ちょっと使ってみていて、以下のことに気がつきました。
1.音量
起動時の「じゃ~ん」という音の大きさは、その前のシステム終了時の音量になっているようですが、OSが起動してデスクトップが表示されると、必ず消音状態になっています。
基本的に消音状態で使っている私には有り難い動きなのですが、起動時に消音状態にするかしないかは、選択できるようになっていると便利ではないかと思います。今まで見た限りでは、そういう選択が出来るようにはなっていないようです。
2.デスクトップ上のアイコン
時と場合によって、起動時に並べ替えられてしまうようです。これも、今まで見た限りでは、自動的に並べ替えるか否かを選択できるようにはなっていないようです。
3.64ビットカーネルへの切り替え
MacBook (Unibody) は、64ビットカーネルへの切り替えが出来ないらしいという話を「マイコミジャーナル」の記事で読みました。実際に、私の MacBook (Unibody) では、キーボードの「6」と「4」を押しながら起動するという操作を何度やってみても、切り替わりませんでした。もっとも、今のところ、VMware Fusion は 32ビットカーネルでなければ動かないとのことなので、VMware Fusion が無ければ困る私としては、当分64ビットカーネルを使うことはないのですが、切り替えられないのは少し残念な感じがします。
4.ログイン画面の出るタイミング
Mac OS X 10.5 (Leopard) のときは、電源を入れてログイン画面が出ても、すぐにパスワードを入れられる状態にはなっておらず、パスワード入力を受け付けられる状態になるまで、数秒待たされたものでしたが、Snow Leopard では、ログイン画面が出た段階で、パスワードを入れられるようになっています。
5.パフォーマンス
Snow Leopard にしてから、全体的に、動作が軽くなったように感じます。Intel Mac が出たころ、Intel CPU のほうが速いということになっていましたが、Intel Mac 発売開始当時の MacBook Pro ですと、当時使っていた PowerBook G4 のほうが軽く感じられたことを記憶しています。もっとも、当時はアプリケーションが Rosetta 上で動いていたということも考えなければなりませんが、OSに付属のアプリでも、特別に速くなったようには感じなかったものです。
その後、Intel Mac に搭載されている CPU が速くなり、メモリアクセスも高速化されて、ようやく軽く動くように感じられはじめましたが、Mac OS X 10.5 (Leopard) は、時々レスポンスが悪くなることがあると感じていました。
Snow Leopard にアップグレードして、まだ2日しか経っていないのですが、ぐっと軽くなったように感じています。
*** 変更履歴 ***
2009/08/30
起動時にデスクトップ上のアイコンを整列させるかどうかという点ですが、アイコンの数が多いときに限るようです。整列させるか否かを決める基準が、Leopard と Snow Leopard では少し違っているようにも思われますが、厳密に調べてみたわけではないので、よく分からない、というのが実情です。
2009/09/17
起動時にデスクトップ上のアイコンを整列させるかどうかという点ですが、デスクトップをアイコンだらけにすると、整列させないようです。どういう条件で並べ替えてしまうのか、よく分からなくなってきてしまいました。