お早うございます!
プカリプカリと白雲、西のお山から青空船出。
日がな1日、毛布にくるまり坐ったまま。足下は真新しき長靴、そして耳に削り立て鉛筆。でも、目はボンヤリ霞黒目、でも手だけが絶えず震えているのでせす。介護する方も中風と…。でも、ある日自身が針仕事していて、あの手の動きはと。針と糸、そして支援物資のタオルをあてがうと「チクチク・チクチク、ちくちく…」
魚市場の店をやっておられ、暇な時は雑巾縫い。それをお客や周りも人々に。普段のお使いモノ、有り難きもの。
「チクチク・チクチク、ちくちく」そして、麻の葉模様の雑巾が…「チクチク・チクチク、ちくちく」亀甲と
プカリプカリと白雲、西のお山から青空船出。
日がな1日、毛布にくるまり坐ったまま。足下は真新しき長靴、そして耳に削り立て鉛筆。でも、目はボンヤリ霞黒目、でも手だけが絶えず震えているのでせす。介護する方も中風と…。でも、ある日自身が針仕事していて、あの手の動きはと。針と糸、そして支援物資のタオルをあてがうと「チクチク・チクチク、ちくちく…」
魚市場の店をやっておられ、暇な時は雑巾縫い。それをお客や周りも人々に。普段のお使いモノ、有り難きもの。
「チクチク・チクチク、ちくちく」そして、麻の葉模様の雑巾が…「チクチク・チクチク、ちくちく」亀甲と
障子紙を通し強くなったり弱くなったりする光に、空を。
映る木の影の揺らぎに、風を。
きっと、爺も、そうして、たくさんのものを感じながら、ちくちくしているんだね。