大晦日を迎えて華やぐソウルの街

大晦日の夜ですが、いかがお過ごしでしょうか？

韓国は今日が仕事納め。私はあれやこれやで飛行機の最終便に乗り遅れてしまい、大晦日をソウルで過ごすこととなりました。

今頃はソウルの方々で除夜の鐘やカウントダウンの準備をしていると思いますが、そんなソウルの街の様子をお伝えします。

 

まずは清渓川の様子。ご覧のとおり、大勢の人が散歩しています。外気温は２度とのことですが、感覚的には5度ぐらい。通常ですと、マイナス5度ぐらいだと思いますが、こんなに暖かい冬は初めてです。

カウントダウンの名所。普信閣(ポシンカク)。この写真を撮影したのは午後８時頃ですが、早くも人でごった返しています。11時ごとになると通行規制がひかれ、数万人の市民が押し寄せます。ちなみに除夜の鐘は韓国語でも제야（除夜）의 종(鐘)。本日は地下鉄も夜遅い時間まで特別運行しています。

ロッテ百貨店の前で。ここはイルミネーションの名所ですね。こうして写真撮影をしている人をたくさん見かけました。

大勢の人でごった返す明洞。一時と比べて、人通りが減ったような気がしていたのですが、やはり韓国で一番の人混みですね。

次は我が江南(カンナム)。自宅の近くのKOEX周辺です。この辺も11時頃から通行規制がひかれるとのこと。

やはり江南だけあって、ぐっと洗練された雰囲気です。

如何でしたか？新年を迎えて、華やぐ街の雰囲気が伝わったかな？

韓国社会は今、リストラの話でもちきり。超一流とされる○○社が人員整理したとか、12月末で契約を打ち切られたとか、中高年はもちろん、新入社員までが(！)希望退職の対象になっているとか、自分がいつ解雇されるか？びびっているとか、巷はそんな噂でいっぱいですが、きたる2016年が明るく、希望にあふれた一年になるといいですね。

 

クリスマスチャリティーコンサート

今年も残すところあと数日、何かとあわただしく毎日が過ぎていきますが、如何お過ごしですか？

 

実のところ、転勤で2016年から東京に居を移すことになりました。今年は心身ともに余裕がなく、なかなかブログを更新できなかったことが心残り。　その間、更新歴のないブログを訪問してくれた方々には申し訳ない気持ちで一杯ですが、また東京で再開したいと思います。

さて、この12月5日の第一土曜日にソウル日本人学校で開催された2015クリスマスチャリティーコンサートの様子をYouTubeにアップしたのでお知らせ致します。

何と言ってもクリスマスのコンサートは我々合唱団最大のイベント。この日のために、一年間にわたって、忠信教会、珍かつ、はたまた、カラオケにまで装置を持ち込んで練習を重ねてきたわけです。（折あしく公務がぶつかってしまい、出演を断念された方もいます。）

我々の舞台は4曲でしたが、これが現役としての最後の舞台かと思うと、感無量。練習して、もっと上手に歌えたら.....と反省することしきりです。

 

ともあれ、映像を見てみましょう。

1．きよしこの夜

 

一曲目はクリスマス曲の定番。「きよしこの夜」。我々合唱団のために特別に編曲された3部バージョンです。私はバリトンを担当しましたが、テナー、バスとの和音の合わせが難しく、和音がきちんと決まるよう、仲間と練習を繰り返しました。

２．Pie Jesu

2曲目はPie Jesu。(ピエ イエス、慈悲深き主イエス）。今回、我々が取り上げたのはキャッツやオペラ座の怪人で知られるイギリスの作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバーの作曲によるバージョンです。

冒頭は情感たっぶりのピアノ伴奏からスタートします。（私はステージ上でこの導入部を聞いて、思わず鳥肌が立ったことを今でも記憶しています。）

最後の一か月は曲作りに追われましたが、音の強弱、そして何よりも頭声共鳴を念頭に、しっとりと歌い上げました。

高い音が多く、テナーは大変。バリトンの練習に何度も付き合わせて、大いに反省しております。

３．O Holy Night

 

直前のCEO合唱団との舞台を含め、何度も舞台で歌った曲です。指揮のパン先生からは、男性的に力強く歌うよう指示があったのですが、ある程度舞台慣れしていたので、本番ステージでものびのび歌えました。

４．いざ起て戦人よ

男声合唱の定番曲。合唱団をやっている方ならご存知ですね。

合唱団の打ち上げでよく歌われるのですが、酔った勢いでいつも適当に歌っていたら、羽交い絞めにされそうになってびっくり。酒の席とはいえ、皆様、真剣に歌われているのですね。

この曲だけは4部で歌っており、音を外さないようメンバーから釘を刺されました。冷や汗ものでしたが、きちんと決まったかな．．．．．

５．ホームソングメロディー

 

おなじみ瀧廉太郎の名曲をメドレーにしたものです。女声合唱団との練習時間がほとんど取れなかったので、直前まで不安でしたが、なんとか形にできたかな．．．．．

テナー独唱の西ヶ谷さん。大役、本当にお疲れ様でした。

 

クリスマスコンサートは今年で16回目。私は団員として1回。団長として3回。合計4回の舞台に立ったことになります。ふとしたことから30年ぶりに再開した合唱ですが、合唱団活動を通して、色んな人と出会い、色んな場所に出向き、また色んな経験を積むことができました。

私はこれから東京に活動の場所を移し、ソウルで活躍する現役組をサポートする活動に従事することになります。ソウルにいた頃のように、頻繁に集合することはできませんが、東京の諸先輩方は名だたる精鋭組がそろっているので、合唱を通じて何か新しい試みができたらと思う今日この頃です。

最後になりましたが、これまでお世話になった指揮者、伴奏者の先生方。練習会場をお貸し頂いた忠信教会。SJC社会貢献委員会の皆様。CEO合唱団をはじめとする韓国の合唱の仲間たち。これまで訪問させていただいた、施設や各種団体の皆様。苦しいときに助けた頂いた東京のOBの方々。最後にバカ団長を支えていただいた団員の皆様。

 

どうもありがとうございました。

감사합니다!

CEO合唱団との動画を紹介します

クリスマスチャリティーコンサートまであと4日。今日は最後の定期練習でした。

本日の定期練習について、色々書きたいのですが、それはさておき、ＣＥＯ合唱団とのコンサート画像がＹｏｕＴｕｂｅに掲載されましたので、紹介します。我々が登場するのは32分30秒あたりからです。

CEO合唱団の皆様、チャンペドロ先生、どうもありがとうございました。