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Windows環境との互換性[1]:OS標準機能

2009-03-13 19:56:50 | Mac のソフトウェア

Windows から Mac に移行するとき、Mac ユーザーは、「大丈夫だよ」と言ってくれるのですが、何がどのように大丈夫なのか、よくわからなかったものです。

Mac OS の標準機能としては、以下のものがあります。

(1)PDF の読み書き
 プレビューというアプリケーションが OSに付属していて、これで PDF ファイルを見ることが出来ます。Mac版の Adobe Reader も無料でダウンロードできますが、通常、インストールする必要は無いと思います。
 また、PDFファイルを作成する機能も標準搭載です。Wordなどのアプリケーションから、「印刷」メニューに入り、そこで「PDFの作成」をすることができます。暗号化したPDF(読むときにパスワードを要求するPDF)を作成することも出来ます。

(2)音楽CD再生
 音楽CDを入れると、iTunes が立ち上がって、再生することができます。

(3)DVD再生
 DVDを入れると、DVDプレーヤというアプリケーションが立ち上がり、フルスクリーンで再生を開始します。ウィンドウでの再生も可能です。

(4)CD/DVD 書き込み
 CDやDVDにデータを書き込むことは、OS標準の機能で出来ます。音楽CDの書き込みは iTunes で出来ます。新品の Mac を購入した場合には、iWork も入っているので、iDVD というアプリケーションを使って DVD の作成も出来ます。

 いずれも、Mac 購入時の状態、もしくは Mac OS X インストール直後の状態で、動くようになっている機能です。

 新品の Mac 購入時の状態ですと、iLife が付属していますので、他のソフトウェアをインストールすることなく、以下のようなことも出来ます。

(5)デジタルカメラからの写真の取り込み
 USBで接続すれば、iPhoto が立ち上がって、写真を読み込むことが出来ます。iPhoto でも、写真の加工が出来ます。トリミング、色調の調整なども出来ますので、Word や PowerPoint に貼付ける写真を用意する程度の作業であれば、iPhoto で十分に対応できます。

(6)デジタルビデオからの動画の取り込み
 MiniDV を使ったデジタルビデオカメラの場合、FireWire で接続すれば、iMovie で Mac に取り込むことが出来、QuickTime 用に書き出したりすることができます。(さらに iDVD を使えば、iMovie で作ったビデオプロジェクトを用いて DVD を作ることが出来るそうですが、これはやってみたことがありません。)
 HDD/メモリカードを使ったデジタルビデオカメラの場合は、USBで接続すれば iMovie で Mac に取り込むことが出来るそうです。(そのようなデジタルビデオカメラを持っていないので、動作の確認をしたことはありません。)

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更新記録
2009/04/01 (1)に、PDFの書き込みに関する記述を追加。
       (4)(5)(6)を追加。