すばらしきUK生活のすすめ

とにかくじっとしていられない、好奇心旺盛まぐゆみのここUKはブライトンでの喜怒哀楽生活を大公開~!

今のとこ2009年一番のお気に入りアルバム’Which Bitch?’by TheView

2009年03月21日 | もりあがってますUK音楽♪


偶然HMVのサイトで見つけたちょっとおもしろいカイルとキーレンによる全曲解説!へぇ~って思いながらこれ読んだ後アルバム聞いてみるとこれまたGOOD!

1) ティピカル・タイム 2

独白1 - 「別れの始まりはアルバムの始まり」

キーレン : あれはカイルがピアノをポロンポロン弾いてて出来上がったんだ。でもティピカル・タイム(「ハッツ・オフ・トゥ・ザ・バスカーズ」の最後の曲)の続きなんだよ。ファースト・アルバムの続きっていうアイディアなんだ。
カイル : 『ティピカル・タイム』は前作の中でもけっこうよく出来た曲だった。でも短すぎるって色んな人に言われたよ。今回の曲は速攻できあがって、ハーモニカで同じメロディーを吹きながら周りのコード進行を変えていくっていう完璧な仕上がりになった。長く付き合った彼女との別れについて歌ってるんだ。

2) 5 レベッカズ

独白2 - 「最新シングルは反ドラッグのメッセージ・ソング?!」

カイル : 俺の頭の中に5つの異なるキャラクターがあって、それをひとつに収束するって歌さ。そのキャラクターってのは色んなシナリオ下で出会った、学校時代の色んな女の子なんだ。タバコくさい教師やささいなこと、ラッシーがジャンキーだってことについて歌ってる。クスリはやるなってことだな(笑)この曲はベイビーシャンブルズとのはじめてのツアーの最後に書かれたもの。ツアーで忙しくしてたから曲を仕上げることがなかなか出来なくて、少し時間が出来たときに急いで仕上げたんだ。ツアー中に曲作りするのは簡単かって?いや、これが結構難しいんだ。前回のツアーのときは毎晩、曲が思い浮かんでたけど次の日までは覚えてなかった。

3) テンプテーション・ダイス

独白5 - 「骨折と1リットルのバーボンが生んだピート(ドハーティ)のお気に入りソング」

キーレン : この曲は退屈がゆえに結局、何か馬鹿なことをしたくなるって曲。ぶっ飛んでるときにやっちゃうことね。つまり次の日に後悔しちゃうようなこと。「ある時、自分と自分の骨との約束は破られた」っていう歌詞なんだけど、酔っ払って、壁を殴るなんて馬鹿な真似をしたおかげでいまだに手が動かせないよ。その時はビールに誘惑された形だけど、そんなことはやめなきゃ。「変わらなきゃいけないんだ。」ピートはこの曲のソロがお気に入りみたいだよ。

4) ワン・オフ・プリテンダー

独白3 - 「全国警察24時、The Viewを追え!」

キーレン : DJライヴをやったアバディーンで逮捕されちゃったんだよ。俺らの乗ってたバスがダンディーへの帰り道に警察に止められて俺とカイルがおろされて逮捕された時のことについて歌った曲。ライヴで演奏しながら警察に嫌味も言えるからいい曲だよな。でもやめろって言われたよ。俺の仲間のジミーはマジもんの陰謀論者で警察の文句ばっかり言ってるといつか殺されるっていうんだ。この曲の最初のヴァージョンはダンディーのザ・ホワイト・ホースっていうパブでレコーディングしたんだけど、完全にラップ調の曲で少し危なっかしい感じだったから、そんなにラップ調にならないように変えたんだよ。

5) ショック・ホラー

独白その11 - 「The View的“最下層ですが・・・何か?”」

カイル : くつろいで楽しく時間を過ごすって曲だね。俺は最下層で楽しんでるよ。上まで上りつめられればいいなってね。時間を無駄にするなって感じかな。歌詞にするにはいい内容だよ。(キーレンに)キーレンがアコースティック・ヴァージョンで作ってて、超のろいテンポに仕上がっていた。

6) アンエクスペクテッド

独白4 - 「カイル、父の死を乗り越えて作られた号泣ソング」

カイル : 俺が16歳のころに親父が死んだ直後に作った曲なんだ・・・。ストリングズは後々つけたものなんだ。俺らはずっとこの曲をフリートウッド・マックみたいな感じにしたくて構成を組み立てたんだ。最初、シンセサイザーのストリングズを試してみたけど全然うまくいかなかった。だからニューヨークでストリングズをやってくれるオーリィー・クラウスに頼むことにした。衝撃的だったよ、曲自体ちょっと変わった気がした。すげぇいい雰囲気なんだ。ストリングズを使おうなんて思ったことはなかったんだけど、オーリィーはホントに天才なんだ。ニューヨークの自分のアパートで全ての楽器を一個ずつ全部自分で弾くんだよ。

7) グラス・スマッシュ

独白6 - 「深夜に起きたアノ事と、名匠オーウェンのコーラスが産んだ名曲」

カイル : 実は冒頭の部分はオーウェン(プロデューサー)が歌ったものなんだ。俺は真ん中の部分しか歌ってなくて、オーウェンが冒頭に付け加えたんだよ。俺は冷蔵庫にビールを取りにいってて戻ってきたときに「こんなのどう?」って言われた。「すげえ(笑)」って思ったよ。忘れられないな。
キーレン : 深夜に起きる出来事について歌ってるんだ。実は俺と彼女の喧嘩についたなんだけど。結構やばい喧嘩になる。最終的には仲直りするんだけどね。

8) ディスタント・ダブロン

独白7 - 「(マーラー+死)-レディオヘッド=!!?」

カイル : 俺とオーウェンがマーラーの曲を聴いてた。死を連想させる曲なんだ。昔ながらの宝島を目指す海賊とダンディー人を、”宝を追う”っていうステレオタイプとして比較したんだけどね。俺以外のメンバーは彼女に会いにいって、俺はオーウェンと座って何もやることがなかったからアルバムを何度も繰り返し流してたんだ。それでジム・ホーキンズについて少しずつ曲を書き始めたんだ。
キーレン : 信じられなかったよ。レディオヘッドを見に行って戻ってきたら一曲終わってたんだから。「すげえ!」って思ったね。アルバムの中で俺が好きな曲のひとつだよ。

9) ジミーズ・クレイジー・コンスピラシー

独白その8 - 「The View的“信じるも信じないも、あなた次第”なお話」

カイル : これはジミーとクラーキーっていういつも意味もなく喧嘩してる、俺たちの仲間二人の歌。やつらの言い争いのハイライトを少しずつ取り上げて曲にしてあるんだ。俺らはみんなイルミナティ(歴史、およびフィクション上に登場する秘密結社の名称)関連の話を取り付かれたようにネットで見てたんだけど、「おい、これみたかよ?」みたいなノリだったんだ。でもジミーはそれを深く掘り下げだした(笑)。それでやつは俺は知りすぎたって超真剣に言い出したんだ。

10) カヴァーズ

独白9 - 「好きすぎて拉致しました!!!」

カイル : レコーディングを済ませてところパウロ・ヌッティーニが隣のスタジオを使ってることがわかったから俺はこう聞いてみた。「この曲でちょっと歌ってみない?」って。俺が歌うAメロのいくつかを彼が歌っていったんだ。いい歌の相性だったよ。
キーレン : (NMEのレポートのとおりに)俺らが彼を拉致したかって?違うよ。彼がむしろ拉致されたがってたようなもんだよ。 (カイルに)パブでパウロが来るって伝えたとき、お前目輝かせてたよな。「毛布もってこい!(拉致するときに使うもの?)」って。彼の声は曲にあってるよな。

11) ダブル・イエロー・ラインズ

独白その10 - 「レコード会社が嫌った、一夜にしてできたポップ・ソング」

キーレン : 酔っ払って二重の黄色線をたどりながら家にたどり着こうとするって歌さ。カイルが一夜で曲を作れっていってきたんだ。それでこの曲が出来たんだよ。レコード会社はアルバムからはずしたかったみたいだけど俺らは気に入ってた。だってポップじゃん。

12) リアライゼーション

独白その12 - 「The View的“無一文ですが・・・何か?”」

キーレン : ダンディーに住む人々が無一文の状態を楽しんでるって曲だよ。歌詞にこうある。「晴れた日を無駄にするな。」
カイル : 俺はヴァースの歌詞のいくつかしか書いてない。いつもガミガミうるさい近所のやつについて書いたんだ。
キーレン : あいつ、いつもビール飲んでるよな。あいつも無職なんじゃないの?

13) ギヴ・バック・ザ・サン

独白13 - 「実録:温泉宿に入ろうとして、売春宿に入っちゃいました。」

カイル : 俺と友達が行ったところが実は売春宿で、そうとは知らず入って追い出されたっていう曲。俺らはロンドンでジャグジーを探してて、看板に「ジャグジー・スパ」って書いてあるところに入ることにしたんだ(笑)。本当に知らなかったんだよ!蒸し風呂にいたんだけど何も起こらない。「おい、おかしくねぇ?30分くらいいるのにスチームが出てこないじゃん。」そしたら店のやつがやってきたから、「ハイネケンください。」って言って渡されたのはただの水だった。そこで俺らはなんとなくピンと来た。その後デカイポン引き風の男が出てきて「お前ら出て行け。」って。それで売春婦の前で着替える羽目になったんだ。こえぇよ。彼女や彼女の家族にこの話をしたら一週間くらい口をきいてくれなかった。だから前のいいときのように「太陽を戻してください(ギヴ・バック・ザ・サン)」ってことかな。

14) ジェム・オブ・ア・バード

独白その14 - 「スペシャルゲストはべビシャンのベーシストとオレの彼女!」

カイル : ベイビーシャンブルズのドリューがベースを弾いてる。輪になって座って生録りしたんだ。俺の彼女(この楽曲でカイルとデュエットしているケイティー・ギザー)が何が正しいかって伝えようとするって内容の曲。本来は彼女が歌う計画なんてなかった。だって彼女が歌がうまいなんて一言も言ってないからな!俺の彼女がいかにいつもつづりを教えようとしたり、色々口出ししてくるかについて歌ってる。

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