Macで楽しくお仕事

Macを仕事で使う際のメリットや問題点と解決法

Solaris 10 インストール[4]:ネットワーク再設定

2009-09-27 09:23:25 | VMware Fusion

VMware Tools のインストール後、sys-unconfig コマンドを使い、ネットワーク環境の再設定を行います。これでネットワークに繋がるようになります。

1.コマンド入力
 端末エミュレータを開き、

 # sys-unconfig

と入力します。(画面のイメージをクリックすると、拡大表示されます。)
1sysunconfig
 「y」キーを押し、次に進みます。

2.再起動待ち
 なぜかスクリーンセーバーが動き出すのですが、黙って待ちます。
21screen_saver
 静かに待っていると、懐かしい(?)画面が表示されます。
22return_to_console
 かなり待たされる感じがしますが、静かに待っていると、2行のメッセージが表示されます。
23shutting_down_2
 辛抱強く待ちます。

3.再起動
31ready_to_reboot
 「Press any key to reboot.」と表示されたら、何かキーを叩きます。(習慣というのは恐ろしいもので、私の場合、必ず Return キーを叩いてしまいます。)
 一瞬、「Resetting...」というメッセージが表示されてから、再起動します。
32resetting
 再起動すると、いつもの GNU GRUB の画面が表示されます。
33gnu_grub
 Return キーを叩くか、10秒待つと、次に進みます。
34rebooted
 Hostname が unknown に変わっています。静かに待ちます。

4.言語の選択
4language
 素直に日本語を選びます。「1」を押し、Return キーを叩きます。

5.ロケールの選択
5locale
 UTF-8 を選んでおきます。「3」を押し、Return キーを叩きます。

6.キーボードレイアウトの指定
61keyboard_layout
 Solaris 10 をインストールしたときと同じ操作になります。US キーボードを使っている場合は US-English、日本語キーボードを使っている場合は Japanese を選び、F2 を押して次に進みます。すると画面の背景が黒く変わります。
62wait
 この状態で、しばらく待たされます。静かに待っていると、次の画面に進みます。

7.ネットワーク接続
7network_connectivity
 今度はデフォルト通り「Yes」で良いので、F2 を押して、次に進みます。

8.DHCP
8dhcp_for_e000g0
 DHCP を使うか否かは、Solaris 10 を動かす環境によるわけですが、ここでは、DHCP を使う場合についての手順を記します。上矢印キーを押し、Return キー(もしくはスペースキー)を叩いて「Yes」に切り替えてから、F2 を押して、次に進みます。

9.IPv6
91ipv6_for_e1000g0
 デフォルト通り「No」で構いませんので、F2 を押して、次に進むと、確認の画面が出ます。
102confirmation
 設定内容を確認し、間違いがなければ F2 を押して、次に進みます。
93just_a_moment
 「Just a moment...」と表示され、少し待っていると、次の画面に進みます。

10.Kerberos セキュリティサービス
101configure_security_policy
 使わないので、デフォルト通り「No」を選択した状態で、F2 を押して、次に進むと、確認の画面が出ます。
102confirmation_2
 設定内容を確認し、間違いがなければ F2 を押します。一瞬、画面が黒くなりますが、すぐに次の画面に進みます。

11.ネームサービス
111name_service
 DHCP を使う場合は「None」を選択し、F2 を押して次に進みます。
112confirmation
 設定内容を確認し、間違いがなければ F2 を押して次に進みます。

12.NFSv4 Domain Name
121nfsv4
 デフォルトのままで OK ですので、 F2 を押して、次に進むと、確認の画面が出ます。
122confirmation
 設定内容を確認し、間違いがなければ F2 を叩きます。

13.タイムゾーン
13time_zone
 Solaris 10 をインストールしたときと同様に「Asia」を選び、F2 を押します。

14.国名
14country_or_region
 Solaris 10 をインストールしたときと同様に、「Japan」を選び、F2 を押します。

15.Date and Time
151date_and_time
 画面の真ん中に、謎の WARNING が出ますが、気にせずに F2 を叩き、次に進みます。
152confirmation
 タイムゾーンの設定を確認し、F2 を押して、次に進みます。

16.パスワード
16root_password
 Solaris 10 をインストールのときと同様に、ユーザーID「root」のパスワードを2回入力し、F2 を押します。

17.再起動
 黒い画面になります。静かに待ちます。
171shutting_down
 「Rebooting...」と表示され、再起動します。
172about_to_reboot
 再起動すると、いつもの GNU GRUB の画面が表示されます。
173gnu_grub
 Hostname は unknown です。
174booting_up
 ログイン画面が表示されます。
175log_in

 ユーザーID「root」 を入れ、パスワードを入れます。

18.ネットワーク接続の確認
 立ち上がったら、Firefox を動かしてみて、ネットワークへの接続が出来ていることを確認します。
18firefox

***** 参考 *****

1.ネットワーク接続をブリッジにしている場合、VMware Tools インストール後、端末エミュレータが立ち上がらなくなってしまいます。この場合、コンソールログインをすることにより、sys-unconfig を実行することが出来ます。(あまりお勧めは出来ませんが・・・)

 まず、ログイン画面の「オプション」から、「コマンド行ログイン」を選びます。

81start_up_option

 すると、コンソールが表示されます。
820console
 Return キーを叩くと、ユーザーIDの入力を促す表示が出ます。
821press_enter

 ユーザーID「root」とパスワードを入れて、ログインします。
830log_in
 このとき、タイミングによっては、以下のように、ごちゃごちゃとメッセージが表示されることがありますが、気にする必要はありません。
831dont_worry
 ログインしたら、sys-unconfig コマンドを叩き込めばよさそう・・・ですが、このままですと、sys-unconfig コマンドが出すメッセージは日本語なのに、コンソールは英語しか表示できないので、文字化けしてしまいます。そこで、言語を英語に切り替えます。

 # LANG=C
 # export LANG

と入力すれば、英語に切り替わります。
84change_to_english_mode
 ここでも、タイミングによっては、以下のように、ごちゃごちゃとメッセージが表示されることがありますが、気にする必要はありません。「???」と思ったときには、とりあえず Return キーを叩けば、行の頭に「#」が表示されます。
841dont_worry

 sys-unconfig コマンドを打ち込みます。
850sysunconfig
 このまま実行するかどうか、尋ねられますので、素直に「y」を押し、Return キーを叩きます。
860reboot_or_not
 再起動の処理が始まります。
862reboot
 「Press any key to reboot」とのことですので、何かキーを叩きます。(私は、なぜか必ず Return キーを叩いてしまいます。)

 再起動のあとは、上記の「4.言語の設定」に進みます。その後の動きは全く同じです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。