街歩きの4件目は、お店で焼きたての海苔を提供してくれる濱海苔店さん。
あいにく、年末はかき入れ時!!!
『今日は、本当に手が放せなくて。ごめんね。』と手元で贈答用の箱を組み立てながら答える店主さん。
それならば、、、と自由にお店を見ながら店主さんに質問が飛びます。
『日高昆布って、煮物用?それともダシ用?』
『店頭に並んでいる青海苔は、もしかしてこの季節だけのものですか?』
(店主さん)お店の日高昆布は、だしでもいけるけれど、身が厚くてやわらかいから昆布巻きやおでんでもおいしいよ。
そうそう、青海苔は今だけなんだ。風味が違うよ。
新青海苔でお澄ましにしてもおいしいし、他の海藻とあわせてサラダにしてもよさそう!!
矢継ぎ早の質問に、ついに手を止めて語ってくださる店主さん。
『海外の安い商品がたくさん入ってきているけれど、みんなは品質とか安全が気にならない?』
『安さだけでははかれない商品のよさって、わかってもらえるのかな?』
私たちは、安さだけではわからない価値を知りたいんです!!!
それぞれのよさを知って、商店街の知恵を知りつつ、上手に選びたい。
参加者が見つけたユニークな魅力の写真がこちらです。
『歴史を感じて、きっと何かを保存するための特別な棚みたい。千と千尋の神隠しに出てくる釜じいの引き出しに似ている!!』
釜じいの引き出し、、、、、、、、見えてくるので不思議です。
この引き出しは、後日奥様に伺ったところ、焼きたての海苔を保管するための専用だななんだそうです。
湿気を防ぐために特別なつくりになってるそうで、このお店を建てられた40年以上前から作り付けであるそうです。