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益田浩司のスポーツ三昧

日々スポーツと接する私。ランニング、ゴルフ、野球など とにかく、スポーツだーい好き。まさにスポーツ三昧

可部連山トレイルレース ロングコースの試走 Part2

2013年05月08日 15時41分24秒 | トレイルラン

ラップ③堂床山から可部峠まで 予想40’ 実測39’58” 距離3.74㎞

Img_3165_2(堂床山山頂)
堂床山の山頂から可部冠山の山道はだいぶ慣れてきた。とても走りやすくここはタイム短縮できる。歩かなければならないような急登もない。あるとするならば、西冠山への登りと可部冠山山頂までの岩場くらいか・・・堂床山を過ぎてすぐに急な下り坂があるが新緑がとてもきれいだった。1週間前はそんなに感じなかったのにこんなにも変わるものなのか???この区間では同じ方角に進む10人程度のトレッキングハイカーの軍団とカップルに遭遇した。一瞬にして抜き去る。コースをもっと熟知することができれば速く走ることも可能かもしれない。

可部冠山は本当ならせっかくだから360度の眺望を楽しみたいところだが、今回はスルーした。また珍しく誰もいなかった。可部冠山から可部峠までは短いくだりだ。距離もない。

ラップ④可部峠から大掛小掛別れまで 予想20’ 実測15’52” 距離1.16㎞

Img_3169(可部峠 左に行くと中国道のほうに向かう。ここは昔は街道だった)
可部峠は可部連山トレランのロングとショートの分かれ道だ。ロングは小掛山・中倉峠の方角へショートは南原峡へと戻る。ロングコースはここからが勝負。実はまだ中間点にも達していない。可部峠からは結構登り基調なので歯を食いしばって前進しなければならない。ただ、のぞき岩、可部山岳会50周年展望台、イワカガミ展望台があって、距離もないし飽きないからまだましなほうだ。左側は中国自動車道が通っており、車の音がかすかに聞こえる。のぞき岩は何でこんな巨大な岩がこんなところに?50周年展望台は堂床山、西冠山、可部冠山がきれいに見える。イワカガミ展望台は中国自動車道を眼下に収めることできる。ハイカーにはたまらない場所だろう。しかしランナーはとにかく前に向かって走るのみ。。本番ではここももっと短縮できるはずだ。

ラップ⑤大掛小掛別れから中倉峠まで 予想40’ 実測47’00” 距離3.95㎞

Img_3177
ここからは今回が2回目のランニングだった。∴まだよく山道を把握していないので思うように走れない。走っているとなぜかカエルの鳴き声が聞こえてくる。。ここを下ると小掛湿原という場所がある。ゆっくりしていることはできないが800mくらいの高地に原っぱがあるのだ。816mの小掛山を通り過ぎたところ中間点だ。そして下り基調になる。本番はこのあたりで加速しなければならないだろう。ただ、堂床山から可部冠山の道よりアップダウンの差が激しい。よって体力を温存しておかなければ下って、一挙に登るって時に走ることができないかもしれない。今回はほとんど歩いてしまった。堂床山の登りでアキレス腱がすでに痛かったので無理はできなかった。また、一人しか通れない細い山道なので抜きつ抜かれつというデットヒートはここではできない。二回目ということと登りで時間がかかったせいももあってか、とても長く感じた。さらに三本松に到着する前の3段階の登りには苦労した。ここまでくるとあとはほとんどすべて下りだ。中倉峠のお化け屋敷のような休憩所までは下るだけ。。(つづく)


可部連山トレイルレース ロングコースの試走 Part1

2013年05月07日 18時06分27秒 | トレイルラン

5/6に予定通り可部連山トレイルレースロングコースの試走を行った。今までは自宅から出発し、可部連山に入っていったが、今日はスタートゴール地点の中国電力南原研修センターをスタートした。今回は写真などは一切撮らずにとにかく走り続けた。西冠山で補食のため何分かとまっただけ。堂床山や中倉峠までの道中ではあまりにも急登なので短時間の休憩は何度も取ったが・・・結論から言うと下記のとおり。

距離:      21.10 km
タイム:     3:27:27
平均ペース:   9:50 min/km
高度上昇値:  1,162 m
カロリー:    1,288 C

これまで自宅から堂床山の入り口の南原峡の駐車場まででかなりの体力を消耗するのでレース本番と同じ状況でのスタートをして、データを取得したいという思いもあった。
まず距離だがロングコースは22kmとなっている。今回スタートしたのは研修センターの下にある駐車場にバイクを駐輪した都合上片道約450m程度短くなっている。研修センターのグランドを周ってスタートゴールすれば約900mくらいにはなるだろう。ガーミンの距離のデータはかなり正確なものと判断できる。タイムは約5分程度プラスする必要があると思われる。

研修センター駐車場を10:11分にスタート取り付け道路までのくだりで、10頭以上のニホンザルがいた。少々びびった。この時点で熊よけの鈴をつけていたのでサルの軍団は山に帰っていったが、あれほどの数の野生のサルの群れを見たのは初めてだった。

ラップ①予想15’ 実測17’19”

最初にして最大の難所の堂床山が控えているのでたかだか3㎞位だがゆっくり入る。当然のことながらここはアスファルト道だが最初は登っている。南原ダムの真横あたりにトンネルがあるがそこからはしばらく平坦だが登って上南原橋までは下る。レース当日は距離がもう少し伸びることが予想されるが、周りのランナーにつられて、同じくらいのタイムで入ることができるか?

ラップ②南原南原峡駐車場から堂床山山頂まで予想40’ 実測50’12”

Img_3162(階段を渡りきると岩場の登り口があるが、まっすぐ行くと案内板が立っている登り口もある)
距離はラップ①研修センターから南原峡駐車場までより短いのにこのタイム。とにかく急登。壁が3か所か4か所ある。もちろん走れない。ガーミンがオートポーズで止まるほど。衛星から見たら私は動いているが前に進んでいないから止まってしまう。登っているから止まってしまうということだろう。堂床山の入る加賀津の滝からの階段ですでに両脚のアキレスけんが痛くて思うように動けなかった。原因は何か?トレラン用に新しく買ったアシックスゲルフジレーサーが足に合っていなかったのか?それとも疲れていたのか?それとも17分もかかっていたのに速く走りすぎたのか?体重オーバーなのか?・・前日はこの日のために完休しているので違う。アスファルト道もそんなに速く走ったように思えない。。となると、シューズが足に合っていないのとただ単にトレーニング不足ということなのか・・アキレス腱断裂ってことはないだろうが、けがをしてもいけないので登るスピードを緩め休む時にはアキレス腱を伸ばしながら高度を上げる。今回で4回目の堂床山だが、2回目に登った時は39分だった。10分以上の遅い。これは問題だ。35分くらいを目標に登り始めたのに・・・・
登りの時には着地をつま先で行う。アキレス腱にかかる負担は一歩一歩痛みを伴うのでよくわかる。最初に登った時には腰も痛かったが今回はそれはかなり軽減された。背筋、腹筋をやっているので効果が出ているのかもしれない。よっと暇を見つけてアキレス腱の強化に取り組まねばならない。体重も落とさなければならない。自転車でもそうであったように・・・

堂床山の山道で蛇を見た。人を見たらふつう逃げるはずなのに・・絶命していたのか?(つづく)


堂床山~可部冠山~備前坊山(可部連山最長コース)

2013年04月28日 10時26分16秒 | トレイルラン

昨日、可部連山トレイルランのロングコースの下見を兼ねて、可部山岳会さん作成の「可部連山ルートマップ」の最長コース(約18km)に自宅から出かけた。この時点でもう既に無茶だった。可部山岳会さんのルートマップではコースの基点は南原峡駐車場から・・そこまで私の自宅からだと約7kmだから、完走すると約32kmになる。

堂床山~可部冠山は今回で3回目。もう道順は完璧だ。だいたいここはこうだとか、次はこうなると言うのがわかるようになってきた。堂床山はやっぱりつらい。今回は南原の駐車場から堂床山まで42分、堂床山から可部冠山まで35分だった。堂床山から可部冠山までは結構頑張った。ゴールデンウィークの初日で天気も良いということもあってか、4人のハイカーに出会った。逆に可部冠山の山頂では誰も会わなかった。せっかくだから「ヤッホー」と言ってみたが、こだまは帰ってこなかった。。

Img_3219

問題はここから。初めて堂床山、可部冠山に来たときに大掛小掛別れまではきたがその先は今回が初。中倉峠までは下り基調で楽勝だと思っていたが・・・ぜんぜん。。トレランではここと、中倉峠からの下りの砂利道で差がつくことがわかった。正直に言うと体に悪い。逆に言うとここに慣れると体が強靭になるってことか・・

初めてだったのであまり覚えてないが、特に三本松に達する登りは堂床山の壁に近いものがある。あーしんどかった。

Img_3224 また、私はよくわからないのだが、笹?というか結構草というか葉っぱが多い箇所がいくつもあって走りつらい。携行していた可部連山の地図も落としてしまった。三本松って言うくらいだから3本松があるのかと思って、じっくり見てみたが私には1本しかわからなかった。枯れてしまって、既に伐採したのかもしれない。トレランのコースではここを過ぎれば後は砂利の下り坂に入る。

私は今回「あさきた里山マスターズ」の備前坊山に登頂したいがためにこのコースを取った。地図ではそんなに距離はなかったが、トレランのコースでもないし、歩こうと思って進んだ。元気があれば走れるだろうが、そんな余力があまりなく歩くのみ。堂床山からは既に2時間が経過していた。このあたりでは誰一人として会うことはなかった。

Img_3226 ここは堂床山よりも高い木がそびえ立っていて眺望はなかった。山頂の奥に行けばあったのかもしれないが、もう既にそんな元気もなかった。これでようやく可部連山のあさきた里山マスターズ全制覇。

備前坊山にはもう当分行きたくないわ。。遠い。ハイカーの人には中倉峠まで車で来れそうな感じだったからよいかもしれない。

さて、トレランのコースに戻る。中倉峠から南原駐車場まで5kmあまり下りなのに30分近くかかった。脚が疲れ果てていたと言うこともあるが、大きい石があるので走りづらい。下手をすると捻挫やくじいたりするかもしれないので丁寧に走る必要がある。脚にかかる衝撃も相当なもので待望のアスファルト道についた時、走り方がなんか変だった。山道や砂利道を走り続けたのでアスファルト道での走りにチェンジできなかったのか?

トレランのスタートゴール地点の中国電力研修センターには時計を見ると4時間半だった。自宅からスタートして、備前坊山までの寄り道を考えると50分から60分くらいは割り引くことができるか・・フルマラソンより相当時間かかってるわ・・・

脚も相当疲れていたので最後は歩いたのでガーミンのデータは・・・

距離:30.99km タイム:5:21:10 平均ペース:10:21m/km 高度上昇値:1,401m カロリー:1,853C 初めて走った時よりも確実に筋肉痛も和らいでいるように感じている。

いずれ可部連山トレランロングコースをスタートゴール地点から計測したいと思っている。


高松山から福王寺山へ登る・・・

2013年04月15日 13時00分06秒 | トレイルラン

14日はかねてからの計画通り高松山と福王寺山に登った。

高松山の登山口までは自宅からも近いのでのんびりアップ。この時にガーミンのオートポーズ機能をオフにした。高松山の登り口は元可部高校のグラウンドの横で大きな看板があるのでわかりやすい。

Img_3198可部に移り住んでから何度も登山をしたが、走って登るのは初めてでいったい何分くらいで山頂までたどり着くか計ってみた。

走り始めると、結構直線で登っていく。直線で登って行くのは辛いものがある。しばらくすると二人のハイカーに会う。挨拶をして追い越してすすむ。直線道が終わると九十九折になってくる。そんなに高くない山だが、結構しんどいものがある。視線を先にやると一人が杖をついて登っているのが見えた。おばあさんだった。一人でのぼるとはなかなか素晴らしい。挨拶をすると立ち止まって「道が悪くなりましたね」と言われたが、昔の道をあんまり知らないので「そうですかあ」といいながら足早に追い越す。確かに登山するには手軽な山なのでたくさんのハイカーが登って道が傷むということは考えられる。しばらくすると神社が見えてきた。ここは平坦なので走れる。そこから50mで山頂と書いてあるが、明らかに50m以上はある。まあ、いいが・・

山頂で時計を見た。約16分。夏にはいい練習場所になるかもしれない。ただ距離はかなり短距離なので3回くらい登頂しなければ走ったことにはならないだろう。。

Img_3199( 高松山山頂から可部市街地、広島市を見渡すことができる。正面は可部高校と先週登った寺山。正面右側は阿武山ここもいずれ登ってやる。。)

この山は5月下旬に行われる大文字が点灯される山でもある。

Img_3200 高松山ら西側を望む。今から行くぜ!福王寺山(高松山山頂から)

この福王寺山結構しんどかった。。ここもいい練習にはなると思う。来週(4/21)は大祭がある模様。。

Img_3201 可部連山

左側から堂床山、西冠山、右側突き出している山が可部冠山。

手前の左側、中国電力研修センターその右側が南原ダム

下りは同じルートを通らずに新しい道を通ってみた。いつも走るロードの可部パークゴルフ場の先に「高松山登り口」というところがあるのでそこに出るルートを思って下ってみた。名前がわからない生い茂った葉が脚に当たって擦り傷になったりで少々難儀したが、何とか水道施設の横の予定の場所に出た。それからは高松山の登り口まで帰るというルート。ぐるっと一周した感じた。

Img_3202福王寺山の山頂は福王寺に上がってしばらく縦走した地点にある。 とりあえず、福王寺を目ざす。大学のころアルバイトで福王寺に来て以来だった。入り口はすぐわかった。バス停の福王寺口?鳥居があるのでわかりやすい。その道をとにかく登り続ければいつの間にか福王寺だ。途中から二十二丁とか○○丁って数字が減っていくから自分が今どれくらいの地点にいるかがよくわかる。しばらく展望台が出てくる。十四丁位の地点だったか?(違っていたらごめん。そこまで記憶できん…)アスファルト道をを横切り遊歩道をひたすら走る。この辺りは走ったり、歩いたり。この遊歩道では何人かのハイカーにあった。しばらくすると下りになったのでどうしたのかと思ったら駐車場があってそこからは歩きでしか行けないようだった。(実際はよくわからない)

駐車場から福王寺まではもう距離はあまりなかったが、登り始めが私にとっては辛かった。。

徐々に福王寺が近づいてくることが実感できる石碑?や仏像?が現れてきて、阿吽の像がある門があった。そこから福王寺に上がる階段が急でしんどかった。。

そのご山頂を目指したが、道が迷ってしまってなかなか前に進めず苦労した。金亀池にもいったがよくわからず、寺の案内図をよくよく見たら山頂への案内があったのでようやく走り出すことができた。ここでは10分以上ロスをした。しばらくすると、急に視界が開けて眺望が素晴らしいところがあったが時間をロスしていた関係でスルーした。ようやく山頂に到着。

福王寺山の山頂には眺望もできず感動はなかった。「あさきた里山マスターズ」のプレートはすぐに発見することができたが、オリエンテーリングみたいでなかなか面白い。

これで、「あさきた里山マスターズ」の五座到達。まずはブロンズいただき!

この日は距離:18.09㎞、タイム:2時間36分、高度上昇値:774m


茶臼山~寺山を走る・・・

2013年04月08日 15時40分58秒 | トレイルラン

 先週、可部連山の堂床山~可部冠山と山道を走るトレイルランをしてみてなかなか面白いということに気づいて今週もぜひどこかの山を走りたいと思っていた。安佐北区はあちこちに手ごろな山があるので、この春から夏にかけていろんな山を駆け廻りたい。ただ、山によってはクマやイノシシなどが出るみたいなので、少々怖い。。どうしたもんだか・・・

 昨日は天気が悪いということと昼から町内会の花見があったので午前中で終わる近場の山をかけることにした。予定では茶臼山(229m)からお隣の螺(にし)山(475m)そして時間があれば福王寺山(496m)と考えていた。自宅から茶臼山登り口まではたったの2.5㎞。螺山は登り口が隣接しているのでこりゃ楽勝だと思っていた。。

20130407_102314(茶臼山と螺山の分かれ道)
自宅からあまりに近いので、まー近くまで行けば登り口は付近住民の人もいるだろうから簡単にわかるだろうと思っていたら、思った通りすぐにわかった。

 茶臼山入り口から中学生が書いた案内板があって、最初はわかりやすかったが途中からよくわからなくなった。整備されていないってことか?堂床山や可部冠山のようにハイカーが多くないのか人が通ったところがなくわかりにくかった。安佐北区の「あさきた里山マスターズ」でも一番低い山なので気にせずにどんどん進む。正確には計っていないが、入り口から10分少々で山頂に着いた。帰りは枝についたリボンを頼りに急坂を下って行った。落ち葉で道がわかりにくかったが、すぐ民家が近くに見えていたので、危なさはなかった。

危ないのは螺山だ。

20130407_105339(螺山の掲示)

 楽勝で上がっていけると思っていたところ、下記のような掲示が・・・確かに一応はクマよけの鈴はつけて走ってはいるものの不安を覚えUターン。時間を見ると福王寺まで行く余裕がなかったのでしょうがなく、高松山にいこうかとおもったがやっぱり時間の都合で寺山にする。寺山は可部高校の横にある山というか小高い丘って感じのところだ。3通りくらいのルートがあり頂上付近には山まゆの飼育(?)がされている。ここの展望も低いわりにはなかなかよい。

20130407_113508_1(寺山から広島市内を望む)
 天気が良ければ、多くの人がここを訪れるはずだが、この日は誰もいなかった。

 寺山は里山マスターズの山には入っていなかったが、まずは可部地域の対象となる山を踏破してゴールドマスターを目指そうかな…


GARMINConnctのデータ(可部連山トレラン下見編)

2013年04月04日 11時18分39秒 | トレイルラン

 先週日曜日に自宅から可部連山を走ったGARMINのデータは次のとおり。

Garminkojimasuda地図は朱線が実際に走ったコース。自宅から出発して自宅に帰還したので地図にはすべてが載っていない。

高度は走ったコースの高さを表す。堂床山の登りがどれほど急かがよくわかる。水平距離2,000mで500m上昇は登坂率25%。とにかくオートポーズ機能をオフにしておかなければ勝手にオートポーズになってしまうくらいの速さでしか登れない。

総走行距離:25.03㎞

タイム:3:06:03

高度上昇値:1,104m

 GARMINのスタートボタンを押してからストップまでの時間が4時間57分。タイムと移動時間の区別がよくわからん。休憩したり、堂床山を登っている時にはオートポーズでタイムが止まる。動き始めると計測開始。。マニュアルをよく見ないといけない。

 最高高度の852mは堂床山の山頂を示しているのであり、高度のグラフは平面地図ではわからない高さがよくわかる。何度も書くが壁のような激坂が4か所はあった。

 可部トレラン攻略方法はロング、ショートとも最初にやってくる最大の難所である堂床山をいかに上手にクリアするかということに尽きると思う。

 1日に1,000m以上の高度上昇したの初めてだ。。しかも走って。。。疲れるはずだ。


可部連山トレイルランの下見・・・Part3(最終回)

2013年04月03日 10時24分59秒 | トレイルラン

 可部山岳会50周年記念展望台で時間を取ってしまったので、先を急ぐ。次のポイントは「イワカガミ展望台」だが、50周年記念展望台から思いのほか短時間で到着した。

Img_3175 先ほどの「可部山岳会50周年記念展望台」は南向きだったが、こちらは西向きだった。眼下には中国自動車道が見えるし、大学の頃に友人とよく行った「海見山カントリークラブ」が真正面にはっきり見える。こんど海見山に行って東の方角を見たら、逆にイワカガミ展望台がはっきりと見えるはずだ。。直線距離にしたら3km程度しかないはず。とても近くに感じた。

Img_3176 (海見山カントリークラブ:正面に見える左側が1番ホール、1番の隣が8番ホール)

ここまで来たら、本日の最終目的地、大掛小掛別れはもうすぐだ。あっという間についた。可部峠から大掛小掛別れまでは気持ちよく走ることができた。

Img_3177 (「大掛・小掛別れ」から先はコースマップによると下り基調になるので結構速く走れると思うが、堂床山、可部冠山でかなり脚を使っているので下りといえども油断をすると葉っぱや木の根っこに脚をとられて転倒する危険性があるので気をつけないといけない。)

私がエントリーしている「可部連山トレラン ロングコース」はここから小掛山に行き、山車展望台、アセビの丘、三本松を経て中倉峠でコースを南西に変え南原駐車場に戻ると言うルートだが、初めての上に自宅から出てきているので今日はここで折り返し、可部峠を南進する、トレランのショートコースの道を下って帰ると決めていた。

 私はショートコースは走らないのでスピードも出さずに安全に降りるように心がけた。ここの下り道は結構危険だ。沢というか湿っぽい箇所が至るところにあり、石や岩もゴロゴロしており、転倒でもしたら大怪我をする。また、レース当日は道に迷うと言うことはないだろうが、分かれ道みたいなところが何箇所かあった。といっても結局は合流したので問題はないか・・でも、ショートカットできるところもあった。ここを下っていると登山をしている親子に会った。あの時間帯から考えると、可部冠山に行くのがやっとか・・とおもっていると「しるべ石」があった。

Img_3178_2 (しるべ石)

本当に道しるべとなる石だ。1月に遭難したと言う人はしるべ石に「可部峠」と書かれている方向に行かずにまっすぐ登ったと言う。

ここまでもどってきたら、先週走ってきたコースにすぐに到達するとおもって本当に注意深く走っていると、見たような風景が広がってきた。可部冠山登山口の駐車場だ。あーやっと舗装路を走れる。。。ここから   駐車場まではずっと下り坂だ。。待ち望んでいた舗装路だった。ところが、普段はロードばかり走っているので、めったに使っていない筋肉を使ったためか、脚がいうことを聞かん。。とにかく脚が笑ってしまってうまい具合に走れなかった。

 今回初めて堂床山⇒可部冠山⇒大掛小掛別れ折り返し可部峠から冠山登山口までのトレランのショートコースをめぐった。とにかく堂床山の登りはきつい。GARMINのオートポーズ機能で何度も時計が止まった。私は動いているがGPSでは移動していないと感知するのだろう。といっても想像以上のきつさではなかった。あれくらいの登りは今までも経験した事があるので驚きはしなかったが、壁のような坂が連続していており、脚に及ぼす疲労の度合いはロードを走るときとは別物だと考えなければならない。ハートレートモニターをつけて登ったが心拍170以上にはなっていなかった。初めてだったので用心しながら登ったり下ったりしたためだと思うが本番では170は越えるだろう。また、堂床山では登山道で先を行く選手を追い抜くことはほとんど無理なような気がする。道を譲ってもらうか、譲るか・・さらに堂床山で頑張りすぎると最後の舗装路で下りと言えども走れない。脚がパンパンになっていて心肺はそうでもないと思うが脚が思うように動かないだろう。今日もまだ筋肉痛が残っているから・・・

 水分補給については今回1Lの水を背負って走ったが、2回目の可部峠を通過した時点ですべてなくなった。6/2のレース当日では3月よりもっと暑いし、ロングを走る場合1Lでは絶対に足りない。補給食も必要だろう。(天気が雨なら別だが・・雨なら雨で地面が滑りやすくなって転倒の危険性が増すだろう)エイドが3箇所あるようだが、よく計算して水分補給をしないと脱水になると予想される。

 さて、次回は中国電力の南原研修所をスタートしてノンストップで22kmを走ってみたいと思っている。朝9時にスタートして一体何時くらいにゴールできるであろうか・・・


可部連山トレイルランの下見・・・Part2

2013年04月02日 13時13分14秒 | トレイルラン

 堂床山を過ぎると一変急な下り坂の連続だった。可部連山で最も高い山から次の山に向かうには下らないといけない訳だが、その下りは走れるわけもなく、ただ用心して速足で下るしかない。急な下りが落ち着いて、山道特有のアップダウンが連続するところは結構走ることができた。右側に明神ダムを見ながらとにかく北上する。

Img_3166
(「堂床山西冠中間」地にある案内板。)

堂床山から西冠山まではルートマップでは3km健脚者だと65分と記載されていた。35分程度で西冠山の三叉路に到着。堂床山ほどではないが壁が2箇所くらいあった。

ルートマップに掲載されている写真の案内板が次々に現れてくるのでそれを発見するのが楽しかった。

Img_3167(ここの三叉路が西冠山?案内板には三叉路のところに×印がある)

西冠山から可部冠山まではそんなに距離はなかった。可部冠山へは何か人声が聞こえるので、あー近いな~と思っていたら、急に視界が広がって、天気もまあまあよかったので景色がきれいだった。普段、可部の街からあれが可部冠山?っておもって見ていた山の頂に立ってみると、可部の街がかすんで見えてなんだか不思議な気分になった。

Img_3168
(可部冠山の岩場から可部方面に向かって撮った。ぜひこの山に登って景色を楽しんでほしい。)

可部冠山は堂床山とは全く違い、360度見渡せる景色のいい場所だ。まだ行ったことがないが備前坊山や山なみがとても綺麗だった。可部の街はかすんでいたが太田川の川面ははっきりと見えた。可部冠山には先客が4名いた。男性3名と女性1名そのうちのおひとりが可部山岳会の森さんだった。森さんのほうから私の姿を見て、先日電話をされた人?って問われたので私が電話をしましたって何と冠山で初めて挨拶をした。なんか変な感じ。冠山の頂上で地図や本を開いていろいろと教えていただいた。感謝の極み。その後男女のカップルが可部峠の方向から登ってきた。

 私は半パン長袖にディパック、しかもシューズはトレッキングシューズではなくランシューズなので登山をする人にとっては奇異な姿に映ったに違いない。登山者の方からいろいろと質問攻めに挙句の果ては年齢まで聞かれた。

 可部冠山はちょうど昼前だったが私はお腹が減るわけでもなく先を急いだ。可部冠山から次の目的地は「可部峠」この山を登って初めての交差点だ。訳なく着いた。

Img_3169私は写真を撮ったほうから下ってきた。左は海見山のゴルフ場へ右は南原峡へ戻る。私は直進して「小掛山・中倉峠」方面へ向かう。上り口は結構急だったで、ビビッてしまった。

「可部連山トレラン」ではここを右に曲がるとショートコースで「小掛山・中倉峠」方面へ向かうとロングコースとなる。この日私は「大掛小掛別れ」まで行くつもりだったので、迷わず直進する。

 「可部峠」から「大掛小掛別れ」までは、地図によると見どころ満載。のぞき岩、展望台は2か所あるのでどんなもんだろうと楽しみだった。急な登りはそんなに続かなかった。堂床山の壁に比べたら全く大したことなかった。しばらく進むとでかい岩が現れる。。あーこれかーーー

Img_3171

(のぞき岩)
こんな高い山の上に巨大な岩があるんだ?写真ではわからないと思うのでぜひ現物を見に行ってほしい。

 私が一番楽しみにしていたスポットがここだ。可部山岳会50周年記念展望台。

Img_3172南原峡駐車場から堂床山⇒可部冠山へ時計回りに登ってきたら、自分が踏破した山の頂を確認することができる。非常に気持ちがいい。
(正面の尖った山が「可部冠山」その奥に高い山が見える「堂床山」)

さらに視線を東(左)に向けると可部冠山からも眺めた可部の街を見下ろすことができる。南向きの展望台だ。

Img_3173_2(右端に見えるのが「可部冠山」そのずーっと先に見えるのが可部の市街地。写真ではわからないのでここもご自身で行くことをお勧めする)
澄み切った天気だったら、かすみなく綺麗に見えたはずだ。

つづく・・・


可部連山トレイルランの下見・・・Part1

2013年04月01日 13時25分51秒 | トレイルラン

 昨日は「可部連山トレイルラン」のコースの下見に行った。まず、大会の実施要綱には「レース当日は水分を1L以上携行のこと。」となっていたので紙屋町のモンベルでハイドレーション(給水)のディパックを購入した。また、初めて入る山だから間違いがあってはいけないと思って可部連山のルートマップも可部公民館から調達した。それから、熊よけの鈴も・・・

 日曜日の午前9時過ぎに自宅を出発。南原峡の駐車場までは50分程度到着した。そこから堂床山にアタックを開始する。とはいっても初めてどんな山なのか不安が募る。。ルートマップを手にして無理のないように前進する。

 駐車場を出発してからは砂利というか石のごろごろした道で足場は悪い。山では当たり前だろうし、これまでこんな道はいろんなところで遭遇しているので驚くところでもなく淡々と加賀津の滝ってところまで向かう。道の傍を川が流れていたので、あー多分この川の上流に滝があるんだなという想像はしていた。すると一段と水の音が大きく聞こえてくるので、着いたなーと思った。。

Img_3161 加賀津の滝

 結論から言うと堂床山に向かう水平道はきつかった。壁のような斜面が4か所あった。もちろん走れるわけがない。のぼり口から水平道南端まで地図上は本当に一直線。実際は左右にくねっているが、確かにまっすぐ進むって感じの箇所は随所にあった。山ガールを追い抜いてすぐに一つ目の壁が出現する。ここで早めに水分補給と思ってハイドレーションを使用するもなかなかうまく給水できず立ち止まって調整をした。そうしたら山ガールが追い付いてきた。。恐るべし。。。ここのきつさを経験すればとりあえず、可部連山トレランの他の登りはそんなに苦にならないだろう。。実際のレースではここであんまり頑張りすぎると後々影響することは間違いない。

Img_3162 長い階段を越えてようやく堂床山の上り口

この登り口上がってすぐ二人の山ガール(?)に出会った。

 とにかく走れる場所はほとんどなかった水平道だが、北上するコースはほとんどアップダウンがなく走ることができた。すると下記の案内板が出現する。堂床山までの最後の登りが待ち受けていた。ここの登りは水平道に比べるとそんなに辛くはなかった。

Img_3163 水平道南端を通り越して鋭角に曲がるところに堂床山の頂上までの案内板があった。標高725mで山頂まで20分と書いてあったが、10分で着いた。

 あっけなく、堂床山山頂に着いたって印象だ。堂床山までの道のりは天気が良くてもほとんど直射日光を受けることがないので、夏練習にもいいと思う。ただ、この山頂からは景色を楽しむって場所は全くない。加賀津の滝から堂床山山頂までルートマップによると健脚者は69分となっている。わたしは40分程度かかったと思う。

Img_3165 堂床山の山頂板と西冠山・可部冠山の案内板。

 初めて登る可部連山だからルートマップ(A3)を縮小コピーし、自分のいる場所を確認しながら進行した。先週の金曜日に可部山岳会事務局の森さん(?)に電話をしていろいろと情報を仕入れていたのでよかった。本年1月にトレランの下見に出かけたランナーが遭難をしたという話。東西南北くらいは何とかわかるが、初めてのコースは何が起こるかわからない。。さらに単独走行だから事故が起きても誰にも知られずに・・・ってこともあり得る。注意が必要だ。。私自身気を付けないという気持ちが強くなっていろいろと準備を整えて山に入ったので問題はなかった。。森さんとは可部冠山で出会うことができた。。つづく。。。


可部連山トレイルラン試走の下見・・・

2013年03月31日 08時51分04秒 | トレイルラン

 6月2日に広島市安佐北区可部で初めて行われる可部連山トレイルランロングコース(22km)にエントリーしている。トレイルランは初めてなのでどうしても下見がしたくて先週自宅から舗装されている限界地点まで行ってみたが、午後3時過ぎに出かけたので周りがうす暗くなり気味悪くなって折り返して帰った。それでもガーミンによると自宅からの往復21㎞を走っていた。

 スタート地点までは自宅から約5㎞なので、実際に自宅から走ってロングコースを走ると32㎞となるが、初めてコースをしかも山道をそこまで走ることは少々難ありと考えて、本日、短いコースを走ってみることにする。

 下見コースは南原狭駐車場からいきなり最大の難所、堂床山にアタック水平距離約2㎞で500m走るというか歩く。その後可部冠山を行き、大掛小掛別れまで行き、折り返し、可部冠山登山口に戻り南原狭駐車場に帰るというルートを考えている。

 これに先立って可部山岳会の事務局に電話をして色々と尋ねてみた。私は単独走行をするので、イノシシやらクマが出たらとんでもないので、獣が出るかどうかがいちばんの気がかりだった。

とりあえず行ってくる。。

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今や貴重品とか・・可部連山ルートマップ。詳細の記載あり、写真も満載なのでたぶん道に迷うことはない。。だろう。。