2012年も今日でいよいよ大晦日を迎えた。
一昨年の12月に中国での5年の生活に終止符を打ってバンコクに来たが、今年は念願の「魚やす」をOPENすることができ、また、多くのお客様にご来店いただいて感謝の気持ちでいっぱいだ。
また、このお店に出資をしてくれたオーナーの方々、素晴らしい食材を提供してくれている仕入れ業者の皆様、綺麗な素晴らしい広告を作ってくれる広告媒体の関係者など、皆様の温かなご協力があって「魚やす」がこのように晴れやかな気持ちで年の瀬を迎えられることにも、感謝したいと思う。
そしてこのブログに立ち寄ってくれる方々に、『ありがとう』の気持ちをお伝えしたい。
実は、今日はお店の営業が終わってから店のスタッフ達とささやかなパーティーを企画している。
タイ語もよく分からない、頑固で頭の固い自分のような料理長の下で、文句も言わずによく半年間頑張ってくれたと思う。
特に調理スタッフの連中とは「IRON CHEF」に参加することになり、店で何度も料理の試作を繰り返したりもして、本当にたのしい時間を過ごせたと思う。
年末で既にお休みしているお店が多い中、大晦日まで頑張ってくれているお店のスタッフ達にも感謝したいと思う。
そんな気持ちを察してくれた多くの方々から下のように「プレゼント」の品が続々とお店に届いている。
今夜の店の営業後のパーテーでは、お店のスタッフ達と「くじびき」をして、これらのプレゼントを渡すことになっている。
「プレゼント」を提供してくれた方々にも深く感謝致したい。
さて、今年の最後の料理は「黒酢の酢豚」を紹介することにしよう。
酢豚はケチャップを使ったレシピが多いが、黒酢を使った酢豚はさっぱりして、大人にはこちらの方がおすすめだ。
尚、酢豚に「缶詰め」のパイナップルを入れて、パイナップルのパパイン酵素で豚肉が柔らかくなりますなどと平気な顔で言っているTVの料理番組があるが、パイナップルは加熱すると酵素は死活してしまう。
もし、パイナップルを加えるなら生の物を使わないと意味がないが、そもそも酢豚にはパイナップルは合わないと思うので今回のレシピには使っていないが、野菜も加えずに「豚肉」だけでも美味しい。
ポイントは、黒酢ダレの配合だが、黒酢1:醤油1:酒1:砂糖1、で全て1づつなので覚えやすいと思う。
この配合で作ってみて、ちょっと甘いなと感じたら、砂糖を0.8にするといいだろう。
作り方はとても簡単なので、正月料理に飽きたら、ぜひ、作ってみて欲しい。
バンコクに居る方なら、「魚やす」の12月からの新メニューに入っているので、お店までお越しいただいて召し上がってもらいたい。
それでは早速、作ってみよう。
◆黒酢の酢豚の作り方。
<作り方>豚肉の下処理(材料:一皿分)
①豚の肩ロース150gは厚さ2㎝程で一口大に切り、筋に近いところに包丁を入れておく。
②ボウルに①の豚肉を入れ、酒を小さじ1、醤油を小さじ1を加えて指先で揉み込む。
③溶き卵大さじ1(1/4個分)を加えて更に揉み込んでから片栗粉小さじ1をまぶす。
④160℃~170℃の低温の油の中にいれ、そのまま温度を上げていき、180℃位になってカラっと揚ったら鍋から取り出しておく。
<用意する物>
写真手前の左から、水溶き片栗粉、生姜のみじん切り、ニンニクのみじん切り、先に揚げておいた豚肉。写真奥の左から、玉ねぎ、赤、緑、黄色のピーマン、椎茸、合わせ調味料。
※合わせ調味料の配合(黒酢1、醤油1、酒1、砂糖0.8)
<作り方> 本調理
①フライパンを弱火に掛けてサラダ油を大さじ1入れる。
②ニンニクのみじん切りを加える。
③生姜のみじん切りを加える。
④ニンニクと生姜をよく炒める。
⑤ニンニクと生姜の香が立ってきたら、中火にして野菜を加える。
⑥野菜を1~2分炒める。
⑦酒を加えて更に1分程炒める。
⑧野菜に7分程火が入ったら揚げておいた豚肉を加える。
⑨調味料を一度に加える。
⑩水溶き片栗粉を小さじ1~小さじ2加えてとろみをつける。
⑪最後にお好みでゴマ油を小さじ1/2~小さじ1を加える。
⑫皿に盛って出来上がり。
さて、今年、「IRON CHEF」に出場する為に「食器や調理器具」を購入しに3日程、日本に一時帰国した際に東京駅で下記の看板を見掛けた。
HONDAの広告だが、とても感動した。
がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。
たいてい、努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。
けれど、それがどうした?スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%。新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。
さあ、きのうまでの自分を超えろ。
きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。
*****************************************
皆様のおかげで、「魚やす」も少しづつではありますが成長をすることができました。
今年は本当にいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
一昨年の12月に中国での5年の生活に終止符を打ってバンコクに来たが、今年は念願の「魚やす」をOPENすることができ、また、多くのお客様にご来店いただいて感謝の気持ちでいっぱいだ。
また、このお店に出資をしてくれたオーナーの方々、素晴らしい食材を提供してくれている仕入れ業者の皆様、綺麗な素晴らしい広告を作ってくれる広告媒体の関係者など、皆様の温かなご協力があって「魚やす」がこのように晴れやかな気持ちで年の瀬を迎えられることにも、感謝したいと思う。
そしてこのブログに立ち寄ってくれる方々に、『ありがとう』の気持ちをお伝えしたい。
実は、今日はお店の営業が終わってから店のスタッフ達とささやかなパーティーを企画している。
タイ語もよく分からない、頑固で頭の固い自分のような料理長の下で、文句も言わずによく半年間頑張ってくれたと思う。
特に調理スタッフの連中とは「IRON CHEF」に参加することになり、店で何度も料理の試作を繰り返したりもして、本当にたのしい時間を過ごせたと思う。
年末で既にお休みしているお店が多い中、大晦日まで頑張ってくれているお店のスタッフ達にも感謝したいと思う。
そんな気持ちを察してくれた多くの方々から下のように「プレゼント」の品が続々とお店に届いている。
今夜の店の営業後のパーテーでは、お店のスタッフ達と「くじびき」をして、これらのプレゼントを渡すことになっている。
「プレゼント」を提供してくれた方々にも深く感謝致したい。
さて、今年の最後の料理は「黒酢の酢豚」を紹介することにしよう。
酢豚はケチャップを使ったレシピが多いが、黒酢を使った酢豚はさっぱりして、大人にはこちらの方がおすすめだ。
尚、酢豚に「缶詰め」のパイナップルを入れて、パイナップルのパパイン酵素で豚肉が柔らかくなりますなどと平気な顔で言っているTVの料理番組があるが、パイナップルは加熱すると酵素は死活してしまう。
もし、パイナップルを加えるなら生の物を使わないと意味がないが、そもそも酢豚にはパイナップルは合わないと思うので今回のレシピには使っていないが、野菜も加えずに「豚肉」だけでも美味しい。
ポイントは、黒酢ダレの配合だが、黒酢1:醤油1:酒1:砂糖1、で全て1づつなので覚えやすいと思う。
この配合で作ってみて、ちょっと甘いなと感じたら、砂糖を0.8にするといいだろう。
作り方はとても簡単なので、正月料理に飽きたら、ぜひ、作ってみて欲しい。
バンコクに居る方なら、「魚やす」の12月からの新メニューに入っているので、お店までお越しいただいて召し上がってもらいたい。
それでは早速、作ってみよう。
◆黒酢の酢豚の作り方。
<作り方>豚肉の下処理(材料:一皿分)
①豚の肩ロース150gは厚さ2㎝程で一口大に切り、筋に近いところに包丁を入れておく。
②ボウルに①の豚肉を入れ、酒を小さじ1、醤油を小さじ1を加えて指先で揉み込む。
③溶き卵大さじ1(1/4個分)を加えて更に揉み込んでから片栗粉小さじ1をまぶす。
④160℃~170℃の低温の油の中にいれ、そのまま温度を上げていき、180℃位になってカラっと揚ったら鍋から取り出しておく。
<用意する物>
写真手前の左から、水溶き片栗粉、生姜のみじん切り、ニンニクのみじん切り、先に揚げておいた豚肉。写真奥の左から、玉ねぎ、赤、緑、黄色のピーマン、椎茸、合わせ調味料。
※合わせ調味料の配合(黒酢1、醤油1、酒1、砂糖0.8)
<作り方> 本調理
①フライパンを弱火に掛けてサラダ油を大さじ1入れる。
②ニンニクのみじん切りを加える。
③生姜のみじん切りを加える。
④ニンニクと生姜をよく炒める。
⑤ニンニクと生姜の香が立ってきたら、中火にして野菜を加える。
⑥野菜を1~2分炒める。
⑦酒を加えて更に1分程炒める。
⑧野菜に7分程火が入ったら揚げておいた豚肉を加える。
⑨調味料を一度に加える。
⑩水溶き片栗粉を小さじ1~小さじ2加えてとろみをつける。
⑪最後にお好みでゴマ油を小さじ1/2~小さじ1を加える。
⑫皿に盛って出来上がり。
さて、今年、「IRON CHEF」に出場する為に「食器や調理器具」を購入しに3日程、日本に一時帰国した際に東京駅で下記の看板を見掛けた。
HONDAの広告だが、とても感動した。
がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。
たいてい、努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。
けれど、それがどうした?スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%。新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。
さあ、きのうまでの自分を超えろ。
きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。
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皆様のおかげで、「魚やす」も少しづつではありますが成長をすることができました。
今年は本当にいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。