北岳山麓合唱団

ソウルジャパンクラブ(SJC)の男声合唱団です。毎週火曜日、東部二村洞で韓国の歌と日本の歌を練習しています。

釜山に行ってきた

2013年02月24日 23時36分13秒 | 韓国

福岡から約200キロ。350万の人口を抱える韓国第二の都市、釜山を訪問したので、そのときの見聞をお知らせ致します。

釜山には、かれこれ30回ぐらい訪問しているでしょうか?長崎に似た地形ですが、なぜかこの街に来ると、ホッとするから不思議。

我々、関西人が東京駅から新幹線に乗って、大阪に着いたときに感じる、あの安堵感に似ています。

さて、今回は海雲台(ヘウンデ)と呼ばれる、韓国最大のリゾートを訪問したのですが、驚きましたねえ....。

何はともあれ写真を見ていただきましょう。

いずれもインターネットで収集した写真ですが、これはドバイや上海の光景ではありません。

今回、我々を案内して頂いた販売店の社長様から「韓国で一番、高層ビルが多い場所がどこでしょう?」と聞かれました。

私はてっきり、自宅のある江南エリアだと思いこんでいましたが、社長様によれば、釜山の海雲台リゾートだと言うのです。

きちんと統計資料を調べたわけではありませんが、あながち、間違いとはいえないと思います。

とても江東区の高層マンションの比ではありません。相当数が投資目的で、釜山以外の人によって所有されていると思いますが、ちょっとやりすぎ....。マンションバブルがはじけないか?心配です。

先日、帰国した際に、複数の人から「韓国は貧富の差が激しいそうですね....。」と聞かされました。

確かにそのとおりなのですが、日本のマスコミによって、やや過剰気味に報道されているきらいもあります。

でも、こんな光景を見ると、確かに「当たらずとも、遠からず」という気分にもなりますね。

 

さて、海雲台は2005年のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の舞台でした。

日本からは小泉首相が参加されましたが、現在でも会議場が2005年の当時そのままに残されています。

写真は会議場から見た海の景色。200キロ先は、先月訪問した福岡です。会議に参加された、ブッシュ大統領や、ロシアのプーチン大統領はこの海を見て、何を思われたのでしょうか?

会議場の近くに、参加国を紹介したプレートがあります。日本はなぜか招き猫。一般的には、富士山か?桜のイメージになると思いますが、どうして、日本の象徴として招き猫が描かれたのでしょうか?

釜山港の遠景です。海の色がきれいですね。

釜山湾に浮かぶ船舶ですが、船をよく見ると、喫水が浅く、貨物が詰まれていないことが分かります。

地元の人の話によれば、海運不況で、引き取りを拒まれた船舶を湾に係留させているとのことでしたが、真偽のほどは分かりません。

釜山は見所満載の都市です。ソウルにお住まいの方はぜひ、行ってみてください。


練習開始のお知らせ(2月26日)

2013年02月08日 00時18分16秒 | 合唱

団員各位

2月26日火曜日、7時30分より忠信教会で本年最初の練習を開始致します。一回目の先生はパン先生です。宜しくお願いします。

단원 여러분

2월26일(화요일), 오후 7시30분부터 올해 연습을 시작합니다. 장소는 충신교회이며 첫뻔째는 방선생님께서 지도해 주십니다.

여러분들의 많은 참여를 부탁드립니다.


本当のキムチ鍋を知ってるかい?

2013年02月07日 23時14分15秒 | ソウルライフ

天気予報によれば、明朝はマイナス17度とのこと!ソウルにお住まいの方々は、歩道が凍結して滑りやすくなっているので、足元にご注意下さい。

さて、冬は鍋料理が食べたくなる季節。そして韓国の鍋料理と言えば、「キムチ鍋」!

最近では、居酒屋でもキムチ鍋が用意されていたり、スーパーに行けば「キムチ鍋の素」が販売されていたりして、キムチ鍋は日本人にとっても、ぐっと身近な料理になりました。

韓国人にとってもキムチ鍋は、定番の中の定番でしょうが、ソウルに住んでいても、「これは!」というキムチ鍋にはなかなか出会えないのも事実。

そこで、今日は、おすすめのキムチ鍋の店を紹介します。ズバリこのお店です。

中央日報本社(ソウル市中区巡和洞)の向かい側にある、小さなお店ですが、「知る人ぞ知る」キムチ鍋の名店で、いつも大勢の人で賑わっています。

まずはさておき、キムチ鍋を注文してみましょう。

どうですか?見るからに美味しそうでしょう

キムチ鍋の味の決め手は、当然のことながらキムチ。キムチは冬場が旬!この店のキムチは独特のシャリッとした歯ごたえがあります。これがホンマに美味しいんですわ!

ソウルにお住まいの方はご存知でしょうが、韓国ではキムチ鍋にインスタントラーメンを入れて一緒に茹でる場合が多いです。「ええっ!キムチ鍋にインスタントラーメンを...?」私も最初は奇異な印象でしたが、これがなかなかの組み合わせなのです。面白いのは麺の入れ方。韓国の人は必ず麺を2つ、もしくは4分割(!)して、鍋に入れます。

韓国では、鍋料理専用のインスタントラーメンが販売されています。(鍋専用の業務用ラーメンなので、スープや薬味は同封されていません。)

そろそろ、茹ってきました。まずは、伸びやすい、ラーメンから食べていきます。

こんな感じで、和気あいあいと食べている人が多いです。あっ、それから、お酒のつまみとして、お酒と一緒に食べる人も。(考えてみれば、和気あいあいとした、食事の光景はなかなか見られなくなりましたね。今は、各自がスマホ....。)

おかわり自由の、もやしナムル。やはり、歯ごたえが違います。私が一番好きな、韓国の食べ物です。

いたって質素な店内のテーブル。

90年代前半。私が初めてこの店を訪れたときのお話です。

キムチを筆頭に、韓国料理には、必ずといってよいほど、唐辛子が含まれているので、食堂のテーブルには、テーブルナプキンが準備されています。

口を拭き終えて、問題はそれから。なんと、人々は使用済みの紙をそのまま、床に投げ捨てていました!

昼食タイムが終わる、1時ごろに食堂に行くと、捨てられた紙くずで、足の踏み場もないほど。公衆道徳のレベルの低さに呆れた記憶があります。

それが、今はこのとおり。韓国はその間、目覚しい経済成長を遂げましたが、「衣食足りて、礼節を知る」とは、まさにこのことです

その間、日本人と日本社会はどう変わったのでしょうか....。


ワカサギ祭り

2013年02月05日 23時21分21秒 | 韓国

榛名湖のワカサギから基準値を超えるセシウムが検出され、氷上釣りが解禁されなかったとのこと。関係者の方は残念な思いをされたと思います。

実のところ私は、このワカサギが大好きで、日本に住んでいた頃、よくフライにして食べていました。

ところで、このワカサギ。韓国でも味わうことができることをご存知ですか?

韓国語では、빙어(氷魚、ピンオ)と言いますが、こちらでもやはり、氷結した湖に穴を開けて釣りを行います。

 

ちょうど今、あちこちの湖で、ワカサギ祭り(빙어축제)が開催されているので、ワカサギ釣りに関心のある方は、ぜひインターネットで検索してみてください。(私も一度、氷上釣りを体験してみたいですね。みんなで行って見ますか?)

ワカサギの調理法というと、フライしか思い浮かばないのですが、韓国ではトリベンベン(도리뱅뱅)という料理が有名です。

トリは、回るという意味。ベンベンとは、日本語で「ぐるぐる」。つまり、「まわる ぐるぐる」とったといった意味になると思いますが、ごらんのとおり、薬味で下味をつけたワカサギを円形に並べ、フライパンで炒めます。

私もまだ食べたことがありませんが、お酒のおつまみに合いそうな雰囲気ですね。

ソウルでも何軒かのお店で味わえるので、ソウル在住の方は一度、食べてみてください。

えっ、どこで食べられるかって?私に連絡してください。一緒に食べに行きましょう