室戸市の佐喜浜八幡宮秋祭りに久しぶりに行ってきました。2時ごろ、浜宮から御神輿行列が八幡宮に帰ってきました。
ここの獅子舞は「暴れ獅子」として迫力があり有名です。
なんと言っても、この祭りでは俄(にわか)が有名です。「佐喜浜俄」は国・県の無形文化財に指定されています。
若者が境内で即興芝居を繰り広げ、世の中の鋭い風刺が笑いを誘います。俄の名の通り、あまり練習しないのが基本で台本を持った人が台詞を役者に言ってあげます。
まずは「こども俄」です。中学生が演じます。幕の後ろに控えて次々登場。
部落長役の登場。
東京都知事小池百合子役の登場。地元立候補の議員の当選を八幡様に祈願に来たという設定。
続いて安倍総理の登場。
小池代表と安倍総理が言い争いになります。
「国民に信を問う」「いや森・加計のがれやないか」「おまんの野望やないか」と争いますが。部落長は「憲法や北朝鮮や問題が山積しているのにいきなりの解散は作戦が間違いやないかよ」と追求します。
さらに「おまんら二人は仲が悪いように見えて本当は仲がえいがやないかよ」とたたみかけます。
「結果を上から押しつけるようなことでは国民は納得せんぜよ。」「そんなことは、ない、結果がすべてぞ。証拠があるかよ。」「証拠はある。これよ。」「これはこーーれ俄の台本。これをもって国民が納得せんという証拠というかよ」
「いかーーにも、これはこーーれ。俄の台本。いくら上のもんが強引に上から押してきても、押してくるものは必ず落とされるが故、これまでの(じゅうしちが大切?)であろうがのう」と口上を決めます。(落ちがよく解りませんでした)
続いて青年の俄です。の部長役です。
別のの青年会長役と掛け合いをします。
そこへ登場した、これは誰?
豊田真由子元議員です。見るからに恐ろしい。
秘書とうまくいかなかった事を追求されて逆ギレした豊田元議員は、「相手の立場に立てばうまくいく」と言われ、「証拠はあるか」といいます。「証拠はこれよ」「こりゃーこーーれ花束。これをもって相手の話をちゃんと聞けば良い結果になるとは」
「いかーーにも。これ、こーーれ花束。きちんと(ハナ)しを(キク)姿勢を大切にしてみしゃんせ。余計な考えに(ユリ)動かされず(バラバラ)にならず、一つにまとまり(ヒガン)は達せされるであろう」とシメました。。
選挙前の微妙な時期で、いろんな立場の人が見に来ていますが、批判精神は健在でした。