今晩は!
もう打っちゃっていた草はは膝丈にまで。草戦争は疾うに始まっているのですが、行動するに不便になり。物臭がきょう已む無く草刈りを。まだしたたかな葛の葉や藤蔓、ススキなどがまだ我蛾もの顔でないだけに、さくさくと切れる状態。でも草たちはしっかり探訪を終えて、したたかに計画性のない草刈りを静観しております。「梅雨がくればネ」が彼等の合い言葉。
今晩は!
もう打っちゃっていた草はは膝丈にまで。草戦争は疾うに始まっているのですが、行動するに不便になり。物臭がきょう已む無く草刈りを。まだしたたかな葛の葉や藤蔓、ススキなどがまだ我蛾もの顔でないだけに、さくさくと切れる状態。でも草たちはしっかり探訪を終えて、したたかに計画性のない草刈りを静観しております。「梅雨がくればネ」が彼等の合い言葉。
昨日引き続き灰色の空。
無愛想かというとそうでもない、明るい灰色の空。
暑くもなく、冷たくもない、シーツにいかがですかとツバメの仕立て職人が声を変えてきました。すこし衒いがって
「ウム!」と頷くと。翼を翻し、最初は水田の少ししっかりした苗ギリギリの低空飛行。この時、紫に咲いたアザミの葉の針としっかり銜えたのです。そして灰色の空のシーツを仕立てはじたのです。
今晩は!
一日灰色の空。雨の降りそうな暗き灰色でもなし、晴れ間になりそうな明るさを目指す灰色でもない。下地のままの灰色一色。今宵は灰色シーツで眠る寝。黒に近い灰色なのか、白に近い灰色なんのか、灰色は罰せずといいますが。どのような夢見をと。
今晩は!
昨日は金冠日食見てたら、あれは神話の出来事やと。そして今朝は、湖の対岸の見えない粗い粒子の靄と灰色の空の世界。ホーッ神話は次のページと思てまう。山道にはポタポタ悠長やけど、薄紫の桐の花が落ちてきていて、もの言いたげに。かがみ込んでみると、低い甘みの或るこえで、空に花咲いていたときに「龍神さの微睡み」の事を。そろそろ独り立ちの頃合いとゴソゴソと竜の子が、身動きして下界に興味津々にのぞきこんでいる。その思いの吐息が今日の曇り空の元と。梅雨の前噺伝えてくれました。