9月29日の白木山山系(旭山~安駄山~高鉢槍~高鉢山)縦走の悲劇話の概要は既にした。
今回は少々その時に撮った写真を交えて詳細に報告したい。
この日は朝6時30分に起床。JR芸備線下深川駅7:34発三次行にのり、志和口に08:07に着く予定だった。それがいきなり乗り遅れることに。。。ただそこのところは待ち時間をいろんな準備に充てることができたのでそれはそれでよかった。
8:25の列車に乗った時には何人ものハイカーが列車内にいた。多分ほとんど白木山に登る集団だろう。。私が座った席の前にも山ガールがいた。40分で志和口に着く。そのまえに白木山駅で案の定多くの人が下車した。私はまだまだ先で降りる予定。9時過ぎに志和口駅に着いた。
私以外にはハイカーらしき人はいなかった。わたしは予定通り、294mの低山「旭山」目指した。駅から出るとお店があったのでおばちゃんに「旭山」のことを尋ねると「知らない」とのこと。神ノ倉山や鎌倉寺山は有名らしいが低い山だけにあまり知られていないのか・・・?
出かける前にいろいろ調べてきたはずなんだがなかなか登山口がわからない。何とか高南小学校を見つけたので作業をしている人に尋ねてみると登山口はすぐに分かった。
ここから、第一の悲劇の幕開け。理由はよくわからない。低い山にもかかわらず人が通らない。この時期、蜘蛛の獲物の蛾や虫が巣に引っ掛かりやすい?こちらにとってはとても気色悪く。こがね蜘蛛の巣が顔に纏わりついたらどうだろう。。4~5回じゃない10回以上。私は目がいい方なので発見できたら迂回したりしたが、駆け足で登っているのでたくさんの蜘蛛の巣を破壊した。しょうがないから、途中から木の枝を持って蜘蛛の巣を解体しながら走った。そんなことで気が散っていたということもあるんだろう。道に迷ってしまった。道しるべの役目を果たしてくれる枝に巻かれている赤や黄色のビニールテープが見当たらない。道がない。。散々うろうろして仕方なく来た道を戻る。するといとも簡単に右に曲がる道があった。なんだよ。。。やっぱり集中して登らないと道しるべを見落としてしまう。
帰りは旭山をまっすぐ南下して妙国寺に向かう予定だ。そうすれば、JR上三田駅すぐ近くに出てくるので安駄山までの時間をかなり短縮できる。実際に旭山に登った人のHPをみてルートを確認したので楽勝と考えていた。。天気がいいので方向もばっちりわかる。。真南に下りようとすると道が全くない。。何でや???西方向から迂回するのか?みちがないない。。散々探したが道がない。。あーもー蜘蛛の巣は張って道を塞ぐし、道は迷うし。。ロスタイム多いわ。。もう来た道返ろう・・・って、時間を結構ロスしたのでできるだけ速足で下る。。
夏草がたくさん茂って地面を完全に覆っているので状況がわからない。そこへ着地するわけだから何が起きるかわからない。ここで悲劇が起きた。夏草で覆われている地面に枝が落ちいたのだろう。足が滑ってしまって尻餅をついた。そのとき、「ボキッ」って音がした。
あーーやってもうーたー捻挫だ。。結構痛かったのでやばいと思ったがとりあえず、高南小学校まで降りる。
(つづく)