料理は実際の味もさることながら見た目も大切、なんてことは日本人なら誰でもわかっていることですが・・・・。
うまそ~。
「かわい~」と言いたいところですが、それを言うには年齢のほうが消費期限切れなので言えません。
女の子の好きな色の取り合わせだなー。
小さい子は漠然と花を描くときは、必ずピンクと緑で描きますね。
永遠の組み合わせ第一位。
第二位はピンクと水色、でしょうか。
ピンクと水色・・・、サンリオのキキララなんてセオリー通りだなあと、発売されたとき既に大人だった私はクールな目で見ていましたが。
このケーキの素材と形態は洋物ですが、色の取り合わせ自体は我が国にも古くからあるようです。
十二単の色の取り合わせ(襲色目というらしい)は80%くらいピンクと緑の組み合わせです。
これは、きっと遺伝子に組み込まれているな。
このケーキを中宮定子のサロンにお届けしたいです。
そしたら、清少納言が枕草子に書いてくれたに違いない。
一番上はトマトじゃない、いちごでしょうか?
食べるのがもったいないくらいの美しさです。
ビビッドな色は現代の感覚に近くDNAをたどっていくともう少しマットがかった優美な色調を連想します。
ひな祭りのおこしの色合いのような。
今、春の野山はこんな色のサンドイッチ状態です。
この素敵な色のケーキを黄色の皿に乗せたお店のセンス、素敵ですね。
遠くから見つけ、思わず駆け寄りました。
かわい~、うまそ~。
でも、これを買うのはやめました。だって、もうすぐ健康診断なんだもーん。
ひなまつりのおこし、あ、菱餅型のおこしですね。
そうか、あれもピンクと緑と白ですね。
女の子の色の定番というのは、春の色の定番でもあるんですね。
良いですね。女の子というのは。人生の春そのまま生きているんですねえ。
そういえば私も遠い昔は女の子でした。(笑)