スタートしてすぐにゲレンデを急激に下っていく。後ろの方がからスタートしたので、前に人がいることいること。。でもなぜか、そんなに焦ることもなく、普通のペースで走ることに専念できた。誰か知り合いいるかなーとスタート準備をしているときにプログラムを確認したけど、だーれもいなかった。。(あとで、ちょびさんがいたのがわかったが、あえなかった。。残念)
はじめて走るコースなのであまり一人にはなりなくないと思っていた。道がわからなくなるとタイムロスになるし…コースアウトしたりすると大ごとだし。。熊には会いたくないし。。。
その思いは杞憂に終わった。ゲレンデを下りきって、車道にて出て、下った分登って、山道に入った。しばらくすると、シングルトラックに入る。前も後も詰まってしまって、抜くことも出来ず、抜かれもせず、流れに任せて走る。後ろの方からでたので、比較的楽なペースだった。6Kmからダブルトラックになる。舗装されていない車道?マイペースで走る。ちょこちょこ抜いた。8.5Kmくらいで、ボランティアの人がいた。こんなところまで本当お疲れ様です。って感じ。10Km越えて、高岳についたときは視界が開けて見渡しは天気が良かったら絶景だったんだろう。。雲か霧かわかんなく、ほとんど景色を楽しむことはできなかった。ここにもボランティアの人がいたけど、ここまで来るのは大変だったに違いない。
高岳でボランティアの人に「エイドはどこですか」って尋ねたら、「20分下ったあたり」と聞いたので何か気が楽になった。もうよく覚えていないが、
ミドルコースのAループはシングルトラック多く基本的に走りやすかった。
踏み跡がしっかり残っており、道を間違えることもないと思われる。
しばらくすると、聖湖のハーフマラソンのコースと思われる車道に出る。私の前後には誰もいない。。当たり前だけど、通過順位など全く分からない。。いったい自分がどれくらいの位置にいるのか・・途中、順位をカウントしてくれる人がいてもいいと思った。

1人で走っているときのモンベルの熊鈴の音色の綺麗なこと。。。チィリーンチィリーン
18Kmを過ぎてからの下りは少々膝にこたえた。
よくトレイルランナーがひざにテーピングをしているのを見かけるが、あれは下り坂で膝の衝撃を和らげるためのものなのか?
と考えてみたりした。もしもそうならば、次からは私もテーピングをしてみようかと思う。効果があるのかどうか試してみたい。
20Kmあたりでまた公道に出た。。ここは朝、車で会場に向かう時にランナーを見かけたところだ。きつい登り坂ではあったが走れないこともない。初めは走っていたが、みんな歩いているので私もついつい流されて歩いてしまった。それから急な下り坂。。ボランティアの人が立っていて、また山道に入る。23Kmくらいか。。シングルトラックだけど、そんなに急な登り道ではない。流れに任せて、進む。
すると、沢ぞい・・(川沿い)の道を通ることに。。ここは前にランナーがいてくれてよかった。一人ではわからんかった。。丸太にかすがいを打って作った簡易の橋があちこちにあった。。滑って転ばないように用心して渡る。。ここは走るというより、歩くしかない。。ごつごつした岩場もたくさんあちこちにあった。。写真を撮るようなゆとりもなかった。。
なんとなく、沢沿いが終わると前のランナーが道を譲ってくれたので、ちょっとだけペースアップ。。前に何人ものランナーがいた。。この辺りではもう誰にも抜かされなかった。。
ガーミン920が26Km経過とアラームで知らせてくれる。たぶんキャンプ場の遊歩道にもなっているんだろう。道も広くなってきた。。ゴール地点だろうと思われるところからマイクで何やら放送しているのが聞こえてきた。。
ゴールは近い。。
スタート直後のゲレンデに戻ってきた。。係員さんがもう一度上に登ってくれとのこと。。まだ登るか・・もう、あとはルートどおりに走る(歩く?)のみ。。
最後の坂を上りきった時に見えていた前のランナーはかなり速いスピードで下って行ったので抜くのは無理だな感じた。。
感動と言うか、しんどかったわ。。27Kmの山道。。でも、怪我なく、尻もちもつかず、ゴールできて本当によかった。

結果は3時間48分12秒で総合35位だった。。(出走は男女合わせて281人だった。。。)