今回の旅は出発した27日は湾岸長島SAで車中泊。後の2泊は娘が予約してくれたホテルニュー清香に泊まりました。ツインの洋室で一人一泊5000円、和室なら3500円でした。
このホテルは偕楽園に近いので朝の散歩がてらに偕楽園に行きました。日本三名園を散歩がてらとは贅沢です。
他の後楽園や兼六園が城に附随した庭園だったのに対して偕楽園は水戸藩主水戸斉昭が1833年に藩内を回ったときにこの地に目をつけて庭園を造ることを決め、「領民と偕(とも)に楽しむ場にしたい」と偕楽園と名付けたそうです。孫には退屈なので夫婦で行きました。ホテルから歩いて15分で表門に到着。
梅林が広がっています。梅の開花時期に来てみたいですね。
好文亭の入り口です。観覧は9時からですので閉まっていました。
好文亭は水戸斉昭が詩歌・管弦の催しのために1842年に建てたものです。
藤棚の藤が満開でした。
千波湖が望めます。千波湖周辺を含めた偕楽園公園の広さはニューヨークのセントラル公園につぐ世界第二位の広さだそうです。
樹齢800年の太郎杉
大理石で作られた湧水施設の吐玉泉。これは四代目の泉石です。
散策を楽しんだ後、ホテルに戻り、娘夫婦・孫と別れて9時過ぎに高知に向けて岐路に着きました。常磐道から圏央道に入り東名、新東名、伊勢湾岸、東名阪、新名神、名神、新名神、山陽道、瀬戸自動車道、高松道、高知道のルートで帰りました。中でも3月に新しく開通した新名神のトンネルでは緑の光の輪がトンネルを動いていきます。何だろうと思いながら行きがけにも寄った宝塚北サービスエリアに入ってみると説明がありました。「ペースメーカーライト」と言ってスピードの出し過ぎや逆に遅い車への注意が目的で非常時には赤色、注意の時は黄色く光るそうです。
宝塚北サービスエリアで遅い夕飯にしました。できたばっかりの人気のSAでフードコートも人が一杯でしたが入り口で並んでいると空いた席に誘導してくれました。中で人が空くのを待ってうろうろするよりずっと良いです。
大阪ミナミの人気店「北極星」監修のチキンオムライス850円を食べました。味はもちろんのこと、ダイエット中の私には少し小さめでとても良かった。
外に出るとアトムのオブジェが見送ってくれました。
途中あちこちのサービスエリアに立ち寄りながら帰ったため高知県の田野に着いたのは12時半をまわりました。15時間半かかってしまいました。天気に恵まれ、花にも恵まれた良い旅を堪能できました。