LIFE is PHOTO Masa Takahashi

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鏡川は美しい

2015年02月23日 | 動画 movie

 

高知市を流れる鏡川を空から撮りました。
 

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赤い彗星

2015年02月16日 | 旅行

地吹雪の舞う南会津の大地。
雪が世界から色を消し去ったような白墨の世界を、
赤い閃光が突如、切り裂いた。
 

雪煙を上げなら突き進む会津鉄道の列車に、
「赤い彗星」と名付けたくなった。

吹雪が収まった湯野上温泉駅では、
列車の前にたまった雪を、職員総出で取り払っていた。

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一晩で景色は一変した

2015年02月15日 | 旅行

尾瀬への玄関口として知られる檜枝岐村。
南会津町から雪道を走らせ、村の中心部に到着すると、
路傍に立つ六地蔵が迎えてくれた。
綺麗に掃き清められた地蔵の周辺は、
地元の人が丁寧に雪をかき、大切に守ってきた様子がうかがえる。

夜の間中、雪が降り続けた翌朝。
景色は一変していた。

六地蔵は、一夜にして深い雪の中へ。
この日は、一晩で56センチの積雪があった。 

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溢れ出すおもてなしの心

2015年02月12日 | 旅行

こんな贅沢な宿はない。

国と登録文化財に指定された歴史と格式のある木造建造物。
郷土の伝統を守りながらも、創意工夫されたお料理。
そして、丁寧で心温まるおもてなしの精神。
会津東山温泉に、旅館向滝あり。

昨夜、雪灯籠を撮ろうとして、高価なPLフィルターを、あろうことか池に落としてしまった。たまたま写真を撮っていた番頭さんの1人が、「あとで拾いますので」とおっしゃる。しかし氷点下の外気。真っ暗な中庭の池。拾うことは容易でない。こちらは申し訳なくて、名前も名乗らず、顔も見せず、部屋に戻った。

美味しい料理に舌鼓を打っていると、受付の女性が部屋に来られて、「こちらのフィルターは、お客様のではないでしょうか?」と、盆にフィルターを載せて持ってこられた。
まさしく落としたフィルター。しかもよく見ると、レンズ面はピカピカに磨かれていた。
後から他の番頭さんにお聴きしたら、昨夜写真を撮られていたのも、池の中からフィルターを見つけ出してくれたのも、社長ご自身とのこと。

この逸話もさることながら、どの番頭さんも中居さんも、ただ礼儀正しいだけというのではなく、仕事に、向滝に、誇りを持って働いている。
料理や建物やおもてなしを褒めたり、質問したりすると、とても嬉しそうに、丁寧にお話をして下さる。しかも、長すぎず、短すぎず、何かをしながら返答ということをせず、他の動きを止めてこちらに正対してお答えして下さる。

源泉掛け流しのお風呂から、お湯が溢れ出すように、番頭さんから、中居さんから、社長ご自身から、おもてなしの心が、溢れ出していた。



会津東山温泉向滝

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薄ぼんやりと・・・

2015年02月11日 | 旅行

吹雪の会津盆地。ホワイトアウト寸前。
遥か向こうに、薄ぼんやりと、果樹園が浮かんでは、消えた。 

太陽が力を振り絞って、地上に光をもたらそうとするも、
一瞬にして、厚い冬の雲に力負けしてしまう。
大きなお社の伊佐須美神社の境内では、
とうの昔に落葉してしまった広葉樹の枝に、
雪の花が咲き乱れていた。

 

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in a silence 2015 ~snow art~

2015年02月09日 | 写真

雪はアートだ。
冬の朝。
太陽の光が、雪のキャンバスに描く絵には物語がある。

人には決して作れない造形物。
空想の生き物たちが、森の中で宴を開いているようだ。 

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光を与えると宝石のように輝く

2015年02月09日 | 旅行


降り積もる時、雪は色を発しない、モノクロームの世界を作る。
太陽の光が当たると、途端に高価な宝石のように輝く。

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西に沈み東に昇る

2015年02月08日 | 旅行

福島県と栃木県との県境の森。
西の空には沈みゆく月。

雑木林は、昇ってきた太陽にほんのりと赤く染まり、
月は最後の力を振り絞り存在を誇示しようとしていた。

180度反対を振り向くと、地平線から顔を出したばかりの太陽。
世界を真っ赤に染めながら、太陽は昇る。
月は、その勢いに押されるように、西の空に消えていった。  


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in a silence 2015 ~gradationの世界~

2015年02月07日 | 旅行

濃紺から薄い赤色に変わる朝の一瞬の出来事。
福島県只見町の伊南川は霧の名所でもある。
日の出前の数分だけ現れる神秘的な現象だった。 


まだ太陽が昇る前、世界から色が消えた。
水墨画を見るようだった。 


ようやく昇った太陽も、濃霧に遮られ、光は届かなかった。

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ただいまと言いたくなる宿

2015年02月06日 | 旅行

ガラガラと雪よけの扉を開きながら、「ただいま!」と言いそうになる宿に出会った。
福島県昭和村にある「 やすらぎの宿 とまり木」がそうだ。

山の幸がふんだんい入った晩御飯がまた美味しい。手料理がたまらない贅沢さ。

2日から福島県内に泊まっているが、とまり木の料理が一番うまかった。

「やすらぎの宿 とまり木」

福島県大沼郡昭和村大字大芦字大向4478

Tel. 0241-57-3110

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満月の夕

2015年02月04日 | 旅行

奥会津を流れる伊南川の向こうに、
満月が昇る。

「ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
  ヤサホーヤ 焚火を囲む 吐く息の白さが踊る

   解き放て 生命で笑え 満月の夕」 

中川敬と山口洋が、阪神・淡路大震災の時、被災地で作詞作曲した
「満月の夕」が、脳内でリフレインしていた。 

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雪と暮らしと鉄道と

2015年02月04日 | 旅行

朝と夕だけ雲が途切れ、かすかに太陽の光が差し込む。
始発列車が雪の中を進む。


会津中川駅でお会いした女性は、去り際にご丁寧に会釈して、列車に乗った。

台風による豪雨で只見線は、会津川口駅と只見駅間は不通となっている。
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in a silence 2015

2015年02月03日 | 写真



「沼沢湖のヒメマスがうちの名物だったんだけど、出せなくなってねぇ」と、昨夜泊まった民宿の老女将が話していた。
金山町の沼沢湖名産のヒメマスは、3年連続禁漁になった。理由は、100ベクレルを超えるセシウムが検出され続けているから。
「鮎は大丈夫って言われてるけど、なんか、お客さんには出したくなくってねぇ、悪いけんど今日のは養殖なんだよ、申し訳ないねぇ」



今年はいつになく豪雪らしい。その降り積もった雪の上を、生き物たちは自由に駆け回る。

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だらー!な夜

2015年02月02日 | 旅行


会津に向かう途中、金沢に寄り道。
偶然入った寿司屋「鮨一」で、「俺の美しいち◯ぽ見る?」と言いながら、やたらとズボンを降ろそうとする金沢在住30年のイギリス人と、「この、だらー!」と連呼する元出版社社長にご一緒に。
未だ飲み屋を見つける嗅覚は衰えず。
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