まど

細く開いた窓を覗いてみると、そこにはNikonD70Sを前に困惑している女がひとり・・・

紫のちから

2007-05-12 13:00:47 | Weblog

年をとってきたら紫色の美しさが目に止まるようになりました。
・・・・・一口に紫と言ってしまいましたが、この色は正しくはなんというのでしょう?

http://www.asahi-net.or.jp/~xn6t-ogr/colors/P.html

・・・・どんぴしゃりのものってなかなかないものですね。
そりゃ、マンセルさんのお力をお借りすれば簡単な話なのですが、着物の色を表現するには相応しくないように思います。
着物を染め直しするときなんかは、どうやって色の指定をするんでしょう?
見本が端切れかなんかで用意してあるんでしょうか。

昔、仕事でパンフレットを作ったことがあったのですが、図版などを印刷する場合は版下(今はそんなもの作らないでしょうね。版画を作るとき、色ごとに版木を彫るでしょう、あれと同じです)ごとに印刷屋さんに色の指定をするわけです。
一番簡単にやるなら、大日本インキで出している色見本帳のチップを渡して「ここは、この色で」と指定すれば良かったのです。

実は私は色のセンスがあまりいい方ではないようで、いつも出来上がったものを見て「なんだかね・・・・・」と思っていました。
あるとき、同僚が作ったパンフレットを見て、そのセンスの良さに愕然としたのですが・・・・。
何が違ったかって・・・・・・・?

 

カギは紫の使い方でした。