Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

多言語対応とパスワード入力時の問題

2009-08-02 11:19:16 | Mac のソフトウェア

Mac は、言語のサポートがよく出来ていて、いろいろな言語の文字を簡単に入力することができます。システム環境設定の「言語環境」の「入力メニュー」タブを開けば、入力メニューに載せる言語を自由に選択できます。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)

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しかし・・・ 問題がないわけでは・・・ ありません・・・

たとえば、Italian や French、German などで入力するとき、キーボードの配置が少し変わります。Italian の場合ですと、ZとWが入れ替わり、MがLの右隣になります。French や German でも、キーボードの配置が少し変わります。

その状態のまま、スリープもしくはスクリーンセーバー状態になったとします。セキュリティ設定で、スリープもしくはスクリーンセーバー状態から復帰するときパスワード入力を要求するようにしている場合、バスワード入力時のキー配置は、入力メニューの状態(Italian、French、German 等)によって決まります。

パスワード入力時に、入力メニューの設定状態の確認は出来ない(画面に表示されていない)ので、「名前」のほうにカーソルを動かして、キーから入力される文字を表示させて確認するか、入力メニューに入れてある全てのパターンでパスワードの入力を試すことになります・・・

パスワード入力時に、入力メニューの切り替えは出来ないようです。 Command + Space でも、Option + Command + Space でも、入力メニューの切り替えは出来ませんでした。

そこで、あまりテストされていないかもしれない、と思われる組合せも試してみました。

French と Polish を入力メニューに入れ、スクリーンセーバーを起動し、復帰させてみました。Polish の場合、ZとYが入れ替わるのですが、パスワード入力時のキーボード配置は French になっていました。Polish に切り替える前の状態が、French であっても、英字であっても、パスワード入力時のキーボード配置は French でした。

複数の言語環境を入力メニューに入れて使う場合、パスワード入力の際にトラブルが生じるかもしれない、ということには、気をつけておいたほうがよさそうです。


ソフトウェア・アップデートの問題

2009-08-02 10:05:09 | Mac のソフトウェア

Mac のソフトウェア・アップデートは、定期的に更新があるかないかを確認し、更新がある場合は、その旨、メッセージを表示してくれるわけですが・・・

更新の内容によって、更新後に再起動が必要な場合があります。その場合は、こんなメッセージが表示されます。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)

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素直に「インストールして再起動」をクリックすると、パスワードの入力を促されます。

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すると、「再起動を今するかどうか」尋ねられます。

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素直に「再起動」をクリックします。
Leopard の動作としては、いったん Finder を閉じ、アップデートパッケージのインストールの経過を示すウィンドウが表示されて、再起動するはず・・・ なのですが、インストールの経過を示すウィンドウが表示されることなく再起動し、何事もなかったかのように立ち上がります。

「?」と思い、システム環境設定で、ソフトウェア・アップデートのログを確認してみますと、やはり何もインストールされていません。

ソフトウェア・アップデートによる再起動の場合、再起動から Finder が表示されるまでの時間は、通常の起動から Finder が表示されるまでの時間より、かなり長く感じられるものですが、この時間だけは、ソフトウェアアップデートによる再起動に相応しい時間の長さが感じられました。でも、何もインストールされていないのです。

アップルメニュー(画面左上のアップルマーク)から、「ソフトウェア・アップデート...」を選択して、ソフトウェア・アップデートを行えば、期待通りに、アップデートパッケージのインストールの経過を示すウィンドウが表示され、無事にアップデートされますので、問題というほどの問題ではないのだろうと思います。

なお、ソフトウェア・アップデートによる定期的な更新の有無の確認により、「インストールしますか?」というメッセージが出た場合でも、再起動をしなくてもよい更新の場合であれば、期待通りにアップデートパッケージのインストールが行われます。

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こんなメッセージが出たときは、問題なくインストールが行われます。