しているよ。
アベさんは結局総理になれなくて死んじゃったけど、息子さんが総理大臣だよ。
派閥はやっぱりまだなくならないよ。

おじいちゃんの仕事って本当に大切な仕事だったんだね。
「政治家って、ロッキードでテレビに出ている人のこと?」なんて言ってごめんね。

「環境経営戦略ゲーム」やってみたいな

2007-07-25 03:08:35 | 環境全般
日本環境教育フォーラムが企業向けに作成した「環境経営戦略ゲーム」。
今までにJR東日本やモスフードサービスなどの企業の社員研修で実施されているとのこと。

なんだかとても面白そう。

この「環境経営戦略ゲーム」は、参加者が経営者となり、環境と経済のバランスが取れた経営力を競い合う。

ゲームでは、参加者が、さまざまな事業活動の中から選んで投資する。
そして、事業の結果として
「エコポイント」(環境配慮の度合い)、
「マネーポイント」(収益)、
「環境ブランド力」(社会からの環境評価)

が増減し、そのポイント総計で経営を格付けし、勝敗を競う。

企業が環境に配慮した事業を行う意味や、環境に関する基本的な知識を楽しみながら理解することができる。

これは絶対要チェック。

この研修、受けたいな~。

海で魚を食べる鳥

2007-07-25 01:37:21 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
という名前の店に行った。

新橋駅から徒歩5分。こじんまりした店だ。

店に入ると、足が埋まってびっくり。砂が敷いてあるの。

地鳥の炭火焼とか魚とか野菜やキノコとメニューは普通なんだけど、なんだか素朴でいいかんじだった。

「子供の頃に戻って」というのが店のコンセプトだが、入社して19年経ったうちの同期入社仲間は、この舞台装置がなくても、じゅーーぶん、子供に戻り、いつものように大騒ぎをしていた。
馬鹿話の中に、ふと感じるみんなのぬくもりに包まれて、とても幸せな時間だった。

海で魚を食べる鳥〒105-0004 東京都港区新橋5-13-8 アイトビル1F
JR新橋駅 徒歩5分 
TEL 03-3434-8081 FAX 03-3434-8081

2日連続夜遊びをしたママに長男はおかんむり。こめんね。
部屋から出ることすらできなかった私が、飲み会に参加することが出来た喜びを誰よりもわかってくれている夫は、「良かったね」と言ってくれた。
なんだかいろんなことがとても嬉しくて、有り難くて、とにかくこの気持ちを忘れないようにしようと思った。