たまーに、ポタッ、ポタッ、と音をたてていた流しの蛇口が、だんだん間隔が短くなってきまして、いままで我慢していたカミサンが「そろそろ何とかしないと・・。」っと言い出しました。もう15年頑張ったことだし、取り替えることにしました。ネットで手順や注意点などを調べて・・・ホームセンタのお兄さんにもいろいろ親切に教えてもらい・・・出来そうなので自分でやることにしました。
まず、工具等を準備します。一番左がKVKの特殊工具で、旧蛇口の取り外しの際、下から抑えている大きな6角ナットを緩めるのに使います(ここでは、一般的な径37mm用です)。この他、水道用テープ(これは念のため準備)、ライトが必要です。
旧の蛇口です。レバーを下げると出水するタイプです。
流し台の下の蓋(板)をはずし、止水栓付近です。
上を覗くと、大きな6角ナットで固定されているのが分かります。特殊工具で緩めます。
少し緩めると後は手で回せました。
止水栓から外したところ。ここで、止水栓の方が回らないこと!もし回ったら、
テープを巻いて、再度取り付けを行います。こうしないと、後に漏れます。
ホースの先の接続器具を外し、6角ナットを取り出します・・・これが大変でした、器具がなかなか外れないうえに、ホースは硬くまがりにくいからです。
6角ナットを外し、本体を抜きました。
ここからは、新蛇口です。止め金具等を取り付けました。
これは、上面施工と言って、上から金具等の取り付けが出来ます。とっても楽です。
本体を差し込みます。
接続器具を止水栓に取り付けます。
締めはじめたら、戻さないよう注意します。締めすぎもいけません。
ホースは差し込むだけです。カチっと音がなりました。ホースがやや柔らかく作業がとても楽です。
止水栓を開けて、蛇口からジャーっと、気持ちよく出水しました。完了です。
うーん、気持ちいい・・・!いい仕事したなあ。
作業時間は、前半1時間10分、後半1時間、の2時間10分です。予想より早かった。
ほか考慮としては、仰向けで作業する際、目にゴミが入りました。また、動かないゴキちゃんにも会えます。水物だけに雑巾は数枚必要です。
数日後の確認です。漏れなしOKで、良かったです。
接続部の六角ナットを回すと思ったんだけど、じっくり読んだら
蛇口本体を止めている部分のナットを外す工具なんですね。
下から見上げている写真を見て、確かに普通のナット回しでは
回らないというか、入っていきませんね。
始めて、こんな工具があるのを知りました。
普段、何気なく使っているものでも裏側は結構複雑。
今回はチョッピリ知識がアップした感じです。
KVKは何?と言って、何人の人が形を当てられるかな!
我が家は以前、蛇口栓を固定するナットの板が割れて蛇口栓が浮いてしまい修理を依頼したことがあります。その時見ていたので名前は知らなかったけど、なるほどって思い次回は同じになったら自分で治そうかなって思ったことを思い出しました。えっ、その時は幾らかかったかって、8年程前で約1万円ちょっとだったと思います。
それにしても、自分でやる事が基本にあるんですね、お風呂のリモコンも今度の水栓もジャンルは違うがとりあえず見てどうにかなりそうかなって所から始まって、できそうと見たらやっちゃうところが素晴らしいですね。今度、うちのがまた、取れたら工具を貸してください・・・
〈追記〉
上から5枚目の写真で左側、たぶん給湯からの壁のシミが気になります。すっかり乾いていれば問題ないとは思いますが?
以前、水漏れがあって直してもらったときの費用が6k?ぐらいだったように思います。それで今回は交換にしました。
nojiさんの指摘のシミは、乾いたものなので大丈夫です。なかなか鋭い観察力です・・おそれいりやした。念のため、一週間ほどしたら、漏れていないかの確認をしようと思ってます。
それと上水の分岐が必要で、工事が面倒なので踏ん切りがつきませんでした。
それから新しい混合栓のレバーは上げると水が出るタイプですか?
自分の誰も住んでいない実家のキッチンは押し下げると出るタイプです。
地震などの時に、上から物が落ちてレバーに当たると水が出っぱなしになってしまうため家を後にするときは必ず元栓を完全に締めて離れます。
なので上げると出るタイプの方がいい気がしますね。
今年は新年早々から皆さん張り切り過ぎっ・・・。