まど

細く開いた窓を覗いてみると、そこにはNikonD70Sを前に困惑している女がひとり・・・

大内宿

2007-09-12 21:45:17 | Weblog

大内宿は、会津西街道の宿場町として栄えたところですが、よくまあこれだけ景観を保存し続けているものです。
この地区の住人が、この景観を共同の財産として、同じ価値観と目的のもとに助け合って保存をしてきたのでしょう。

私は一昨年の会津デスティネーションキャンペーンのJRのテレビCMでここを知ったのですが、ここは会津若松から会津鉄道に1時間乗り、さらにタクシーに乗らないと来られないので、前回の会津旅行の時は諦めました。
やっと来たぞ、大内宿・・・・・、と地区に足を踏み入れたら、観光バスが6~7台、自家用車、ツーリングのバイク達で駐車場は満員。
ほとんどの家が食堂かお土産屋さんをしており、たくさんの人が群がっています。

大人は忙しい。つまんないね。

 


ここは、この地区に泊まって、朝早く観光客の来ないうちに散策をしなければとても風情を味わうなんてことは出来ないらしい・・・・。ちょっと残念です、って、自分もその賑やかしの中の一人ですが。

 

集落の外れに、萱の葺き替えをしている家がありました。

あたりは炭化した萱のにおいが立ちこめています。
職人さんたちも炭の粉にまみれての作業です。
一軒あたり千万単位のお金がかかると聞いたことがあります。

 

ここの景観を維持するには、観光客はやはり必要です。
いつか、朝もやに煙る大内宿を見に来ることにしましょう。