親子で街デビュープロジェクト

親子で街デビュープロジェクトは、子育て世帯と商店街が交流することから始まる新しい消費者参加型の商店街活性化を目指します。

親子で街デビュー2011 番外編 親子と商店街がコラボして暮らしが豊かになるアイデアとは?

2011年12月31日 | @和田商店街

年の瀬も押し迫った12月26日(月)。

ひだまりクリニックをお借りして、親子で街デビュー2011の参加者・実行委員が集合しました。

 

まずは、街歩きでお世話になったお店のかたがたに、参加者が発見したお店の魅力をお伝えするために、

お手製の魅力コラージュボードを作成しました。(じゃじゃやーーん!)

年明けから杉並区和田商店街のお店に並ぶ、、、、かも?です。

若い母が気づいた魅力とお店へのメッセージにあふれています。

レイアウトも、一枚一枚こだわっています。

 

そして、『親子と商店街がコラボして暮らしが豊かになるアイデアとは?』と題してアイデア・ブレーンストーミング。

大きなことはできないけれど、小さなきっかけを重ねることで、

自分たちが少しできることで街のお役に立てたら、、、

そんな思いででたアイデアがずらり・・・・・・・・。

 

子育て中の母たちの力を、少し持ち寄ることで、形が見えそうなアイデアがたくさん。

小さなアクションをひとつでもいいからやってみる。

そこを目指して、意見交換会は終了しました!

 

ご参加いただいたみなさま

ご協力をいただいた商店会のみなさま

本業が多忙なところ街デビューに参画いただいている実行委員のみなさん

いい出会いを、ありがとうございました!!

 

それでは、よいお年を!!


親子で街デビュー2011 街歩きレポート7 和田商店街の魅力を語る意見交換会

2011年12月31日 | @和田商店街

街歩きのあとは、和田帝釈堂会議室に戻って、参加者のみなさんが写真に収めた和田商店街の魅力をシェアしました。

 

商店街のお店や人と出会って、お店の中にある知恵や力を使えるようになりたい!

和田や方南町など商店街が残っている街ってこんなにあったんだと驚いた。

 お店の敷居が低いのに見えない敷居を作っているのは、自分だったかもしれない。

 見えない仕切りをとって、これからも商店街となじんでみたい。

 買い物するだけでなく一歩踏み出して買い物すると、双方にとってプラスになる。

 お話することによって新たな発見、魅力があるので、頑張ってこんにちはと言ってみようと思う。

街の人たちにそれぞれの店が寄り添っている。品揃え、消費陳列の工夫がしている。街の人を思い考えているお店の印象。

 

街の魅力は街や人と触れ合うことから発見できる。

お客やお店という関係だけでなく、同じ街に暮らす仲間として、子育て世代と商店街がコラボするアイデアが生まれたらいい。

そんな余韻を残しながら、2011年の親子で街デビューワークショップは終了です。

 

え~!!コラボするアイデアが掘り下げ不足では!?と実行委員会の反省会。

店主さんへのお礼も、参加者の皆さんの想いが伝わるのもがいい。

 

というわけで、今年も番外編として商店街×親子がコラボしてどんなアイデアが生まれるか?アイデアミーティングを行うことになりました!(続く)

 

 


親子で街デビュー2011 街歩きレポート6 話しながらお買い物の達人になる極意 ヨシダ文具

2011年12月31日 | @和田商店街

食べ物続きで盛り上がる!!親子で街デビュー@和田商店街の街歩き。

次は、仲良し親子の店主さんが切り盛りするヨシダ文具さん。

このお店がすごいのは、子どもたちや大人の気分を盛り上げる文具の品揃え!

 

街デビューのお願いにうかがったときから、ひそかにファンだった家事のToDoリスト。

参加者の方々も早速チェックされていますね。

子育てしながらの家事。何をどれからだったっけ?と迷うときに、かわいいリストで気分をUPできるのは素敵。

 

子どものころ、文具屋さんはちびっこカルチャーの発信地ですね。

『山のような消しゴムの品揃えを見て、子ども心を思い出した』という参加者さんも。

 

お祝いや不祝儀の袋もさまざまな形がそろっている発見もありました。

 

個人のお店に入りにくい~!と思う参加者に店主さんから、上手なお店の入り方・使い方のミニレクチャーがありました。

『何があるかな?って、見るだけのときはね。「見せてくださいね~」って一声かけてくれたらいいの。』

そうしたら、お店の人は探し物かな?って思うから、自由にみていただけるようにするのよ。

品揃え多いときは、欲しいものを探すのが大変かも。

実は、お店に並んでいる倍の量をストックしているから、お店に並んでいなくても売っているものはあるのよ。

そんなときは、『こんなものを探しているんですけれど~』っていってくれたら、倉庫まで探してご提案できるわ。

お店の知識や力を上手に利用して、いいお買い物をしてね!

 

うーーん。知り合ってお互いの力を上手に生かすって、お買い物だけでなくて他でも必要なスキルかも?

次からは、「見せてください!」「探しています!」で、納得のお買い物をしますね。


親子で街デビュー2011 街歩きレポート5 語らずにはいられない!こだわりの濱海苔店

2011年12月31日 | @和田商店街

街歩きの4件目は、お店で焼きたての海苔を提供してくれる濱海苔店さん。

 

あいにく、年末はかき入れ時!!!

今日は、本当に手が放せなくて。ごめんね。』と手元で贈答用の箱を組み立てながら答える店主さん。

それならば、、、と自由にお店を見ながら店主さんに質問が飛びます。


『日高昆布って、煮物用?それともダシ用?』

『店頭に並んでいる青海苔は、もしかしてこの季節だけのものですか?』

(店主さん)お店の日高昆布は、だしでもいけるけれど、身が厚くてやわらかいから昆布巻きやおでんでもおいしいよ。

       そうそう、青海苔は今だけなんだ。風味が違うよ。

新青海苔でお澄ましにしてもおいしいし、他の海藻とあわせてサラダにしてもよさそう!!

 

矢継ぎ早の質問に、ついに手を止めて語ってくださる店主さん。

『海外の安い商品がたくさん入ってきているけれど、みんなは品質とか安全が気にならない?』

『安さだけでははかれない商品のよさって、わかってもらえるのかな?』

私たちは、安さだけではわからない価値を知りたいんです!!!

それぞれのよさを知って、商店街の知恵を知りつつ、上手に選びたい。

 

参加者が見つけたユニークな魅力の写真がこちらです。

歴史を感じて、きっと何かを保存するための特別な棚みたい。千と千尋の神隠しに出てくる釜じいの引き出しに似ている!!

釜じいの引き出し、、、、、、、、見えてくるので不思議です。

この引き出しは、後日奥様に伺ったところ、焼きたての海苔を保管するための専用だななんだそうです。

湿気を防ぐために特別なつくりになってるそうで、このお店を建てられた40年以上前から作り付けであるそうです。


親子で街デビュー2011 街歩きレポート4 作り手の想いのこもったお惣菜 川上屋

2011年12月31日 | @和田商店街

親子で街デビュー@和田商店街の街歩き。

三件目は、お魚とお惣菜を扱って50年の川上屋さん。

お店に並ぶたくさんの手作りお惣菜と、自家製の干物、朝一番に築地で仕入れたピカピカの魚たち。

 

今年は、自家製干物を作るために秋刀魚の開きを見せていただきました!

仕入れたばかりの新鮮な秋刀魚をお店でひとつひとつ開き、屋上で天日干しをしています。

なんと一匹30円でお魚を焼くサービスもあります。

街デビューした母たちは、時間指定で干物を注文。

用事を終えたところで熱々を持ち帰って晩御飯にできる。

商店街は、親子にとって第二の台所。

 

お店に並ぶたくさんの手作りお惣菜。

50年の蓄積で『お客さんの好みも顔もわかっている』から、売れ残りはない!そうです。

曜日代わりでさまざまな味が楽しめます。

『お惣菜って、買うことに罪悪感を感じていたけれど、(心がこもって顔が見える)想いと一緒に買えることは豊か』

 

さてさて、お正月が近いということでお店には新巻鮭が並んでいました!

『これもすぐになくなっちゃうんだよ』

え~!!スタッフ西本。今年こそは新巻鮭を買いたかったのに買い逃しました。(トホホ)

 

ロールキャベツのお惣菜をみんなで試食。

じんわり煮込んだおふくろの味。あ~寒さがしみる今が一番おいしい。

街歩き終了後にお店に伺ったら『ロールキャベツはすぐに売り切れちゃったよ!』とにこにこ顔の店主さん。

うーーーーん、また買いそびれた!!

 

作り手のこだわりや想いを、顔を見ながら買えるお店。

親子だけでなく、地域のみんなが長く残って欲しい!と思っています。