モラルハラスメント・ブログ

モラルハラスメントな夫と壮絶なバトルの末離婚した二児の母のブログ☆モラハラブログリンク集もあります☆

ラスト・フレンズとDVとモラハラと、戻りたい気持ち。

2008年06月08日 14時50分35秒 | 日記
↓一人でも多くの方にモラハラを知っていただきたくて、リンクを貼りました。




ラスト・フレンズというドラマから目が離せない。
主演の長澤まさみが番組のHPで、
「精神的DVもある」と触れていたので、
もしかしたらモラハラっぽい場面も出てくるかと思っていたら、
恋人役の宗佑は、回を追うごとにDVをどんどんエスカレートさせて行き、
今となってはもう壊れた凶器のように見境がなくなってしまったので、
「見えにくい暴力」であるモラルハラスメントからは程遠くなってしまった。

けれど、
このドラマの中で、面白いというか、
よく掴んでいるなぁと思った部分がある。
長澤まさみ演ずる美知留が、
暴力彼氏である宗佑に、監禁されても暴力されても
大切なものを壊されても行動を制限されても、一旦避難しても
「また戻りたい」と思ってしまう部分だったり、
「彼には私しかいない、私には彼しかいない」と思ってしまう部分である。

電話相談を開始して、メールによる相談も増えたわけだけれど、
その中でも、辛抱に辛抱を重ねた結婚生活を経て限界を迎えて、
苦労して脱出して、さんざん揉めた上に離婚を手にした人が
「まだ彼を思ってしまう」「戻りたい」という話が後を絶たない。
今ならまだやり直せる、という気持ちや、
今の元夫とならやっていけるかも、という気持ちや、
母子家庭だったり一人暮らしだったり、
そういう暮らしから「配偶者のいる暮らし」に戻りたいという気持ち、
それが処理できなくて悩んでいる人がとても多い。

かつて自分もそういう時期があった。
「子供のために」「こんなに謝罪しているのだから」
「もしかしたら、変わってくれるかも」
「彼には私しかいない」「今ならやり直せるかも」
・・・
「馬鹿じゃないか」と思われるかもしれないけれど、
こんな風に愚痴愚痴思っている時期があった。
だから美知留が戻りたいと思うのも、
モラハラの被害者の方々が戻りたい、と相談なさるのも、
理解できてしまう。

いや、世間からすれば、経験したことの無い人であれば
「馬鹿じゃないか」と思われても仕方が無い。
それも当然のことだと思う。それが普通のリアクション。
事実、私も美知留がグラグラ揺れているところを見ると
目を覚ませよって頬を打ちたくなるのだが、
実は実際そういう間柄が長く続いていれば、
ちょっとやそっとじゃ目が覚めないこともわかってしまっている。
客観的に見れば、
暴力的な男の叫ぶ「愛」は自己愛でしかなく、
「お前が居ないと俺が都合が悪いんだ!!!」という気持ちを
手を変え品を変え表現しているだけなのである。
それを被害者は真に受けて、グラグラしてしまう。
そんな芝居にグラグラと揺れてしまっている被害者なんて
「そんなことだから、暴力男に捕まるのだ」
と笑われるだけだろう。
けれど問題はそんなに簡単じゃない。

体や心というのは、
離婚届ほどにきっぱりしたものではない。
離婚届を出したから、法的にはきっぱり他人である。
婚姻関係が法的に解消したのだから、もう配偶者を名乗ることもできない。
けれど、心はというと、
その日から綺麗さっぱり忘れられるものではない。
忘れたい忘れたいという気持ちが、もうすでに思い出させてしまう。
楽しかったことや、良かったことばかりが心を過ぎり、
過ぎるたびに打ち消すの繰り返し。
自分に「馬鹿じゃないか」と言い聞かせても、心が言うことを聞かない。

私は、それは仕方が無いことだと思っている。
それほどに、被害者というのは、
相手に心を操られていたのだから。
モラルハラスメントや、DVの男の人と生活していると、
「自分らしく」思考することや、
「自分らしく」行動することは、ことごとく否定される。
「自分」そのものも否定されて、否定した部分を切り取っては
ごそっと空き地になったそこに「俺」を植えつけていく。
それがモラルハラスメントの恐ろしい部分である。

善良で、生真面目で、優しい被害者の人が、
いけにえのように自分をちぎっては差し出し、
こんなものでよかったら、喜んでくれるなら、と
夫の笑顔のために次々と自分を無くして、
ボロボロになって行く。
羽根を抜いて夫のために反物を織り続ける鶴のように、
痩せ細っていく。
いつか自分も愛されて、いつか自分も幸せになることを夢見て、
それより誰より相手の幸せを願い、痩せ細っていく。
それだけならいい。
それだけならいいのだと思う。
彼らは奪うだけでは、けっして満足しない。
奪いとり、搾取し、抜け殻にさせるだけではなく、
怒鳴ったり、脅したりというような恐怖感や、
こちら側の持ち合わせた自己否定感を巧みに利用して、
「俺的ルール」を押し付ける。
そこに「俺の機嫌を取れ」「俺の顔色を見ろ」「俺の都合を察知しろ」
というのも含まれている。
ここが何よりやっかいなのだと思う。

「俺の機嫌を取れ」
その命令が、心のずっと深いところに、根付いてしまうと、
肉体は離れていても、心は完全にコントロールされている。
彼の思うように行動しなければならない、と思うし、
彼が気に入らないことはしてはいけない、と思うようになる。
一緒にいる時は当然尚更なんだけれど、
一緒に居ないときも、心はがんじがらめに縛られている。

「いってらっしゃい」と送り出した瞬間に、
自分に戻れるのなら、
精神が病むまで追い込まれたりしない。
「いってらっしゃい」と送り出した直後でも、
ずっと重しのように心を潰され、
見えない鎖で繋がれ、心から笑うことを禁じられ、
自分らしい言葉で話したり、自分らしく行動することを禁じられる。
そこがやっかいなのである。

そういう生活を何年も繰り返してきた女性が、
別居を経て離婚をしたところで、
はいそうですか、じゃ明日から、という具合に、
カンタンにコントロール主のことを忘れられるわけがない。
中にはそういう、はっと目が覚めてからは180度
夫のことがどうでもよくなった、という人も居るけれど、
割合はわからないが多くの人がそうやって、
「戻りたい」「忘れられない」ことに苦しんでいる。
そして、もう別れたのに、もうどうしようもないのに、と、
皆物わかりの悪い自分を責めている。

善意とはいえ自分を差し出して、献上して、
相手の機嫌を取ろうとしてしまった部分は、
自分の責任かもしれない。
本当は、人は、自分が傷ついたり、自分がなくなるほどに
自分を差し出したりしてはいけない。
人は、損得なしに誰かに何かをしてあげる気持ちがあって、
それはとても美しいし、大切なことだけれど、
自分がしんどいまでに差し出してはいけない。
自分を大切にしながら、でなければ、相手のことも大切にできない。
けれど、
差し出したあとに、
「じゃこれこれこのように俺の言いなりになれ」
という人が居て、無理矢理従わされたとしたら、
それは自分の責任ではない。
頑張って離れたあとに、
どうしてもその洗脳が抜けなかったとしても、
「俺様が不機嫌にならないようにずっと気を配れ」
という司令をずっとどこに居ても受け続けた人にとっては
全く仕方が無いことだと思う。

そこで大切なのは、
「焦らない」ことだと思う。
人の心や体というのは本当に上手くできていて、
恐怖や絶望に包まれて、ずっとそれが続いていた状況があっても、
そこから離れてしばらくすると、
そういう生生しい記憶から少しずつ開放されていく。
体の一部が強張ったり、吐きそうになったり、パニックになったり、
そういう体の症状も、
「安全地帯」に長らく居れば、少しずつ改善されていく。
生真面目で優しく、自分に厳しい被害者の人は、
「どうして自分はこうなのだろう。」
と自分を責めては苦しんでいるが、
簡単に洗脳が抜けないことに関しては、
「それは仕方が無いこと」
「焦るな自分」
「いつか忘れるし、どうでも良くなる」
と言い聞かせてほしい。
くれぐれも、せっかく逃げおおせて、戦ってきた自分を責めたり、
苦しめたりしないように。
自分を大切に朗らかに健やかに生きていれば、
いつか自然と、彼らは自分の中から自然に消えていく。
何年も経過すれば、ちっちゃな過去になる。
だからそれまで、そういうこともあるんだと、やり過ごしてほしい。

モラハラの加害者と被害者やDV加害者被害者は、
「共依存」の関係であることが多くて、
体が離れても心が離れられないことが多いのだと思う。
ラストフレンズの美知留と宗佑がそうであるように、
誰が反対しようが、誰の目から見ても間違った相手だろうが、
強く縛りあってもつれた糸は、引き離そうとすればするほど絡んで行くのだろう。

けれど、それも離れさえすれば、ずっと続くものではない。
離れても一生、モラハラ加害者やDV加害者の洗脳が抜けない人や、
アブナイ新興宗教から離れてもずっと信者でい続けられる人のほうが
圧倒的に少ないのだから。

美知留が心の安定を手に入れるために
本人や周りがどれだけの血を流すのか、
ラストフレンズはどんどんハチャメチャな展開になってきているが、
暴力シーンを見ると、フラバで心臓が止まりそうな動悸がおきたり、
怖くて吐きそうで早送りしてしまう自分を発見できたりするので、
最終回まであと2回、木曜を楽しみに待とうと思う。



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28 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです (ハル)
2008-06-08 22:07:53
まっちーさん、お久しぶりです。
覚えていますでしょうか。ハルです。

モラハラ離婚をしてから2年がたちました。
結婚期間が短く、子供もいない私ですが、
自分の過去やいろいろなことが重なり、
いまだに当時のことを「過去」のものに
できずにいます。

それでも、だいぶ元気になったのですが。

ちょうど、人生への焦り、先が見えない
不安・・・

おそらく、人生を歩んでいる人ならきっと
誰しもが抱える不安なのに、心がぽっかり
開いたような、なんともいえない孤独感。

そんなことを考えているときに、
ひさびさに出会ったまっちーさんのブログの
言葉。

今の私に必要な言葉です。
また、助けて頂きました。ありがとうございます。

焦らず、時がたつこと、そして運命を信じて
前向きに生きていきたいと思います。
返信する
たすけてください (ゆる)
2008-06-08 23:38:28
涙がとまりません。
私のせいだと思っています。
子供のために生きていこうと思っています。
だけど辛くて。
なんどもなんども
死にたいって。
でも子供を置いていけない。
子供を連れて行けない。
今主人の後姿を見ながらなきながら
ブログを見て。
なんの関心もないんです。わたしに。

わたしも五歳年上です。
わたしの人格はこの家庭にはありません。
結婚9年、家庭が作れてないなあーって
わたしのせいなんだろうと。
愛人もばれても別れてくれません。
返信する
「俺様が不機嫌にならないようにずっと気を配れ」 (りんころ)
2008-06-09 23:39:20
「俺様が不機嫌にならないようにずっと気を配れ」

まさにこれです!!まっち~さん、またまた、あなたのブログで大涙を流してしまいました。

わたしは、あなたのブログと、モラハラという言葉のおかげで、夫との決別を決心できました。決心から別居まで半年、別居から1年半、いまだに離婚は成立しません。

でもはなれて少しずつだけど、確実に元気になってきました。仕事もはじめて、人脈もできて、心から「楽しい」と感じる時間が増えて、夫のことを考えることは格段に減りました。

そんな日々でもなお、調停の場で「こんなこと言うと怒るだろうな。やめた方がいいな」「こんな風に言えば機嫌をそこなわないでいてくれるだろうか、いやそれでも怒るだろうか」「怒って怒鳴り込んできたらどうしよう」と考えている自分を自覚した瞬間、愕然としました。

「夫のご機嫌取り」プログラムはまだまだ解除できていないようですが、いつか「完全に」解放される日がくることを信じていきます。
返信する
質問 (ろんちゃ)
2008-06-14 01:48:14
はじめてコメントします。こんにちは。
少し、違った角度の話です。
被害者の知人です。

モラハラを受け続けているのも承知で、
いつも愚痴ばかり。
「ほとんどが自分が悪いから。」
会えば愚痴、愚痴、愚痴。
相手がどれだけ理不尽かを延々と語る。

たしかにドンくさい、要領が悪い、気が利かない。
そこを指摘してあげても
それを直そう、改善しようともしない。
アドバイス部分を聞く気がない。
理不尽ネタを貯めては延々と話すのが生き生きしている。

毎回、愚痴、愚痴、愚痴、ため息。
分かれることもしない。
分かれることができない言い訳ばかりを並べる。

愚痴を言うだけでアドバイスを求めてないのが
よくわかります。
「かわいそうだね。」と言ってもらいたい。

そんな知り合いの応対に疲れました。
何年も繰り返す。
私は、この人に限っては、どっちもどっちだと
思いました。
返信する
Unknown (りん)
2008-06-15 09:48:05
ろんちゃ様。

多分、6ヶ月前の私がお友達の姿だと思います。

7年間付き合った彼がモラルハラスメントの加害者でした。

幸せだったのは3ヶ月ほどで、それからはいじめられ続けて、幸せを感じることがありませんでした。

誰にも相談することができず、長い間苦しみました。

どうにもならなくなった時、信頼できる人にすべてを話してみました。

外での彼の姿は、完璧にすばらしい人だったので、信じてくれるとは思わなかったのですが。

何の否定もせず、ただ静かに聞いてくれました。
私の言うことを否定せずに聞いたくれたこと。
私は救われました。

すべてを聞いてもらった後、
彼から、離れようと思いました。

なぜかって、私は、こんなに愚痴ばかり言う人間じゃなかったし、今現在の自分自身は過去の私の中で、一番いやなやつだなって思えてしまったのです。

過去の、自分らしい自分に戻りたいと思いました。


今。私は、ありのままの自分が好きです。
モラオと付き合っていた頃の自分は、自分らしくはなく、
毎日じめじめ悩んで、愚痴愚痴していて大嫌いです。
振り返りたくもありません。

お友達も、早く気がついてほしい。
傷ついていることを話せるろんちゃさんがいることは、幸せなことだけど、愚痴ばかり言ってしまうつまらない人になってしまうこと。

返信する
戻りたくなるんですね (norisio)
2008-06-15 15:24:47
自分に嫌いな部分がある人には無理ですよ。
自分に嫌いな部分があると、自己嫌悪や自責の念に囚われ易いですからね。

モラが最も好む餌はそこでしょう。
戻ってもまた餌食になってしまいますよね。

そして自分や相手に憐憫の情を感じるようでも無理だと思います。
そんな生易しい感情で太刀打ち出来るようなものでもない。
これは戦いですから。
返信する
はじめまして (ちょろ)
2008-06-16 00:04:00
私は去年、ギャンブル依存症の主人と離婚しました。自助グループには行ってるものの度重なる嘘や逆ギレ、明らかに非常識な事を正当化しては『お前が真面目すぎるからいけない』『人間は弱いんだから仕方ない』『罪を許さない方が悪いんだ(許す許さないではなく、嘘ついたりお金を使うのは止めてくれと言っているのに)』などとこちらを責めました。46にもなって仕事を辞め、生活保護、なのに飲みに行ったりする主人。どんなにがんばってきりつめてもこのままでは子供の将来はないと思い離婚しました。今では養育費はないものの子供と二人、穏やかに暮らしています。ただ、やはり主人に投げ掛けられた言葉によってトラウマができてしまい只今回復中です。今日初めてこちらに伺い、涙が出ました。私だけじゃないって。今までなかなか理解してもらえる場所がなかったから。本当に感謝です。
返信する
戻りたいと思わなくなるために… (さくら)
2008-06-16 02:34:05
まっち~さんのブログに出会ってから、私もブログを書いてみたいと思い始めました。よかったら見てやってくださると嬉しいです。 

表題の「戻りたい気持ち」と「ろんちゃ様の質問」に関して、私なりの考えがあるんです。

モラハラを受けている人の中ではまだ、モラ夫が「私が選んだただ一人の人」なんですよ。 もちろん、この人一人だと選んで結婚するのですから…女性からしたらその決心をするのは、並大抵な事ではないのです。 そして一旦決心したら、心変わりしにくいのも女性なのね。

逆に言うと、一旦別れると思って心が離れてしまったら、スパッと別れられるのも、女性なんだと思うんです。 ただ…「私の選んだたった一人の人」という選択が解消されないまま、別居や離婚してしまうと、戻りたくなるんだと思います。

私の場合は、別居や離婚する前に、「私の選んだ唯一の男」ではなくなってしまった。。。 夫はすでに、顔を知っている男の人、私の心の中では他にもいる、その他大勢の中の一人になってしまったので…

たぶん別れる時には、淡々と別れる事になるのだろうな、と予感しています。 最初が極限で、だんだん緩んできたというDVとモラの状況も関係あると思います。

「私が選んだ唯一の男」それは自分が選んだんだから、自分で解消するしかないんですね。 殴られたから、、、ひどいことを言われたから、、、解消できる? いいえ、もっと複雑なんだと思うんです。 

私の選んだ男でなくなってしまった夫に、何を言われても、嫌な思いはするけれど、傷つかなくなってしまった私。 隣の犬が吼えているようなものかも。 同居しているから、気に障る事がたくさんあるけれど、期間限定なら、我慢できる。

皆さんはもっと大変なんだなぁ…と思います。 頑張ってモラ夫から離れられますように…心も、体も。
返信する
おっしゃるとおり! (あかね)
2008-06-17 11:30:41
いまだモラ夫と同居中ですが、
自分だけ回復してスッキリしちゃったので、
しばらくモラハラ関係のサイトから離れてフツーの暮らしをしていました。

モラハラ同盟でも管理人さんが
この「ラストフレンズ」についてふれていらっしゃって
まっち~さんと同じく、ほっとけない感から
先日自分でも記事を書きました。

私なりの感想ですが
あのドラマでDV・モラハラが正しく伝わったか、ちょっと疑問です。

話のエピソードは断片的には納得しつつ、見ていましたが
最終的に
ハラッサーは自死を選択するかが「?」です。

あんな優しいハラッサー、加害者はいないだろうと
思うのは私だけでしょうか?

まっち~さんが今回書いて下さった
「いつか忘れるし、どうでも良くなる」は本当ですね。
心底スッキリするのに2年以上かかりましたが
今はとってもラ~クな気持ちで
毎日すごしています。

あんなに夫のご機嫌とって、
奴隷のように小さくなって暮らしていたのが
嘘のようです。

失われた自分自身を再構築するのは時間はかかるけど、
ここに来て涙を流している人たちも必ず救われる日がくるので
自分を信じて前に進んでいって欲しいと思います。



返信する
涙が止まらない (ぽんた)
2008-06-22 12:10:04
はじめまして
結婚生活33年農家に嫁ぎ、厳しい姑は私の一部始終を監視、束縛、使用人扱い、夫は女遊びが切れることなくある時は女とも一緒に暮らしたいと。

こんな生活なんの望みもなく自殺未遂…未遂に終わったことで「死にそこない!!」という夫。
自分の不摂生から糖尿病になった時「おまえのせいで糖尿になったんだ!!」と。

口癖は「役立たず!! ブタ!! 嫌なら出て行け!!」 でも、子供がいた事と恋愛の末実家の両親には大反対され、結婚式にも出てもらえなかったので今さら帰るところがなく、仕事に出ることも許してもらえなかったのでお金がなかった。

夫の女癖は未だ変わらず。  
15年も同じ女と関係し、楽しい事はすべて女と。
家に帰ればいちいち細かい事まで口出し、気に入らなければ怒鳴る、そしてプイと出かける。

車の中には女との痕跡が。
私が車のCDを聞こうとすると「うるさいん
よ!!!」と怒鳴りブチッと切るくせに「テレサテン」のCDやらなにやら…

なぜ外に走るか考えたことがあるのか!!と。
外に女がいて何が悪い!そうなったのはおまえのせいだ!と。 自分は被害者だと。

口から発する言葉はこっちの頭がおかしくならない限りとてもまともとは思えない。

最近新たな相手で(女)昨日は一緒にゴルフ。
私は農家の仕事もあるけど、急に馬鹿らしくなり一日遊んできた。
ついでに夕飯も作りたくなくなり夫に「夕飯食べてきて下さい」とメール。
返事無いので「了解してますか?」と再度メール。
それでも返事ないので電話。出ない。
こっちがそのつもりでいても「いちいちメールなんかみてない!!」と怒鳴り散らすことが普通なので
「夕飯がない」ことは知らせようと思い連絡しているだけなのに 帰ってきた夫に「ご飯は?」と聞くと「食ってこいって言うからくってきたよ!」と。「だったらメール見たとか、了解とか返事ほしいよ」と言うと 「勝手にメール送りつけて 人に命令しといて返事が欲しい?!! 何様なんだ!!」と。

そしてまた例の決まり文句が…「嫌なら出てけ!!どうせこの家が嫌なんだから!」と。

私はこの家が嫌いなんじゃない! 家の仕事がイヤなんじゃない! と思い 「あんたの人間性がイヤなんだよ! 自分の感情を自分自身でコントロール出来なくて 弱いもんイジメすることでしか調整出来ない、そんな人間性がイヤなんだ!! と言い返した。

もうどうなってもいい。
子供は成長したし。
行くところがなければホームレスでも。
自分に正直に生きて行きたい。
幸せになる、なれる、と信じて結婚したけど…
でも後悔はしていない。
こんな環境を経験しなくてはならなかった私だったんだ。

あまりにも理不尽で、自分がおかしいのかと思う事ばかりの生活の中でテレビで「モラハラ」を観たとき目からウロクでした。
自分はマインドコントロールされてしまう!とも。
いつ怒鳴り、いつ機嫌が悪くなるのわからない、今、たった今まで上機嫌だったのに怒るような問題でもないのに…と思う事にホトホト疲れました。
どこに行くとも言わず出かけるなどということは家では常識(あり得ない)です。

今までいろんなこと本当に色んなことを言われ続け
友達に「あんた馬鹿じゃないの?私なら離婚だよ」と言われると自分が間違っていないという部分だけで安心、ということにして「忘れよう忘れよう」と心がけてきたところもありますが夫は「俺はこれが普通なんだ!!!」と言うので私は檻から脱出する方向に考えを決めました。

自分の想いのすべてを上手に表すことが出来ず読みにくかったとは思いますが 正直、書き込みしたいもののこれまでのどの部分から表現したらよいか、あれもこれもと思うと考えがまとまらず、表現力不足も手伝い…申し訳ありませんでした。

でもお陰様で少しスッキリしました。
ありがとうございました。

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