goo毎日絵日記

毎日の絵日記。空気描き、その日その時の雑感。

廃寺のさくら

2012-04-18 19:34:06 | 日記

今晩は。

朝は気温4度で意外に寒く、でもセッセと廃寺のさくら見物。桜のじき、自身でいつのまにかこの「刻」の桜さまよい定点が出来たしまっている。同じ村落なのに谷1つ隔てた集落の外れにはるYの字道の岬さくら(勝手に私が呼んでいるだけです。岬さくらはあと何カ所かあります。地図の等高線の指先のように出たところ。まあさくら燈台ともいえます)。そしてダンダン田圃の上の花日さくら。これは近寄ったら、案外ガッカリする姿ののですが、ダンダン田圃の下からみれば。針葉樹の中の濃い色の中で「ポン!」と花日が打ち上がったような真ん丸姿で咲くさくら。そして、手入れは行き届いているのですが。廃寺のさくら。直径数メートルある杉木立のゴロゴロ石の転がる山道、そして山門があり。苔むした山石の石段をのぼると、ガランとして空間の廃寺があります。お堂は年に2回か加持祈祷があり、全国からヒトが集まります。ふだんはまったくヒトの姿を見ることのない山中の開けたところ。お堂が幾つかありますが、礎石と石畳、幾つ石像と石塔の石垣、フカフカと苔のある場所。そこにさくらはあります。何本も咲いているわけではありません。せいぜい2本というところでしょうか。でもその場所でのさくらに何故か惹かれるのです。ああ今日、行けばさくらに出逢えると辺りの気配から感じるときが、そうなると矢も立てもたまりません。今朝がその「季」と。じつは昨日、数メートル先も見えぬ霧のでたとき、ダンダン田圃さくらか廃寺のさくらかと大いに迷ってしまい、結局ダンダン田圃。そして今朝は夜が明けるとイソイソと。山道を登る足のもどかしいこと。そして石段を登りつめ、左手に朝日を背のさくらが薄紅いろ色に花枝が石畳に差し伸べられて…。

前日の迷いに迷わされた霧の風景です。道に点在するさくらが霧に見え隠れ、流れる霧。まあこれも身ひとつですから、こちらも十分に堪能させていだきました。

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