カシス酒

　

９月９日　６時半ごろの気温

空には薄い雲が日の光りを遮ってる

晴れるのか　曇りなのか

気温はあと幾日もしないうちに一桁になるだろう

山沿いの細い道には山桜の葉が散り始めてる

 

７月に漬け込んだ　カシスのブランデー酒

試しにすこしだけコップにそそいでみた

綺麗な澄み切ったワインレッド色・・・綺麗だ

口に含めば透通るような酸味

なんともいえない渋み

いい味だ

適当に入れた氷砂糖だが甘さを感じるほどでもない

大量に作ったわけでないからすぐに無くなりそう

どっちでもいい

　

９月８日　６時半ごろの気温

まだ雲はあるが晴れそう

椅子なのか

彫刻なのか

凡人には其処に置かれた石にしか見えない

其処に人が腰をおろしていれば椅子だろうし

見る人が彫刻と言うのでれば彫刻なのだろう

刈り込まれた芝生に朝の光りを明と陰を見せている

石の影も長くなってきた秋の朝日

此の陰を見ていれば季節時計にも見える

 

向こう側からの柔らかい光りに黒く浮かぶ動輪

今はもう動かない

動かされる自由を奪われ

先のない二本の鉄の棒の上に置かれた動輪

もう長いレールの上を走っていたことさえ忘れようとしている

いまはもうまわらない黒い動輪

右に置いてある動画と音楽を聞きながら読んでネ→　→　→

キャベツ

　

９月７日　６時半ごろの気温

今朝は家の中でもさむいなー

空には雲もなく快晴　八ヶ岳だけはよく見える

富士山　北岳はかすんでる

 

夜のキャベツ畑

風もないのに

ザワザワ　暗闇と静寂のキャベツ畑から聞こえてそう

人には聞こえない音で

静寂のなかタイヤの音だけが

広い畑にひろがる

二つの灯かりをたよりに過ぎ去るくるま

キャベツ畑のことも

夜道を二つの灯かりを頼りに走り去った車のことも

何も知らなかったように

遅い夜の月が明るさを増した朝に

まだ沈むことを拒むように

高い位置にいる

あかとんぼ

　

９月６日　６時半ごろの気温

空の見えない雲

少しずつ雲も取れ青空になるとのこと

 

ねこじゃらしも実りの秋を迎え

朝露の重さと

実りの重さで穂先が折れそうなまでに曲がってる

 

蜂の襲来で収量の少なかったブルーベリー

蜂もいなくなった今

葉が一枚　また一枚

赤い色に染まってきた

山頂付近にいたとんぼも

秋を感じたのか

畑を飛び交う数を増やしてきた

山椒の実

　

９月５日　６時半ごろの気温

雲もなく一日観光日和になりそう

 

八ヶ岳の周りには雲もなく快晴空気も澄んでいいます

ただ富士山はぼんやりとしか見えない南は湿度が高そう

 

赤岳の山頂の山小屋の硝子からの反射光も方向によっては見えます

昨夜の雷雨が嘘のように爽快

今朝山小屋で朝を迎えた登山者は３６０度の景色を堪能してるだろう

 

誰も採ることがなかった畑の山椒の実

たわわに実ってる

この実は野鳥も好きでないのか食べない

保存方法を知らないので今年もこのまま

誰も採らないだろう

赤いベンチ

　

９月４日　６時半ごろの気温

日毎朝が遅くなってきた　今日も霧　晴れる気配を感じない

橋も霧に包まれ見通しはよくない

橋の架かる谷の深さも

まわりの山も見えない

其処ここに投げ捨てられてる

ゴミも霧が隠してる

 

今はもう閑散としてる橋のたもとの駐車場

赤いコーンだけがめだつ

並べれれたベンチだけがまだ色づかない山肌をみつめてるのか

それとも

だれかが置き忘れた魂の抜け殻でも腰掛けてるるのか

赤いベンチ

肌寒くなった今日は何人が腰を下ろして憩うのか

竹を枯らす

　

９月３日６時半ごろの気温

今日も曇り空青空が広がる気配はなさそう

 

隣の竹薮から侵入してくる竹に

薬剤を注入してか根を根絶できるか試してる竹

葉が落ちて竹そのものは枯れ始めたが

果たして根まで枯れてるかどうか

薬剤を注入した全ての竹が枯れはじめたわけではない

青々元気な竹もある

 

　

長雨で消毒の機会を逃した栗

虫が本領を発揮してきたようで

無残に茶色くなって落果しはじめた

人が食べれそうな栗は少なそう

稲穂

　

９月１日　６時半ごろの気温

なんとか晴れるのか

 

八ヶ岳の主峰赤岳山頂から上空には雲が無い

このまま雲もとれて観光客を喜ばせるほどに姿を現すのか

山頂付近から木々は秋の色づきがはじまるだろう

稲穂も少しずつ実が入ってきたのか穂先を下げ始めてるが

長雨で受粉ができなかったのか空穂もみえる