和歌山県 加太温泉「加太海月」に宿泊し二日目は真田昌幸・幸村が徳川家康に蟄居を命じられた地、和歌山県北部の九度山町に行きました。九度山という地名は空海が、この地の慈尊院で暮らす母に会うために月に九度、高野山から降りてきた事から付いたそうです。
バスは道の駅「柿の郷くどやま」に到着。
柿の郷と言うだけあって柿が売られています。なかでも「柿の葉寿司」を以前に朝ドラで見て食べてみたいと思っていたので買って帰りました。なかなか美味しかった。押し寿司ですから次の日までもちます。
現地ガイドの方が案内して下さいました。まず今年3月にオープンした「真田ミュージアム」へ。昨年の大河ドラマの「花燃ゆ」では山口県防府市はドラマ館を造ったものの低視聴率でさんざんだったそうですが、こちらは快調で来訪者15万人達成したそうです。
真田三代が出迎えてくれます。
昌幸の直筆の書状が展示されています。
NHKの大河ドラマ展も開催されていますが写真撮影はだめでした。
火縄銃の重さを体験という展示がありました。けっこう重いものですね。これで狙って撃つのはたいへん。
なんと自動販売機も真田丸一色
続いて真田父子が蟄居した庵跡に建てられた高野山の寺院「善名称院」に行きました。ここが「真田庵」と呼ばれています。
塀や門には真田の家紋である六文銭が残っています。普段の家紋である「結び雁金紋」も交互にあしらわれています。
真田昌幸の墓所です。昌幸は死後、火葬され居城のあった長野県上田市に納骨されたということですが、ここにも法塔があります。
与謝蕪村がここを訪れ詠んだ俳句の句碑があります。「炬燵して 語れ真田が 冬の陣」
さて、NHKの真田丸は大詰めを迎えています。ドラマの世界だけでも真田幸村に勝ってもらいたいですね。三谷幸喜さん、頼みますよ。