腎臓がん物語 桜が舞い散る頃までは…

2015年5月末日、左腎細胞癌発覚
8月手術、同年11月多発肺転移。
バツイチ独り暮らし46歳

入院1日目(IFN闘魂注入)

2015-11-27 21:07:26 | インターフェロン教育入院
朝10時に入院センターに到着。

二時間くらいしか寝てないから眠い!


泌尿器科病棟に来て必要書類を出す。

俺「今回の担当看護師は誰ですか?」

事務「えーと、Oさんになってますね」

俺「!!!!!!!」

俺が悪魔看護師と呼んでるナースです。
すでに嫌がらせが?(笑)

今回は直ぐに病室へ。



看「Oと申します、宜しくお願いします」

俺「前回、俺が恐がってた看護師さんですよね?」

看「そうです、覚えてくれてたんですね(笑顔)」

いや、忘れられるかいな… まだ怖いわ!(笑)



相変わらず覚めた目をしてるんだが、
なんか前回と様子が違う。



なんでだ?「めちゃくちゃやさしいっ!」



あ、でも俺が必要以上の事を話そうとすると、相変わらず無視して言葉をかぶせてくる。そこは変わらないな(笑)




泌尿器科病棟は混合病棟でもあるので、内科病棟・腫瘍内科病棟も混ざっている。


どうやら今回俺が入院した病室は、
腫瘍内科みたいだ。


差額ベッド代は払いたくないから、
今回も6人部屋です。





看護師や医師が入れ替わり立ち代わり入ってきて、患者さんと結構シビアな会話をしている。

聞きたくないが、聞こえてくるので仕方がない。


俺以外、全員が抗がん剤。
見た感じ、みんな70~80歳位。

辛そうな声はしてこないが、
辛いんだろーなぁ。

俺の対面に入院している人だけは、俺より少し若いんじゃないだろうか?

見事にツルッぱげだ。

奥さんと子供さんがお見舞いに来てたけど、子供さん、まだ五歳くらいじゃないかな?

俺ががんになる前だったら、
「可哀想に…」とか、「気の毒に…」とか上部だけの同情をしていたかも知れない。

でも今は本気で「負けんなよ!」
と声を掛けたくなる。

「お前もな!」と、言い返されるかも知れないが(笑)

ま、でもデリケートな部分なのだから、声は掛けないけれども…









本日早速、1回目のインターフェロン(スミフェロンDS300万IU)を打ちました。

あの元、悪魔看護師が優しく丁寧に説明してくれるが、スミフェロンのデバイスの取り扱い面倒くさいな!

あんまり需要がないからなのか?
何でインスリンポンプみたいに進化しないんだ?

1回目は元、悪魔看護師が腹に打ってくれた。針をブスッと…
「このくらいの痛さなら自分でも出来るな…」
と、思っていたら、薬液注入…

け、結構痛くないか?これ?
あ、あ、あ、皮膚が膨れていく~!

昔、何かの予防接種でこんなんあった様な…?

これは薬液入れるの躊躇うな。

ま、でもやるしかないしな。


午後5時に注射して、只今午後9時。

まだ熱も出てない感じ。

寝てる間に熱が上がって目が覚めるのかな?
看護師は38℃を越えたら教えてと言っていた。
積極的に熱を下げる訳でもないみたいだし、もう今日は寝ます!



食後プリン買ってきた!
これ、俺的には美味しかったです!



では、また、明日!


















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2 コメント

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・・・懐かしい (masahiro)
2015-11-27 23:59:06
・・・なんか2年前の術後を思い出します。・・・当時8人部屋で皆さん60代以上の方々の大部屋。・・・突然のことでまだ小さいうちの娘と息子が不安そうに妻がつれてきて皆やつれてた有り様・・。自営の家族も取り逃がした仕事や突然の私の欠員による当たりところのない怒り・・・。・・自分を責めてばかりいたあのとき。・・・相部屋の皆さん半数が分子標的薬の副作用に黙って耐えてる最中、会話もなく私不安でした・・。
(=⌒―⌒=)でもそんな中、やはり当時では同病の方々からのメールなどの「心」のバックアップや他の方の闘病記(当時はSORAさん、ムネザネさん、himikoさん、藤本さん)は光でした・・・。特に明るく笑える闘病記は何よりの下支えでしたね。

「へこたれず頑張らず」

・・・旅立とうともブログの中で意志は受け継がれてますね。

私は初めてスミフェロンを打った5時間後くらいに熱と胃がねじれるような痛みがありました。・・・前にも私が書いたように次からは耐性はできます(私は初めては病院で射って自宅に帰らせてくれました(M主治医の恩情))。熱や倦怠感、気持ちも弱っていくでしょうが我々が引き上げますよ。皆の明るく元気な闘病記がね!。

戦友makotoさん!こちらから御快復と力を込めてバナークリックします!。怖くなんてない、皆ついているのだから!。あえて言います、頑張ろう戦友!!
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Re:・・・懐かしい (makoto)
2015-11-28 09:57:45
masahiroさん

そうですよね~
masahiroさんは、術後家庭内の問題や、仕事の事、もう踏ん張れないくらいまで落ちてしまいましたもんね…ホントにこの病気は精神的にやられてしまいますもの。

しかし、今のmasahiroさんの元気な事!
そりゃ、himikoさんもビックリだわ(笑)

僕はまだまだこれからですが、へこたれずにやって行きたいと思ってます。

根がヘタレだから自信はないですが(笑)


スミフェロン、僕は2日に1回でやって行くんですが、薬液入って行く時、結構痛いですね!

月曜日は2回目、自己注射。
馴れるんでしょうけど、嫌なモンデス。

頑張りますよ!見てて下さいね!(^_^)
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