普通、生活する空間で大きい面積に赤を使うのは勇気が要る。
ハレとケで言えばやっぱりハレのほうでしょうから、精神状態もパアッとしてしまいます。
遊郭なんかで赤い壁があったようですが、なるほど昔の人のセンスはすごいなあと妙に納得したりします。
こちらは香水塔というオブジェがある小室ですが、大広間と大客室に挟まれていて、この建物のシンボルとなっているような公的な場なので、この赤が他の部屋との区別をし、格調を高めているようです。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/floor/IPIX/kousui.html
この奥に何があるのがふさわしいでしょうか?
そして、こちらの入り口を覗くとなにがあるか?
想像するのはなかなか楽しいです。
(こちらは以前訪れた兵庫県立美術館)