◇韓国映画、

「哀しき獣」は観たことがあったのですが、スターチャンネルのナ・ホンジン監督特集で、過去の3作品をまとめて放送したので録画視聴。

2006年製作「チェイサー」:THE CHASER
参った、凄い迫力のデビュー作ですね。
「哀しき獣」同様に、リアリティの作り込み方が半端ないです。
実話がベースとはいえ、どこに焦点を当てるかで作品が大きく変わってくると思うのです。
警察のユルさにいらっとしつつも、テンポの良い展開に没頭しました。
　　　

2016年製作「哭声／コクソン」:THE WAILING
これは前２作に比べて解りづらい…。
韓国には未だに祈祷が文化として根づいているそうですが、都会でもお年寄りは病院より祈祷に頼る人もいるそうなので、農村部では尚更のこと。
祈祷師が、一仕事終えてジャージに着替えるところがツボにはまりましたが。
それにしても、韓国の子役の演技力は、どの作品でも半端ないです。