岡山城と後楽園に行ってきました。四国からは近いのですが学生の頃に行ったきりで普段は素通りですので、久しぶりに行ってきました。お堀の横の駐車場に車を停めて後楽園へ。
入り口を入った所になんと丹頂鶴がいました。知床や釧路湿原では写真に収めることができなかったのに間近に見ることができます。昭和31年、岡山の旧制第六高等学校に学んだことのある中国科学院の郭沫若氏から、戦後途絶えたままであったタンチョウ2羽が贈られ、 その後、釧路市の協力もあり多くが生まれ育ち、その美しい姿が園内によみがえったそうです。現在では8羽が網でしきられて飼育していました。
後楽園は、日本三名園のひとつで 江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営され、元禄文化を代表する庭園で、国の特別名勝に指定されています。
沢の池は園内中央にあり、5つの島があります。
後楽園の南門からいったん出て月見橋を渡り岡山城へ
城下門付近からの岡山城です。宇喜多秀家によって建造されたものの、関ヶ原で豊臣方を裏切った小早川秀秋が宇喜多秀家の没後その後にはいっています。
天守閣は太平洋戦争で焼失しましたが昭和41年に再建されています。焼ける前の写真をボランティアガイドの方が見せてくれました。
復元された天守閣の内部は鉄筋コンクリートでエレベーターもあります。どこかの総理大臣が文句を言いそうです。
金のシャチホコも立派です。
駐車場に帰るときに道路で見かけた標示がこれ。「出合頭」。広い道路に出るときの出会い頭の事故に気をつけようという岡山だけの標示だそうです。