男前田のブログです!

旅の日記や日々の出来事

真田昌幸・幸村蟄居の地 九度山

2016年10月30日 | 観光

和歌山県 加太温泉「加太海月」に宿泊し二日目は真田昌幸・幸村が徳川家康に蟄居を命じられた地、和歌山県北部の九度山町に行きました。九度山という地名は空海が、この地の慈尊院で暮らす母に会うために月に九度、高野山から降りてきた事から付いたそうです。

バスは道の駅「柿の郷くどやま」に到着。

柿の郷と言うだけあって柿が売られています。なかでも「柿の葉寿司」を以前に朝ドラで見て食べてみたいと思っていたので買って帰りました。なかなか美味しかった。押し寿司ですから次の日までもちます。

 

現地ガイドの方が案内して下さいました。まず今年3月にオープンした「真田ミュージアム」へ。昨年の大河ドラマの「花燃ゆ」では山口県防府市はドラマ館を造ったものの低視聴率でさんざんだったそうですが、こちらは快調で来訪者15万人達成したそうです。

真田三代が出迎えてくれます。 

昌幸の直筆の書状が展示されています。

NHKの大河ドラマ展も開催されていますが写真撮影はだめでした。

火縄銃の重さを体験という展示がありました。けっこう重いものですね。これで狙って撃つのはたいへん。

なんと自動販売機も真田丸一色

続いて真田父子が蟄居した庵跡に建てられた高野山の寺院「善名称院」に行きました。ここが「真田庵」と呼ばれています。

塀や門には真田の家紋である六文銭が残っています。普段の家紋である「結び雁金紋」も交互にあしらわれています。

真田昌幸の墓所です。昌幸は死後、火葬され居城のあった長野県上田市に納骨されたということですが、ここにも法塔があります。 

与謝蕪村がここを訪れ詠んだ俳句の句碑があります。「炬燵して 語れ真田が 冬の陣」

 さて、NHKの真田丸は大詰めを迎えています。ドラマの世界だけでも真田幸村に勝ってもらいたいですね。三谷幸喜さん、頼みますよ。

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さかい利晶の杜

2016年10月29日 | 観光

大河ドラマ「真田丸」で真田親子蟄居の地となった和歌山県九度山を訪ねる研修バスツアーに参加しました。一日目は堺市の「さかい利晶の杜」を見学しました。

「利晶」とは堺市出身の千利休と与謝野晶子から一字ずつとったもので、一階が千利休、二階が与謝野晶子に関する展示となっています。昨年完成した新しい施設です。

入った所には中世国際都市堺を象徴する帆船の模型。

千利休が茶の湯の大成者になっていく過程が紹介されています。

利休は創意性に富んでいて色々なものを考案しています。雪駄もその一つだそうで知りませんでした。その雪駄を履いた利休の木像を大徳寺の楼門の二階に設置し、その下を秀吉に通らせたことから切腹を命じられたという説がありますから皮肉ですね。

二階の与謝野晶子の展示です。

「みだれ髪」など数々の作品が展示されていました。

「君死にたまふことなかれ」の明治37年9月号の「明星」はありませんでしたが別の号はありました。

晶子が夫鉄幹の後を追ってパリに行ったときのパスポートが展示されていました。

晶子の生家の和菓子屋「駿河屋」の復元です。

入場料は大人300円高校生200円中学生以下100円です。茶室で本格的な茶の湯を体験する施設もあります。

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越知町コスモスまつり

2016年10月16日 | 観光

高知のニュース番組で越知町のコスモスまつりを知って、行って来ました。今年で34回目だそうですが今まで知りませんでした。チラッと見ていたかもしれませんがコスモスならどこでも見れると関心を持たなかったかもしれません。行ってみようと思ったのは四国食1グランプリで一番になった「おち汁なし担々麺」が出店するのとツガニ汁が食べれるからです。

高知市から松山市に向かう国道33号線を50分程走ると越知町のコスモス祭りの会場に到着しました。国道33号沿いに鳥居のような看板が現れたら下りていきます。

家を出るのが遅くなったため残念ながら「おち汁なし担々麺」は売り切れていました。お店に行ったらいいようなものですが、売っているお店がありません。越知町観光協会が地域おこし協力隊に依頼して作ったものでイベント限定です。

朗報が張ってありました。でも売っている時間に行けるかな?

ツガニ汁はありました。松茸ごはんと一緒に食べました。ツガニ汁は仁淀川で捕れるツガニをすりつぶしたものを入れた汁です。ツガニはモクズガニとも言います。

コスモスは正直なところあまり期待していませんでしたが、2.5ヘクタールに150万本というコスモスは見事でした。このコスモスは40団体がボランティアで提供しているそうです。6月末に種まきして今が満開です。越知の宮の前公園で行われています。

ステージではアマチュアロック&フォークフェスティバルをしていました。その他にもカヌーやあめご釣りも楽しめます。

この日がコスモス祭りの最終日でしたが、コスモスはまだしばらく観られそうです。

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十三夜の月

2016年10月13日 | 日記

今夜は十三夜の月(栗名月)ということをニュースで知りました。けっこう長く生きていますが10月は十三夜にお月見をするというのは今日まで知りませんでした。

十五夜は中秋の名月で芋名月。十三夜はその一ヶ月後にくる月で、栗をそなえるので栗名月、あるいは豆をそなえるので豆名月と言うそうです。

十五夜の月と十三夜の月の両方月見をしないと片月見といって良くないという言い伝えもあるそうですが、そうは言ってもお天気まかせですから、どうなるか。

関東はくもりで見えないが西日本は薄曇りの天気予報でした。さて、高知ではどうかな

曇っていますが、

見えました。

満月まで二日あるので少し欠けていますね。まあ、人生初の十三夜の月見でした。

 

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高知城 南海の名城

2016年10月10日 | 観光

先週は丸亀城を紹介しましたが、よく考えてみれば、私のブログで地元の高知城を紹介していない事に気がつきました。高知市に行ったついでに写真を撮ってきました。

300年続く日本最大の街路市の「日曜市」です。車道を通行禁止にして店が並びます。元祖歩行者天国といえます。

日曜市の追手筋は「日本の道百選」の一つに選ばれています。これを見るまで知りませんでした。

追手筋の西の端に追手門があります。追手門から続くので追手筋ですが。

上の写真の左下に写っているのが「国宝 高知城」の石碑。

でもその横には

国宝から重要文化財になりましたという案内板。

日本の天守閣が現存する12の城で国宝は松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城の五つです。弘前城・丸岡城(福井県)・犬山城(愛知県)・備中松山城(岡山県)・丸亀城・松山城・宇和島城・高知城の7城は重要文化財です。

国宝と重要文化財の違いは、1950年以前は国宝だったものがすべて重要文化財になり、そのなかでも世界文化の見地から価値の高いものを国が「国宝」に指定したそうです。高知城は1611年に完成しましたが1727年に大火で消失し1749年に再建されているので歴史的には浅いのかもしれません。国宝級は1600年代に作られていますね。

追手門を入ると板垣退助の銅像。

さらにのその上の段に行くと山内一豊の妻の銅像。「内助の功」で有名な千代です。

山内一豊の妻の銅像はあるのに山内一豊の銅像は?   ありました。

追手門の外に、妻の銅像建立(昭和40年)よりずっと後の平成8年に建てられています。妻の方が有名で人気があるんですね。山内一豊は私もあまり好きではありません。長宗我部一族の方がずっと好きです。

杉の段から見た三の丸の石垣。上の三の丸に桜の開花の標準木があります。

本丸です。天守閣にはここから入っていきます。入場料は420円。龍馬パスポートがあれば330円です。

NHK大河ドラマ「巧名が辻」で千代役の仲間由紀恵さんが着た着物です。

昔のままなので階段ははしごに近くて急です。60度ぐらいあります。

6階建ての最上階から見た風景です。高知平野が一望できます。涼しい風が吹いていました。

追手門の隣の民間駐車場跡に「高知城歴史博物館」ができました。建物は出来ていますが化学物質が抜けるまで待ってオープンするため2017年3月にオープンです。

高知城の外堀の役割をしていた江ノ口川に城西公園があり、そこの遊歩道にはいくつかの石碑があります。

日本の中国侵略の歴史を繰り返すまいと建てられた「日中不再戦」の碑。

高知県出身で「災害は忘れた頃にやってくる」の言葉で知られる物理学者であり、随筆家の寺田寅彦の碑。

小林多喜二とならび賞される高知県出身のプロレタリア詩人槙村浩の碑。

高知県の中学校教師だった竹本源治さんの詩「戦死せる教え児よ」の碑。戦争中に教え子を戦場に送り出した事に対する反省の思いがこもっています。

 

 それぞれの碑に建てた人々の思いが込められていました。

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丸亀城 石垣の名城

2016年10月01日 | 観光

香川県丸亀市はしょっちゅう通るんですが丸亀城は行ったことがありませんので訪れてみました。

丸亀城は400年以上前に築かれ、日本の百名城にも選ばれた石垣の名城として有名です。

 駐車場は無料。堀に沿った道路にも土日は駐車できます。

 

大手一の門です。

 

けっこうな坂が続きます。見返りの坂と呼ばれています。

 

石垣が見事です。高さが日本一で20m以上あります。江戸時代の城郭技術が最高水準の時に作られました。

 

天守閣が見えてきました。

 

天守閣としては日本一小さいそうですが、現存する12天守の一つです。

 

入ってみました。入場料は200円。内部も3階建てです。

 

横顔は、ちょっと貧相です。だから写真は小さめ。武士の情け。

 

本丸は標高は66mの亀山に築かれています。見晴らしが良いです。

 

突如、花火が上がりました。何かと聞いてみると保育園の運動会が始まる合図だそうです。下の広場で運動会をしています。

玄関先御門です。

番所長屋です。

高浜虚子の句碑がありました。

昭和24年にここから飯野山(讃岐富士)をながめて詠んだ句だそうです。

「稲むしろあり 飯の山あり 昔今」

丸亀城から見た飯野山です。残念ながらこの日は天気が悪くてきれいに見えません。

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