野路物大発見

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PC-LL550RG(AMD Athlonx2 QL-60)のCPU置換

2016年03月27日 22時08分54秒 | パソコン

以前子供用のパソコンNEC PC-LL550RGを買ってから、起動に時間がかかるようになり、メモリ増(2G⇒4G)をしても起動や、MP3変換等の改善が図れなかったので、今度はCPU置換をしました。最も効果的なのはSSDにするのが良いのですが、120Gで5k、240Gで8K程度かかる。費用面から考えてCPU置換にしました。

購入当初仕様:CPU:AMD Athlonx2QL-60 1.9GHz(L2:512KBx2)、メモリ:2GB、HDD:160GB、モニタ:15.4(グレア)

今回の仕様:CPU:AMD Turionx2 Ultra ZM-84 2.3GHz(L2:1MBx2)、メモリ:4GB、HDD:160GB、モニタ:15.4(グレア)

約クロック:1.174倍、L2キャッシュ:2倍

CPU置換で必要なことは①CPUを収めるソケットが同一、②起動電圧が範囲内、③開発ネームコードが同一であること、また、④置換事例があれば間違いはない等々から、Netをググったら実際に置換した事例がありました。(下表が今回の仕様で、オークションで2.26Kで購入しました)

これから、取替えです。

1、PCの裏蓋を開けます

 〇印のネジを外します

2、CPUfanを外します

 〇印のfanを抑えているネジ3本を外します

3、ヒートシンクを外します

 〇印のCPU部分のネジ4本を外します

4、CPUを外します

〇印のCPUソケットのネジ左へ回します

 下のCPUに「AMQL60DAM22GG」があります。これがQL-60です

 SocketS1の文字が見えます

5、ZM-84(Turionx2 Ultra)CPUに差し替えます。左下の△マークを合せて挿します。次に上部ネジを時計方向に回します

 

6、CPUにグリスを塗り、ヒートシンク、CPUfan等を外した時と逆の手順で取り付けます

7、電源投入しBIOSにて確認します。電源が入った(一安心)時点で、F2を押します

CPUがSempronと表示しています

8、無事にBIOSが起動したので、今度はOS(Win10)を起動します。 システムプロパティ(スタートを右クリック⇒システムをクリック)

CPU名が正しく表示しています

 9、起動時間の比較(電源投入~タスクバーに時刻を表示するまでの時間で比較しました)

  結果:約1分程(1.287倍)速くなりました。(下記に詳細を記載しました)

  ・Athlonx2QL-60 1.9GHz⇒1回目3分55秒、2回目4分11秒、3回目4分00秒⇒平均4分2秒

  ・Turionx2 Ultra ZM-84 2.3GHz⇒1回目3分15秒、2回目3分2秒、3回目3分5秒⇒平均3分8秒

10、単純比較(Exselにて10000万回カウントし、カウント数を表示。これを連続10セット行う)

 結果:10秒程(1.454倍)速くなりました。(下記に詳細を記載しました)

【結果】

使い始めの当初は起動時間も速かったのですが、appleのiTunesやwalkmanのX-アプリ等各種アプリケーションをインストールしたことや、windows10でupdateが強制的に行われる等々で、徐々に起動時間が延びてしまい、今では4分もかかっていました。今回のCPU置換で劇的に速くなったわけではないが、CPUの速くなった分、起動で約1分速くなりました。

また、今回の試験では、出せなかったL2キャッシュの倍になった効果。複数アプリを起動すると効果が出てくるかもしれません。今後、使ってみて効果が実感できれば良いと思います。

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LifeTouch Lを開けてみました-2

2016年03月18日 22時36分04秒 | Weblog

前回、メモ増ができないか開けてみたのですが、開け方を忘れないように、続編として開けるポイントを掲載します。

1、ネジ2個を外す⇒下にあるネジ(星型)をT5を使い外します。(T5:星型ドライバーのサイズ)

 

星型ネジの拡大写真

2、裏蓋を外します⇒SDカードスロットの部分から外していきます。⇒カード挿入口は薄いので力をかけないようにします。

下の写真のへらを当ててある近辺で裏蓋と本体との隙間をつくります。

●赤丸の部分が蓋を引っ掛けるようになっています。

●電源スイッチがある上の部分

●右側部分

●下の部分

●SDカード、microUSB等がある左側部分

●赤丸部分の近辺にへらをあて、本体と裏蓋を浮かすよう隙間をつくり左右にひねる。これを一回りすれば裏蓋が取れます。

3、裏蓋を取った状態(でっかいバッテリーと無線LANとメイン基板) へらは100均で購入しました。

●イヤホン部分とスピーカー部分

左右のスピーカ部分

メイン基板にあるコネクタ(左から2番目がSPのコネクタと思われます)

次回はバッテリーがヘタってきたら交換時期になるので、その時は、この外し方が役に立つと思います。

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ノートPC「ThinkPad SR500」のモニタ修理

2016年03月15日 22時51分06秒 | パソコン

友人からノートPCのモニタ修理を頼まれました。パソコンは「ThinkPad SR500」で症状は「モニタが赤く表示」する。これは、バックライトの冷陰極管の消耗(寿命)で起こります。んでもって、電源投入し確認しました。(下の写真)

とりあえず、修理はモニタの交換となりますが、同じPCがあれば良いが、そんな都合よくはありません。そこで、手持ちのワイド液晶の部品鳥「モニタが15ワイドの同サイズ NEC LL550RG」 が使えるか確認します。

まずはThinkPad SR500のモニタの液晶部分の取り外しをします。

●モニタの5箇所のネジを外します。(丸の部分)

 

●枠を外します(指でプラスティックの枠を剥がします。力を入れ過ぎないように外していきます。

●液晶を取り付けているネジとインバータのコネクタを外します

◆上の写真の赤丸部分の拡大写真

◆液晶を支える左右の金具のネジ(赤丸の部分)を外します

●液晶を外した上蓋

●液晶へのケーブルを外します

ここまでがThinkPad SR500のモニタの液晶部分の取り外しです。

次にNEC LL550RGの液晶の取り外し、手順はThinkPad SR500と同じ要領で外します。っで確認は、

◆液晶へのコネクタが同じかバックライト側のインバータのコネクタが同じか

とりあえず通電してバックライトの点灯を確認

◆結果:写真でも判るとおり・液晶のコネクタはOK、バックライトが2箇所ある(コネクタが2個)。

●とりあえず、バックライトが1つで表示するか、液晶のコネクタを接続し確認しました。結果無事に表示しました。

起動時のロゴが表示

●表示はしたのですが、バックライトを2個使用する液晶であるため、後々の事を考えて、使用はやめることにしました。そこで、同サイズの液晶はないので、今度は通常の液晶の部品鳥を使い、バックライトの交換をすることにします。ただし、冷陰極管の長さが部品鳥の方が短いため、左右の端が暗くなることが予想されます。

ThinkPad SR500の冷陰極管の取り外し(液晶の枠を外します)

赤白のコードが冷陰極管の両端に行ってます。

●白い枠内にある冷陰極管を取出します。

取出した状態

◆点灯し状況を確認⇒点灯当初は赤くなり、時間と共に白色に変わって行きます。

●同じ要領で部品鳥から冷陰極管を取り出します。コードは長さが合わないため半田を使って取替えました。

左上の所に冷陰極管が入っていました。

◆上の写真で「上の液晶がThinkPad SR500の液晶、下のが部品鳥からとった冷陰極管です。 長さの違いが分かります。また、太さが若干部品鳥の方が太いです。

ThinkPad SR500の液晶の冷陰極管が入っていた所に入れます。ただし、部品鳥の方が短いため、中間に入るように両サイドの距離を均等にします。太さは余裕はありませんが入りました。 点灯確認をします。

写真では上部の両極一部が暗くなっています。取付け後はスタートボタン(左)、時刻表示(右)の所になります。

●点灯確認はOK、取り外した手順と逆に組み立てます。果たしてどんな表示になるか電源を投入しOSを起動しました。

電源投入直後のロゴを表示

デスクトップ画面を表示

拡大しました

システムプロパティーを表示(写真では左右下の部分が暗く映っていますが、実際はもう少し明るいです)

無事にバックライトの交換で液晶は表示しました。若干暗い部分はありますが、おそらく実用には十分使えると思います。

参考

ノートのモニタ部分の修理には ・モニタその物を交換、液晶部分を交換、バックライト(冷陰極管)の交換などが考えられますので、その時に合った修理をすると良いと思います。

 

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