醤油屋女将の  ただいま子離れ奮闘中!!

南国土佐の高知県から醤油味噌屋の女将が家庭に仕事に“てんやわんや”!二人娘の育児ネタは遂に子離れ便りに!

『わたしと小鳥とすずと』金子みすず

2010-10-02 10:00:15 | 自称女将の書庫
娘の通う、保育園の大人も借りれる図書コーナーから借りてきた本。

すっかりお気に入り。
マルキョーに住むおばあちゃんの今月のお誕生日プレゼントに同じ本をあげようと。



金子みすずさんの童謡集。



本名:金子テルさん
明治36年(1903年)4月11日、山口県生まれ

亡くなったのは、なんと26歳の若さで。
昭和5年(1930年)3月10日に。


なんと今の2010年から80年も昔のこと。

NHK教育テレビの小錦さんが出てる「にほんごであそぼ
で知ってるママさんは多いんじゃないかな!?


私もテレビで観て、なんて素敵な詩!って感動してました




「わたしと小鳥とすずと」


わたしが両手をひろげても、

お空はちっともとべないが、

とべる小鳥はわたしのように、

地面(じべた)をはやくは走れない。



わたしがからだをゆすっても、

きれいな音はでないけど、

あの鳴るすずはわたしのように

たくさんなうたは知らないよ。



すずと、小鳥と、それからわたし、

みんなちがって、みんないい。



「はちと神さま」

はちは お花のなかに、

お花は お庭のなかに、

お庭は 土べいのなかに、

土べいは 町のなかに、

町は 日本のなかに、

日本は 世界のなかに、

世界は 神さまのなかに。



そうして、そうして、神さまは、

小ちゃなはちのなかに。








まだまだ好きな詩があります。


この忙しくて慌ただしくて、止まってられないような世の中、
だからこそ、自分一人、好きな時に立ち止まって、
色んなことに想いを馳せる時間は必要です!

人気ブログランキングへ