DGKキナーゼは、低分子化合物で、がん細胞を攻撃するキラーT細胞の働きに関与。具体的には、DGKα及びDGKζと呼ばれる2種類のキナーゼが、キラーT細胞を眠らせる信号を伝達する役割を果たしている。このため、DGKαとDGKζの働きを阻害する薬剤ができればキラーT細胞の働きを活発化させ、がん細胞への攻撃力を回復させる効果が期待できる。
2018年3月にはエーザイが自社の抗がん剤「レンビマ」と米メルクの「キイトルーダ」の併用療法による共同開発契約を締結し、メルクから契約一時金及び開発・販売マイルストーンで約6,110億円を得る可能性があることを発表した。
カルナバイオサイエンスは今後、免疫チェックポイント阻害剤との併用療法なども見据えた開発を進めていくものと予想される。
CDC7キナーゼを阻害する経口投与可能な低分子化合物です。
CDC7を阻害すると、不完全なDNA複製が引き金となって、染色体の不安定化を引き起こし、がん細胞に細胞死を誘導します。
一方で、正常細胞は、細胞周期の制御が正常であるため、CDC7活性が阻害されても細胞は死ぬことはなく、この点からCDC7阻害剤は非常に副作用の少ない新しい治療薬となる。
2018年3月にはエーザイが自社の抗がん剤「レンビマ」と米メルクの「キイトルーダ」の併用療法による共同開発契約を締結し、メルクから契約一時金及び開発・販売マイルストーンで約6,110億円を得る可能性があることを発表した。
カルナバイオサイエンスは今後、免疫チェックポイント阻害剤との併用療法なども見据えた開発を進めていくものと予想される。
CDC7キナーゼを阻害する経口投与可能な低分子化合物です。
CDC7を阻害すると、不完全なDNA複製が引き金となって、染色体の不安定化を引き起こし、がん細胞に細胞死を誘導します。
一方で、正常細胞は、細胞周期の制御が正常であるため、CDC7活性が阻害されても細胞は死ぬことはなく、この点からCDC7阻害剤は非常に副作用の少ない新しい治療薬となる。