
岩手県花巻市東和町のりんごが届きました。
送り主は父で、毎年いただいています。
私の実家は果樹農家ですが、りんごは生産していません。
母が川崎市関係の交流会で、東和町(現在は花巻市に合併)に行ったこともあり、購入しているそうです。
果樹農家の場合、栽培しているのはたいてい3種類くらいまでが多くて、主力作目の他にサブを2種類くらいという生産体制が多いと思います。
私の実家では、私が生きている間に廃園になるかもしれないしという風前の灯火ですが、それが日本の農政の結果であれば仕方がありません。
いくら国産の農産物がおいしいとPRしても、消費者は安きに流れるし、何よりも国産品は高価ですからね。
たぶん、20年もすれば、国産果物なんて高価なモノはより高価に、安いモノはすべて輸入品で日本人好みではないモノばかり、二極化が進むでしょう。
あまり悲嘆せず、今この時、おいしい国産りんごを食べらることに感謝しようと思います。
品質は国産の方がいいと思います!
日本の農業は海外と比較すると信じられないくらい手間暇をかけて付加価値を付けています。
この手間をかけられるかどうかが、日本品質です。
農業者も減っていますので、いつまでも今の品質の国産農産物を食べられるかは本当に分かりません。
そうですな、米も「貧乏人は外国産を食え!」tt時代が来るだろうな~(´;ω;`)ウッ…
農業法人とかやり方はいろいろありますが、なによりも担い手不足はもう50年も昔から言われていることです。
今、私たちが食べている国産農産物だって、多くは外国人研修生がいなければ成り立ちません。
いくら機械化が進んでも、最後はまだまだ人の手が必要な産業なんですよね…。