makoto's daily handmades

パート 11月2回目

土曜日だけれど、文化の日なので休日ダイヤ。
危うく出勤時間を間違えるところでした。
※私の通勤経路は、平日・土曜・休日の3種類のダイヤがあります。

来館者数はとても多く、資料室もやたらと多かったのですが、資料請求は少なかったです。
「資料室にフラッと立ち寄ったけれど、思っていたのと違う」と感じるのかもしれません。
こういう日は、ほぼイチゲンさんが多く、やたらと利用方法や申込方法などを尋ねられます。
スタッフが一通り説明をしても、お客様は「ふーん」で終わりなのですけれどね…。

資料室は、入館料がかからない施設がほとんどです。
でも、コピー代はかかるのです。
それが近くの図書館と料金が少し違いまして、その理由を延々と尋ねられることもあります。
そういうときは、経営方法が違うことと、著作権法に基づく違い等をご説明するのですが、なかなか納得していただけません。

こういう時は内心で「著作権法を調べて理解してからにしてぇ〜」と叫びたくなりますが、仕方がありません。
心をグッと引き締めて、丁寧にお客様が5理解・ご納得いただくようにお話します。

経営方法の違いなんて、お客様には関心もないことですからご納得いただくのは難しいことなのです。
明らかにコピー機の性能が違うのなら、それなりにご納得いただけるのかとは思いますが、メーカーは違っても、性能が大きく異なることもありませんからねぇ。

さて、今日は珍しい資料請求をされたお客様がいらっしゃいました。
別室から資料を出してくるモノで、その方はわざわざ車で3時間以上かかる場所からご来館されました。
その資料はコピーも写真撮影が禁止されているので、現物を実際に手に取るまで見ることができません。
他館にも似た資料が収蔵されているのことがありますが、非公開だったりもします。
こういったお客様は、ご希望の資料に出会うまでを楽しみにされている方もいらっしゃるので、対応には緊張が走ります。
お客様のご期待に添えなかった場合、お客様には申し訳ありませんが、資料公開の限界を感じることもあるのです。
学芸員さんたちに対応をお願いしても、学芸員さんが資料をくまなくご存じとも限りませんので…。
というのも、私が勤務する文化施設の学芸員さん達は入れ替わりが激しいのです。

これは学芸員という職業の厳しい現状があり、離職率も高いからです。
この職業特有の理由があるからなのですが、学芸員は雑芸員と揶揄されるくらい多忙な仕事です。

私は資料室勤務ですが、学芸員さんの多忙さを思うと、もっと資料を活用してくださいとか、利用者の皆さまにおすすめの資料を紹介してください、とは言いにくいです。

それでも資料室をご利用する方が気持ちよく調べものができるように、私も丁寧に応対していきたいです。

コメント一覧

makoto
jun-sweetsさんへ
私が担当している業務は、図書館の業務よりもずっと楽だと感じます。
私の勤務先は遠くから調べ物にやってくる方がいらっしゃる一方で、件数は少ないです。
図書館の方がご近所からたくさんの方がやってきて、問い合わせがあります。
少しでもお役に立てたらいいな、と思っています。
jun-sweets
こんにちは(^^)
お客様のご要望に応えられない事もあるのですね。
なかなか難しいですね。
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