久しぶりに「海水健康プール芸西」に行きました。高知県東部の芸西村の琴ヶ浜にあります。駐車場には龍馬の妻のお龍さんとお龍の妹の君枝の像があります。
砂浜と松林に挟まれて「海水健康プール芸西」があります。
ここは目の前の太平洋から汲み上げた海水を沸かした温水プールでサウナやミストサウナ、浴室もあります。
1991年8月にオープンし、25年目なのですが利用者の減少による毎年の赤字と設備の老朽化に伴って今年の3月で廃止が決まってしまいました。継続を望む声も多いですし、今日見た感じではそれほど老朽化したとは感じませんが海水を循環させているだけに配管やポンプに痛みが激しく、修理費がかさむそうです。
この施設ができた後、アンパンマンミュージアムに併設の「セレネ」や室戸の海洋深層水を使った「シレスト」、温泉を利用した「長岡温泉」など次々とプールのある新しい施設が誕生しましたし、サウナなら「二十三士温泉(たのたの温泉)」「黒潮温泉」などが県東部に出来ました。それに加えて人口減。特に子どもの数は25年前と比べて半分以下になってしまいました。
子どもが小さい頃は、しょっちゅう行って楽しんだ施設が消えていくのは寂しい限りです。
この少子化・・にもかかわらず、お役所も政治家も
そして一番は国民も・・みんなが・・誰か何とか・・と
いつもの悪い癖のまま今日です。あの当時に
日本の省庁を全国に分散して・・核家族化を防止して
多額の借金王国を回避していれば・・まだ手の
打ちようはあったものを・・残念ながら私たち国民が
その怠慢を支持して許してきた結果ですね
子供たちが幼稚園や保育園に入れない・・
と大都会だけで騒いでも・・どうにもなりゃしない
また土佐発の 政道の改革を待っています
高知県は若い人は出て行く一方で地元に残りたくてもあまり仕事がありません。これでは人口が増えるはずがありません。その一方で地方創成会議は都会で高齢者が増えて病院や施設に収容しきれなくなるので、地方への移住を提案しています。いらなくなったら地方に押しつけるという、まったく地方をコケにした話で、怒りを覚えます。