北岳山麓合唱団

ソウルジャパンクラブ(SJC)の男声合唱団です。毎週火曜日、東部二村洞で韓国の歌と日本の歌を練習しています。

エカチェリーナおばさんの思い出

2013年08月18日 13時31分30秒 | その他

帰省(四国、徳島)の関係でしばらくブログの更新をお休みしていましたが、本日より再開したいと思います。

私は火曜日の最終便で韓国に渡る予定ですが、我々合唱団の後期スケジュールについては、追って本日中にお知らせ致します。

久しぶりの更新ということで、ブログネタの王道。帰省中の食べ物の話から始めたいと思います。

学生時代にロシア語を習っていた関係で、ロシア料理に親しみました。都内に数あるロシア料理店のなかで、私がイチ推しするのが、お茶の水にある「サラファン」(03-3292-0480)です。サラファンとは、ロシア風チマチョゴリを意味します。

緑の看板には「お茶の水で40年」とありますが、かれこれ15年ほど、同じ看板を使っているように思います...。

私が学生の頃は、亡命ロシア人の名物おばさん(確か、エカチェリーナというお名前でした。)が店を切り回していましたが、今は新しい人がお店を引き継いでいます。代替わりで、料理の盛り付けはぐっとモダンになりましたが、幸い、味は昔のままです。

一番の名物料理、ボルシチ。私も自宅で何度か作ってみましたが、どうしてもこの淡い赤みが出せません。

中央のサワークリームを溶くと、こんな色になります。

このパンをスープに浸して、食べます。なかなかの美味!

ロシア風クレープこと、プリンチキ。

中身はこんな感じ。独特のほのかな甘味があります。

このお店のもう一つの名物、ロールキャベツ。ロシア人のおばさんがいた頃は、お皿にロールが2個、ドカンと鎮座していて、かなりの「食べ応え」がありましたが、今は一個だけ。でも、もう若くもないし、これで十分です。

中身はこんな感じ。トマトスープとサワークリームの組み合わせが絶妙です。

どうですか?おいしそうでしょう。

安く済ませようとすれば、お昼のランチタイムですが、ぜひ、気の合う人とディナータイムに訪問して頂きたいと思います。お値段はちょっと高めですが、それなりの価値があります。

かって、エカチェリーナおばさんは電卓を使われませんでした。お勘定はすべて暗算。ある友人から「料理をたくさん注文すると、まけてくれる」と聞き、さっそく実行してみました。

手書きで書かれたお勘定のレシート。おばさんは、ロシア語で一つ一つ読み上げながら勘定していくのですが、突然、私の顔をニコッと見つめ、本当に料理の一つを飛ばしてしまったのです!

もちろん、今のお店でこんなことはありませんが、おばさんへの感謝もあって、必ずフルコースで注文することにしています。


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