まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

御嶽山捜索の終了

2014-10-21 20:44:37 | 日記

10月16日、御嶽山の遭難に対する捜索が打ち切られた。
日本の火山災害での最悪の事態で、56人が死亡した。
捜索の打ち切りは、少なくとも7人が行方不明の中での、苦渋の選択だった。
現場は3000メートルを越える、富士山に匹敵するような高さの山の上。
気温が低いのは当然だし、気圧も低いので常に高山病の危険がともなう。
屈強な自衛隊員や、警察関係者の何人かが「低体温症」で現場を離れたというのは、いかに過酷な状況の中で捜索が行われていたかを物語っている。
最終日も1900人を超える捜索隊が、氷点下の困難な中で作業を続けたが収穫はなかった。
捜索の終了後、長野県知事が捜索隊に対して感謝の意を表した。
まだ見つかっていない遭難したと言われている人たちの家族も、感謝の言葉を述べていた。
ニュースでは捜索隊に対して、小中学生が歌で感謝の気持ちを表す場面が放映されていた。
韓国や中国なら、罵声や怒号が飛び交う場面ではなかったろうか。
「困難な捜索でしたが、本当に報われる思いです」。
自衛隊員の目に涙が見られたのは、とても心が洗われる思いだった。
私はこれらの事実を目のあたりにして、日本に生まれて本当に良かったと思った。
これまでも述べてきたように平穏な時代から変動の時代に変わり始めた今、自然災害はこれからも続発するに違いない。
災害に立ち向かう力、災害を乗り越える心が私達に求められているのではないだろうか。